冷え対策に効果的!体の芯から温める全身入浴法5つのポイント

wilkernet / Pixabay

冷えで悩む女性は多いですよね。

「手足が冷たくて、夜もなかなか寝付けない」 「夏でも膝掛けが手放せない」 といった状態は辛いものです。

病院で検査をしても異常が現れないことがほとんどなので、 冷えは体質だから仕方がないと、 あきらめたり、我慢している人が多いのではないでしょうか?

しかし、冷えは漢方でいうところの未病の状態で そのまま放っておけば、 深刻な病気を引き起こす原因になりかねません。

日常的に冷えを感じてるなら、まずは体を温めることが大切。

体の冷えをとるのに簡単で、 しかももっとも効果のある方法が入浴です。

身体が芯から温まる、 冷え対策におすすめの入浴方法をご紹介します。

 

 

 

1.半身浴と全身浴どちらが良いの?

冷え対策の入浴法には、半身浴と全身浴があります。
その違いは何でしょうか?
いったいどちらが良いのでしょうか?

全身浴と半身浴の大きな違いは水圧です。

全身浴は、体全部が湯船の中に入っているため 水圧は高く、血管を圧迫します。

そのため心臓に出入りする血液の量が増えます。
つまり血流がよくなります。

一方、半身浴は、腰から下しか湯船に使っていないので 水圧が下がる分、効果も半減します。

冷え対策は、体の芯から温めてあげることが重要です。

そのためには体温を調整すると言われている 太い血管がある場所を温めなくてはいけません。

体温を調整すると言われている太い血管がある場所は 「足の付け根」「脇の下」「首」の3カ所です。

半身浴ではこのうち足の付け根部分しか温めることができません。
脇の下や首を温めることができないと、 上半身が冷えやすくなってしまいます。

全身を温めるには、 やはり肩までつかった方が温まりやすいのです。

ただし、血液が一気に心臓に戻ると困る心臓が弱い方や 高齢者、疲れている場合には、 湯にみぞおちまでつかる半身浴がおすすめのようです。

 

 

 

 

2.効果的な全身浴の方法

体を芯から温めて冷えを解消するためには 「ぬるめの湯にじっくり」が基本です。

ぬるめのお湯とは、38度から39度。
浸かる時間は20分から30分が目安です。

個人差がありますのでつらくなったら無理をする必要はありません。

また、全身浴で長時間お湯に浸かっていられないとしたら、 それはお風呂の温度が高すぎるのかもしれません。

お湯の温度は40度を超えると自律神経のひとつである交感神経が優位になり、 血管が収縮し、お湯による熱の浸透が悪くなってしまいます。

40度以下だと、最初は温まりにくいのですが、 時間をかけて体をじっくり温めることで、 もう一方の自律神経である副交感神経が優位になってきます。

そうするとリラックス効果が高まり、 血管も収縮が弱まり開いてくるので、 熱の浸透もよくなって血行がよくなります。

すると体の芯まで温まるようになりますし 湯冷めしにくくなります。

体温は急に上げると急に下がってしまうので、 熱いお風呂に短時間浸かったのでは 温め効果が持続しにくいのです。

 

 

 

 

3.ヒートショックプロテイン効果

ヒートショックプロテイン(HSP)という言葉を 聞いたことがあるでしょうか。

ヒートショックプロテインは 壊れた細胞の組織を修復してくれるタンパク質です。

このヒートショックプロテインは、 体温+2度が、いちばん産生効率が高いといわれています。

人間の体温はだいたい35〜37度くらいですから、 +2度だとすると、37〜39度がベスト。
40度以上にならない方がよいのです。

ちなみに、がん細胞と闘う免疫細胞のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)も、 41度になると動きが弱まってしまいます。

そうした体の免疫機能のことを考えても、 お風呂のお湯の温度は、40度以下がおすすめなのです。

 

 

 

 

4.おすすめの入浴剤

4-1.炭酸入浴剤

炭酸入浴剤は、医療の分野でも高血圧や動脈硬化、 ケガの症状改善などにも活用されている炭酸泉の効能に着目して開発された、
血流を促すことを目的としたものです。

主に錠剤や粒状、タブレットの状態で販売されています。

浴槽に投入するとシュワシュワと出る泡が炭酸ガス。
この泡が消えたら炭酸が水に溶けた合図です。

入浴剤によっては、溶けてから2時間程度は 炭酸がしっかり溶け込んでおり、炭酸の効果を得ることができます。

炭酸入浴剤は、炭酸ガスの血管拡張効果を 得ることを主な目的にしています。

お湯に溶けた炭酸ガス(二酸化炭素)が 皮膚から吸収されて体内に蓄積すると、 体が二酸化炭素を異物とみなし、 酸素を吸収しようと毛細血管が広がります。

血管が広がることで血流が良くなります。

また、温かいお湯に入っているので、体表面の熱が、改善された血流によって全身へと運ばれ、
身体の芯まで温まります。

そうした結果、全身の新陳代謝が促進され、 疲れや肩こり、冷え症などの改善、 肌のターンオーバーの正常化といった効果が期待できるのです。

(引用:スキンケア大学) http://www.skincare-univ.com/article/008170/

 

4-2.その他の入浴剤:バスソルト、クレイ

最近人気なのはバスソルトやクレイの入浴剤。

バスソルトは、ハーブや花などの精油で香りが付けられた、 お風呂に入れる塩のことです。

塩を湯に入れると、温熱効果が高まるといわれており 全身の血流が良くなります。
香りによるリラックス効果も期待できます。

大自然の地下から深くから採取した天然のクレイから作られた入浴剤は 様々なミネラルを含んでおり体の温め効果が期待できます。

但し、これらのバスソルトやクレイの入浴剤で注意したいのは、 使い方によっては、バスタブが痛んだり、 給湯設備・風呂釜が傷む恐れがあるということ。

一般的なバスタブ素材には樹脂やステンレス、人口大理石等ありますが、 どれも入浴剤の成分によっては変色、変質をおこすことがあります。

栓や鎖など金属部分に入浴剤が残っていると、 そこから錆びてしまうケースも。

また、お風呂の給湯設備は何種類かありますが、 “炊く”ことができるお風呂、循環式のもので 入浴剤が内部に残ってしまうとそこから傷んでくるケースがあるそうです。

これらを使いながらお風呂を炊くことはやめましょう。
入浴剤を使い終わったらお風呂のお掃除をして しっかり洗い流しましょう。

 

 

 

5.入浴前後の注意点

5-1.入浴前

入浴前に常温の水分をしっかり補給しましょう。

お風呂に入るときだけでなく出たときも大事。
必ず浴室の外を温めておきましょう。

お風呂から出て急激に体が冷えると、 交感神経が優位になってしまいますし、 心臓への負担も大きいです。

 

5-2.お風呂上がりの過ごし方

体が温まったからといって、 薄着でいると体はどんどん冷えてしまいます。

体がほてったときこそ、軽く毛布などをまとい、 静かに過ごしていると自然に汗も引き、 体の冷えを内部からじっくり癒してくれでしょう。

お風呂から上がったら首にタオルを巻き、靴下を履いて 体全体からも熱を逃がさないよう保温することが大事です。

 

 

 

 

6.まとめ

冷え症対策に有効な入浴法は全身浴で、 湯温は少しぬるめの38度から39度、 浸かる時間は20分から30分が効果的であることがわかりました。

この温度だとヒートショックプロテインといって、 体内のいらなくなったものを排出したり 壊れたものを修復してくれる物質も増えるので一石二鳥です。

あたため効果の高い入用剤としては 炭酸入浴剤が注目を集めています。

体の中からジワーッと温まると、熱が逃げにくくなります。
副交感神経が優位になってリラックス効果もあり 寝る前に入ると温まってぐっすり眠れそうですね。

冷え対策に大事なポイント守って 効果的な全身浴を試しはみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 


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