アレルギーかな!?と思ったらオススメの3つの検査方法

valelopardo / Pixabay

突然の目のかゆみや鼻がムズムズする、 腕が痒くなってきたなどの症状が頻繁に起こることがあります。

自分の症状がアレルギーかどうかが、 わからないという声もよく聞きます。

実は日常茶飯事だと思っていることが、 アレルギーだったということもあります。

アレルギーは、 症状の複雑さ、重症度、徴候の点で、 種類がそれぞれ異なります。

症状は目のかゆみから湿疹、鼻炎、結膜炎、 気管支収縮、嘔吐、下痢まで様々です。

また原因も主には、 1.食物系 2.動物系 3.ダニ、ハウスダスト系 4.環境要因系など様々です。

症状が気になる人はまずは原因となる、 アレルゲンを検査などで特定していき、 対策をしていきましょう。

今回はアレルギーの特徴と原因の詳細、3つの有効なアレルギーの検査方法を ご紹介していきます。

 

1.アレルギーの定義

アレルギーとは免疫反応が特定の抗原に対して、 過剰に起こる状態をいいます。

現代では3人に1人は、アレルギー体質と言われています。

症状は様々な原因により起こるため、 各自に合った対策が必要です。

またアレルギー疾患の種類としては、 アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、 アレルギー性結膜炎、アレルギー性胃腸炎、気管支炎、 小児喘息、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹などがあります。

最近では柑橘類の匂いやガムなどの香料で、 喘息や顔面紅潮になる例も報告されています。

また、アレルギー症状を引き起こす原因となるのもを アレルゲンと呼んでいます。

具体的な症状としては、 例えば食物アレルギーであれば、皮膚症状はかゆみ、蕁麻疹、湿疹などがあり、 粘膜症状であれば、眼粘膜充血、かゆみ、涙腺、 消化器症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛として現れます。

さらに呼吸器系症状として、 吐き気、喘息、呼吸困難、全身症状としてもアナフィラキシー症状(脈が速くなること)、 血圧低下、ぐったりする、意識障害も起こることがあります。

また金属アレルギーであれば、 多くは皮膚に現れます。

金属イオンが体内に入ってしまい、 肌にかゆみや湿疹が起こることがあります。

歯科金属によってアレルギーを引き起こし、口内の粘膜が荒れたり、 舌にまだら模様ができたりすることもあり、 味覚に支障が出るケースもあります。

歯科金属は唾液で溶けて体内に入り、 手足に水疱や湿疹として現れることもあるので、 注意が必要です。

金属アレルギーであれば、 セラミックに変えるなどの対策が必要です。

 

アレルギーの原因6大説

1.衛生仮説

現代の衛生的な環境により、 細菌感染や寄生虫感染が著しく減少しましたが、 一方で乳幼児期にこれらの感染症にかかることが正常な発達を助けていて、 アレルギーになるリスクを下げていたのではないかという説です。

不潔にしていれば良いのかと言うわけではなりませんが、 過剰な予防接種や抗菌剤の使用は、 かえってアレルギーになるのではないか?という説です。

2.食生活の欧米化、食品添加物

ファーストフードを始め、 コンビニ食など動物性脂肪やたんぱく質を多く摂取することによって、 アレルギーを引き起こすアラドキン酸を摂取する 機会が増えたことが原因ではないかという説です。

またインスタント食品に含まれる食品添加物が原因で、 アレルギー疾患が増えたのではないかとも言われています。

 

3.遺伝

両親がアレルギー疾患があると、 子供も発症する割合が多いと言われていますが、 必ずしもというわけではありません。

外的要因と組み合わさって、 発症率が高まるといわれています。

 

4.大気汚染とアレルギー

自動車の排気ガス、タバコの煙、花粉や黄砂などが原因で、 呼吸の度に気道が刺激され、 呼吸器系のアレルギーにかかる可能性が高まったことが、 原因ではないかといわれています。

 

5.化学物質の刺激

衣類や洗剤に含まれる化学物質が静電気を帯びて、 過敏症になってしまうケースです。

 

6.ストレス

ストレスがあると身体のホルモンバランスが崩れて、 アレルギー反応が起こりやすくなると言われています。

また補足として、 湿疹や皮膚の乾燥、皮膚の痒み、じんましん、発疹の場合は、原因は食物、家ダニ、ペット 猫犬、モルモット、ウサギと言われており、 湿疹は肌本来が持つバリア機能が破壊され、 さらにアレルゲンに対する過敏性も高まるといわれています。

また小児の湿疹は、 後に鼻炎や喘息を発症するリスクも伴います。

湿疹は大人や子供両方に見られる症状です。

湿疹の治療は難しく、有効な治療法はありませんが、 ローションの使用が重要だと言われています。

医師による的確、 有効な対策を立てることが重要です。

さらに花粉系の原因としては、 大きく3つに分類されます。

樹木、イネ科、雑草です。

各々10種類以上のアレルギーを 検査できると言われています。

それぞれ時期によって飛ぶ時期が違うのが特長です。

またカビやバイ菌類もアレルギーの原因になると言われています。

大きくは空中真菌、ヒト寄生菌に大別されます。

果物、野菜、豆類でも症状が出る人もいます。

 

 

2.アレルギーの代表的な3つの検査方法

アレルギー検査は様々な種類がありますが、 大きく分けて、1.血液検査 2.皮膚検査、3.負荷試験の3つです。

ここでは代表的な3つの検査方法と、 その他の検査方法をご紹介します。

検査方法、費用は各診療所によって異なります。

検査を受ける場所ですが、 アレルギー検査を受けられる科は意外に多いです。

内科、耳鼻科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科などです。

アレルギー科でももちろん可能ですが数が少ないので、 無理をして探す必要はないです。

どの科で検査を受けるのかは、 症状に合わせて受けるのが良いでしょう。

鼻づまり、鼻水なら耳鼻咽喉科、目のかゆみなら眼科、 皮膚のかゆみや荒れであれば皮膚科に問い合わせましょう。

費用ですが、保険適用の場合は、 血液検査で1000円から4000円程度。

皮膚検査でも同等ですが検査の種類や数によって金額が違ってきますし、 アレルギー症状が見られない場合で検査を受けると、 保険適用外になるケースもあります。

また自宅で行う検査キットも、インターネットなどで購入可能です。

自宅で簡単に採血ができ、 指定の医療機関に郵送し検査結果を教えてもらう方法です。

96種類の食物アレルギー検査キットや花粉用の検査キット、 犬猫、ハウスダスト用のものも販売されています。

 

2-1.血液検査

代表的な検査が指先から採血をしていく lgE抗体検査でIgEというタンパク質を介した抗体が、 体の中にあるかどうかを調べるためのものです。

検査ではこのlgE抗体の量を調べていきます。

検査の見方としては、 5段階から6段階で判断する場合が多く、0.35〜100までのRAST値という数値で分類します。

0.35以下であれば、抗体の無い健常者になり、 数値が高いほどアレルギー体質度合いが、 高いということになります。

lgE抗体とは元々は寄生虫が身体の中に入った時に、 排除するために作られた抗体でした。

現在は寄生虫はあまり見られませんが、 食物やダニや花粉などの異物に対しても、 同じ働きをするものです。

この検査はハウスダスト系と花粉症系の8種類の原因が特定できる20分でできる検査です。

特定できる原因はダニ、ゴキブリ、犬猫、 スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギの8種類です。

また食事やじんましんに特化した検査では、 ヒスタミン遊離試験というものがあります。

IgE 抗体検査はは卵や牛乳、ピーナッツや小麦の1部のタンパク質を除いて、 その他の食物アレルギーに対しての 信頼性はあまり高くないと言われています。

血液検査で陽性を示さない物質に アレルギー反応を起こす場合もあるし、 その逆もある場合もあります。

あくまでも判断材料ということです。

皮膚を介してなるアレルギーのlgE検査には、 ある程度信頼性があると言われていまが、 じんましんや食物アレルギーに特化すれば、 ヒスタミン遊離試験の方が信頼性が高いと言われています。

しかしヒスタミン遊離試験は、 検査できる項目が現状では少ないです。

またTARCというアトピー性皮膚炎の重症度の評価に 有用な血液検査もありますTARCの値は、 現状のアトピー性皮膚炎の状態を反映しますので、 重度の評価には有効な検査です。

皮膚の状態が改善すれば、 TARCの値は下がります。

ちなみに皮膚の場合だと、 目に見える炎症と、目に見えない炎症というものがあります。

目に見えない炎症は湿疹がないのに、 かゆみが継続するといったケースもあるので、 強いかゆみが継続する場合は、 検査を受けることをお勧めします。

 

2-2.皮膚検査

皮膚検査は検査手段として、 簡単なパッチテストがあります。

これは皮膚アレルギーの方向けですが、 かぶれを起こしていると考えられる物質を付けた 試験紙付きのフィルムを貼ってテストする方法です。

最近では化粧品や植物、石鹸、最近は金属パッチテストもあり、時計やネックレス、ピアス、イヤリングなどの アレルギーかどうかをテストできるようにしている診療所もあります。

またスクラッチテストといって、原因と思われる物質を皮膚に垂らして、針で少し引っ掻いてテストする方法もあります。

湿疹が出れば陽性判断となります。

あと代表的なのが皮内テストです。

アレルギーと思われる物質を針で皮膚内に入れて、15分後に赤くなるか湿疹が出れば陽性反応となります。

 

2-3.負荷試験

原因と思われる物質を摂取して、 湿疹が出るかどうかを確認する検査です。

症状がきつくなる場合もあるので、 主に入院して行います。

2-4.その他の検査方法

その他は喘息が疑われる場合は、 呼吸機能検査や気道過敏性試験、 花粉症が疑われる場合は目の検査や鼻の検査があります。

いずれも症状が改善しない場合は、年齢を重ねるごとに受けることをお勧めします。

数値が上がったり下がったりする場合が多いからです。

また陽性になったからといって、 悲観しすぎることはありません。

 

 

 

3.まとめ

まずは症状が改善しないと感じたら、適切な検査を受けてみることをお勧めします。

そして適正な薬物の使用を 心がけることが大切です。

感染症かアレルギーか検査を基にした診断は、 不要な薬剤の服用を防ぐだけではなく、 適切な治療をする上で役立ちます。

陰性の検査結果であれば、 症状がアレルギーが原因ではないと、 判断できる場合もあります。

またアレルギーの原因を 全て特定していくことも重要です。

なぜなら複数の原因が重なり合っている場合が多いので、 原因のアレルゲンを全て特定していくと改善が早いです。

そのためには一度だけではなく、 定期的に検査をすることが重要です。

過敏性が時間とともに変化していくからです。

症状を顕現するための必要な情報を得るためにも、 定期的な検査をしていきましょう。

検査には健康保険が適用できる診療所も多いので、 価格と合わせて各診療所に お問い合わせしてみると良いでしょう。

 

 

 

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