
年齢とともに下がるバストライン。
気になりますね。
下着のサポートだけに頼っていては、身体の筋肉は衰え 体型は崩れるばかりです。
美しく服を着こなすためにもバストアップの運動は必須ですね。
これまでバストアップといえば、大胸筋を鍛えることが 重視されてきましたが、より効果的なバストアップには 縮こまった上体を伸ばし良い姿勢作りから始めることが重要です。
その上で、短時間でも続けることで バストアップにつながる効果的な運動を Stand Beaute’代表ボディーワークセラピスト小笠原美穂さんに教えてもらいました。
引用元:https://stand-beaute5525.jimdo.com/
目次
1.バストアップ運動1:上半身を引き上げる
普段意識していないと、上半身の重みを 骨盤や腰に預けている姿勢の人が多いです。
そのような姿勢でいると骨盤と肋骨の距離が縮まり、全体的に胸の位置が落ちてしまい、猫背の原因にもなります。
内臓のスペースも失われ、 内臓機能の低下にもつながります。
上半身の土台となっている 骨盤から肋骨を上に引き離すことから始めましょう。
<運動方法>
1-1.足の幅を握りこぶし1個分開けて立つ。
1-2.骨盤をやや後傾させ、尾骨が真下を指すようにする。
1-3.腰を反らせないようにして、両手で肋骨を持ち上げる。
1-4.鼻から息を吸い、肋骨に吸った息をいっぱい入れて広げる。
1-5.細く長く息を吐く。3呼吸繰り返す。
1-6.骨盤と肋骨の距離を引き離した状態を保ち、両手を上げる
1-7.左手で右手首をつかみ 右腕を真上にひっぱり上げる。
(横から見た態勢)
(正面から見た態勢)
1-8.更に右側の肋骨と骨盤を引き離すようして息を吸いながら、 更に腕を上にひっぱり上げ、吐きながら上体を横に倒す。
(右腕を伸ばし横にたおす)
1-9.上体を横に倒したまま、息を吸って、右脇腹に吸った息を入れる。
1-10.息を吐きながら、上体を左斜め前に傾けて、右背部を伸ばす。
そこに吸った息を入れて膨らまし、吐いて右腕を引き伸ばす。
(右腕を伸ばし斜め前にたおす)
1-11.上体を左斜め後ろに傾け、右腹部を伸ばして、そこに吸った息を入れる。
吐いてさらに右腹部を引き伸ばす。
(右腕を伸ばし斜め後ろにたおす)
1-12.上体をまっすぐに戻して腕を下ろす。
そのとき右胸が上がっているでしょう。
1-13.反対側も同様に行う。
2.バストアップ運動2:タオルを使って肩甲骨を引き下げる
肩甲骨が上に上がると、胸の位置が下がってしまいます。
肩甲骨を引き下げる運動がバストアップに有効です。
2-1.タオルを用意する。
両手でタオルの両端を持ち、両腕を上げ、両腕の重みでタオルを引っ張る。
2-2.タオルを引っ張ったまま頭の後ろ側を限界までゆっくり引き下げる。
そのとき肩甲骨を引き下げ、背骨側に寄せる。
2-3.タオルを引っ張ったまま頭より少し上に上げる.
2-4.同様に下げてから上げる。5回繰り返す
3.バストアップ運動3:ペットボトルを使って筋肉を鍛える
2リットルのペットボトルを使って 肩甲骨を引き下げるために必要な筋肉を鍛える運動です。
3-1.2リットルのペットボトルを1本と椅子を1つ用意する。
3-2.片手にペットボトルを持ち、椅子の座面にもう片方の手をついて、 ペットボトルを持った方の肘を後ろに引く。
8回ゆっくり繰り返す。
3-3.反対側も同様に行う。
4.まとめ
バストアップとは、バストのトップの位置を上げることです。
そのためには肩甲骨を引き下げることが大切です。
普段から胸を開き、自分の肩をなで肩に見せるような意識でいると、 肩甲骨を引き下げる筋肉が働きます。
肩甲骨を引き下げる筋肉を鍛えることがバストアップの秘訣です。
日常立っているときも肩甲骨を下げる意識しましょう。
例えば、信号待ち、バスや電車を待っているとき、 バスや電車の中でつり革につかまっているとき、骨盤と肋骨を引き離し、 肩甲骨を引き下げる意識で、胸を開いて立っているだけで ながら運動になり、バストアップにつながります。
日常の隙間時間を活用して運動しましょう。
日頃の意識と習慣がバストアップにつながります。
あわせて読みたい