うつ病は予防できる!うつ病にならないための、最も効果的な3つの方法

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うつ病は予防できます。

予防することで発症や再発の確立を確実に下げることができます。

うつ病は風邪や糖尿病のような目に見える肉体的な症状がわかりにくいため、一見すると病気に見えないかもしれません。

まずは、うつ病も風邪やそのほかの病気と同じで予防することが大切なのだということを覚えておいてください。

『うつ病は自覚がない』ある、うつ病経験者さんの言葉です。

うつ病という病気は、信じられないことに「自分はメンタルが強い」「がまん強い」「明るい性格だ」などと思っているような人ほど、患ってしまいやすい病気なのだそう。

なぜなら本当に自分のメンタルの弱さを自覚できている人であれば、苦しいことに直面したときに、それを正面からは受け止めずうまく逃がす方法を知っていたり、意図的にストレスを解消する方法を確立できてたりするから。

そして肉体の病気と違い、「精神を病むなんて、カッコ悪い」「メンタルが弱い人みたいで、みっともない」などと思ってしまったり、周りの人たちからも冷たい目で見られたりしやすい傾向があります。

ですが以前に比べれば、うつ病をはじめとする精神疾患を取り巻く状況も好転しているとも言えます。

かつて日本の成人病といえば、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4大疾病のことを指していました。

それが2013年度からはうつ病をはじめとする精神疾患を加えて、5大疾病となりました。

職場でのうつ病や高齢化に伴う認知症の患者数が年々増加し国民に広く関わる疾患として重点的な対策が必要と判断されたためです。

そして、うつ病などの精神疾患が社会的に認知されることで昔のように、無意味に迫害されることは少なくなってきています。

とは言えまだまだ実際には、がんや糖尿病のような、目に見える病気ではないためかいろんな誤解や迫害などが残っているのが現状です。

今はインターネットの時代で少し検索するだけでいろんな情報が手に入ります。

試しにグーグルで「うつ」と検索してみると、2930万件もの情報にヒットします。

「うつ病の症状」「どんな人がかかりやすいのか?」「薬はあるのか?」「治療法は?」「完治するの?」「効果的な予防法は?」「どこの病院が良い」などなど。

あまりにも情報が多く、それぞれのサイトで書いてあることが全く違っていたり、古い情報、最新の情報、学術的な難しいサイト、誹謗中傷の掲示板まで。

正直、本当に必要な情報がどこにあるのか探すのだけでも大変な状況です。

そんな中、今すぐ必要な情報、実際にうつ病真っ最中の人や、うつ病を克服した人などの体験談など最新で本当に欲しい情報のみを厳選して集めました。

  • 目次
    1.ヒントは日々の生活の中に!うつ病を予防する3つの方法
     1-1.自分の考え方を見直そう
     1-2.日焼けよりの心配よりもうつ病予防
     1-3.じつは毎日の食事が一番大切
    2.「ひょっとして【うつ病】かも?」診断の目安
     2-1.その症状は本当に【うつ病】? 精神科に行く前に自分に問いかける【6つの質問】
      2-1-1.その症状は本当に医療で解決できますか?
      2-1-2.働き過ぎになっていませんか?
      2-1-3.毎日の生活習慣に問題はありませんか?
      2-1-4.社会の常識や、ルールに縛られたりこだわり過ぎていませんか?
      2-1-5.精神科以外の検査は受けましたか?
      2-1-6.そもそも病気なのでしょうか?
     2-2.うつ病セルフチェックシート
     2-3.自宅近くで探す、うつ病を相談できる病院検索
    3.【うつ病】と診断されました。その治療法と付き合い方
     3-1.うつ病治療について
      3-1-1.一般的なうつ病治療
      3-1-2.抗うつ薬療法
      3-1-3.そのほかの治療法
     3-2.うつ病との上手な付き合い方
    4.え?あの人もうつ病だったの?うつ病を公表している有名人
     4-1.日本の有名人
      4-1-1.岡村隆史(ナイティナイン)
      4-1-2.武田鉄矢さん
      4-1-3.ユースケ・サンタマリアさん
      4-2.うつ病をカミングアウトしている海外のセレブたち
      4-2-1.レディー・ガガさん
      4-2-2.アンジェリーナ・ジョリーさん
      4-2-3.ジム・キャリーさん
      4-2-4.ブラッド・ピットさん
     4-3.他にもたくさんの有名人
     4-4.うつ病ポータルサイト
    5.おわりに

 

1.ヒントは日々の生活の中に!うつ病を予防する3つの方法

うつ病は、毎日の生活における外的、内的要因や遺伝的要因などで発症する病気です。

うつ病を予防するためには日々の生活習慣を根本から見直し「ストレスを抱え込まない」そして「バランスの取れた」状態にすることが大切です。

1-1.自分の考え方を見直そう

うつ病は、実は責任感が強い人や完璧主義、生真面目な人に多い病気です。

このタイプの人は妥協することが苦手で、どんなことにも完璧を求める傾向があります。

そのため、良い結果に恵まれることも多いのですがいつでも、すべてがうまくいくわけではありません。

そうしたときに、ちょっとしたことや小さな欠点も許すことができずいつまでもネガティブな感情を引きずってしまいがちです。

このタイプの人は案外自分のことを「そんなに完璧主義じゃない」とか「そんなに極端じゃない」という人が多いです。

うつ病は、些細なこと、一見小さななんでもないことが積み重なって起きる病気でもあります。

自分に与えられたことに対して、求められた期待にうまく応えられなかったり、思い描いた結果に届かなかったりしたときに人一倍、屈辱や引け目を感じてしまいます。

精神的な負担が大きいと、体力も消耗するため、過労や睡眠不足にも耐えられなくなっていきます。

責任感が強い人ほど、その状態がプレッシャーになってしまい、うつ病になりやすいのです。

このような状態を予防するためには、普段から自分のものの考え方をしっかり分析し、客観的に見ることで、柔軟性を失っていないかを常に見直していくことが大切です。

とはいうものの、自分の性格や考え方を客観的に見ることは、なかなかむずかしいです。

あまり考えすぎて、ストレスをためるのもよくないので、ときどきは大雑把でいい加減な状況を許してみるとかするとよいですね。

1-2.日焼けよりの心配よりもうつ病予防

日光を浴びない生活を続けることが、うつ病の主因になるとは言えないのですが、現代人は室内にこもってあまり日光に当たらない生活をする人が増えています。

その生活習慣がうつ病につながるという可能性は大いにあるのです。

と言うのも、欧米に多く、日本ではあまり一般的ではないのですが、「冬季うつ病」というものもあり、これは日照時間が減少することが影響していると考えられています。

日本では南向きの家が好まれますが、欧米では南向きのいえはどちらかといえば敬遠される傾向があります。

また、室内の照明も間接照明などの少し薄暗い照明が好まれます。

光が少なく、薄暗いところにいると、気分が沈んでしまう人もいるはずです。

なので普段からしっかりと日光を浴びているだけでもうつの予防になると考えられています。

日光をたっぷり浴びるには、やはり外出が1番です。

最近では日焼けを嫌って、完全防備で外出する人も多いですが、これでは何の意味もありません。

どうしても、日焼けが気になるようでしたら、早朝や夕方などの、紫外線の弱い時間を狙って、外出するようにしてみてください。

お家の近所を30分~1時間程度、散歩でもすると、適度な運動にもなりますし、気晴らしにももってこいですね。

うつ病の治療法として運動療法があります。

まだまだ発展途上で、大きく支持を集めるところまではいっていないのですが散歩は、日光を浴びるとともに、適度な運動にもなるし気晴らしにもなります。

間違いなくうつ病の予防にかなりの効果を期待できる方法なのです。

それでも、日中にあまり外出できない事情がある場合は、せめて窓をしっかり開けて、太陽の光を取り入れる工夫をすることをオススメします。

 

1-3.じつは毎日の食事が一番大切

うつ病の原因は、まだハッキリとわかってはいませんし、研究段階にあります。

しかし、そんな中で、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」の欠乏がうつ病の大きな原因になっているという考え方が有力視されていますので、セロトニン欠乏を避けることが、うつ病の予防になると考えられます。

この「セロトニン」は、「トリプトファン」という物質から生成されることがわかっていますので、普段の食事でトリプトファンの多い食品を摂取することが有効です。

「トリプトファン」は肉類をはじめとして、納豆、たらこ、チーズ、牛乳などに多く含まれます。

「トリプトファン」は睡眠と関係の深い、「メラトニン」という神経伝達物質の原料でもあるので「

トリプトファン」をとることは、快適な眠りにもつながります。

最近では、メタボリックシンドロームという言葉が広く認知されるようになり、肥満に対する意識が高まっています。

これに伴い、コレステロールが悪者扱いされるようになり、特に中高年層でコレステロールを減らそうと、肉類を控える人が多くなってますが

コレステロールは脳に「セロトニン」を運ぶ働きをしているのではないかと考えられています。

コレステロールは悪者扱いされがちなのですが、実は体にとって必要な物質なのです。

もちろん多すぎると、それはそれで問題なのですが、神経質になるあまり、不足している人が多いのも実情です。

実は、肉を食べ、コレステロールを摂ることもとても大切なことなのですね。

ですが、肉だけを食べればよいということでもありません。

魚や野菜、果物などもバランスよく食べることが大切です。

それとやはり、現代社会において、食品添加物やインスタント食品などは体の不調の原因にもなっています。

体が不調になると、当然ですが精神にも不調をきたします。

普段から意識して、食品添加物やインスタント食品、ジャンクフードなどは摂らないよう心がけることも大切です。

 

 

2.「ひょっとして【うつ病】かも?」診断の目安

「予防はしたけど」「予防法を知る前に」「気がついたら」なんだか自分はうつ病なのではないか?と思うようになってきた…

ひと昔前であれば、周りの人から白い目で見られたり、自身もいわれのない引け目を感じたりしてしまい、精神科の病院にかかることはなかなか難しい状況がありました。

ですが現在ではうつ病はちゃんと病気として、広く認知されるようになってきました。

これらは、早期発見・早期治療にもつながりますので、うつ病をはじめとする精神疾患をとりまく環境は好転してきていると言えます。

とはいえ、【うつ病】という病気が昔に比べ軽くなったのかというと決してそうではありません。

社会の移り変わるスピードがどんどん早くなり、職場や学校、人間関係なども複雑になってきている現代社会は、【うつ病】の原因のひとつといわれるストレスも増加しています。

だからこそ、早めに発見して、適切な治療・療法を行うことが好ましいことは間違いないのです。

ですが、あまりに神経質に考えすぎてしまうと、今度はそれがストレスになって、【うつ】を発症しないとも限りません。

ですので、そういった情報とは適度な距離をもって付き合っていくことが大切です。

2-1.その症状は本当にうつ病? 精神科に行く前に自分に問いかける【6つの質問】

最近、なんだか眠れない、食欲不振だ、気持が落ち込んでしまうことが多い、悩みごとが多く精神的に休まらない、とにかく、だるい・しんどい…

このような症状がひどいと、「ひょっとして【うつ病】かも?」と考えてしまい精神科を受診される人が多くなってきています。

心身の不調について、1人で抱え込んだりせず、周りに対して『SOS』を発し、助けを求めることが容易になったことはとてもいいことです。

しかし、「精神科にいって治療さえ受ければ、いまのツラい状況が何とかなるのではないか?」という考えだけでも危険です。

というのも、その治療があなたに合ってなかったり、治療薬が合ってなかったり、過剰に処方されたりということもあります。

ですので、実際に精神科を受信する前に、あなたにとって最善の選択は何であるか、よく考えてみる必要があるのですね。

そこで、精神科を頼る前に、自分自身に問いかけたい6つの質問をお伝えします。

 

2-1-1.その症状は本当に医療で解決できますか?

うつ病は心の病であるため、症状がわかりづらいですが一種の病気です。

精神科の病院に行って治療を受けたり、投薬によって治ることもあります。

ですが、いじめやパワハラ・セクハラ、恋人や配偶者からのDV、借金などからくる精神的ストレスによってその症状が出ている場合、病院に行っても薬を飲んでも治りません。

自分を苦しめているのが何なのかをはっきりさせ、それを解消しなければ、根本的な解決にならない場合、それがたとえ【うつ】と同じ症状であっても、それを治すには病院以外の別の期間で相談する方が良い場合もあります。

このような場合だと、精神科の病院は不要になります。

 

2-1-2.働き過ぎになっていませんか?

昔からワーカホリックと呼ばれるほど、日本人は勤勉でよく働く人種です。

休むこと、怠けることを嫌い、勤勉に働く人がとても多いのですね。

生真面目な人ほどこの傾向が強く、「まだ行ける、まだ行ける」といってオーバーワークになってしまうのです。

ですが、徹夜を続けると体調を崩すばかりか、精神にも変調をきたしてしまいますよね。

休養はとても大切で、人の体には絶対に必要なものです。

「働ぎすぎ」「がんばりすぎ」と少しでも感じたなら、しっかりと休養を取りましょう。

しっかりと休養を取り、こころや体を休めることが、一番の治療法になることだってあります。

2-1-3.毎日の生活習慣に問題はありませんか?

「しっかりと休養する」の他には、今現在のあなたの【日常や生活習慣】を見直すことが必要な場合もあります。

例えば、日々食べるものが、コンビニやスーパーのお弁当やお惣菜など、添加物の多いものばかりだったり、インスタント食品ばかりだったり…

これでは栄養バランスが崩れ、健康状態が悪くなり、体調不良から頭痛がしたり、あちこち痛くなったり、イライラしたりすることもあるでしょう。

睡眠時間にしても、睡眠自体の質が悪ければ、どれだけ長時間眠ることができても、睡眠不足になるし、疲れだって残っていってしまいます。

このように、精神が参ってしまう原因が日常生活の中にあるならば、生活習慣を見直すだけで治ってしまうことだってあります。

2-1-4.社会の常識や、ルールに縛られたりこだわり過ぎていませんか?

社会の常識やルールというと、例えば「仲間の和を乱してはいけない」とか「協調性を持て」「○○すべきだ」「何々してはいけない」というようなことですね。

このような常識やルールにがんじがらめになってしまい、出口を見失い、自分を追い詰めてしまっていないでしょうか?

会社や学校といった組織やグループに入ってしまうと、どうしてもこのようなルールに縛られてしまうことがあります。

そういった場合は、そのグループから離れてみるのも1つの手です。

言い方はよくないかも知れませんが、逃げてしまってかまわないのです。

生真面目な人ほど、がんばってしまい、「逃げちゃダメだ」とか考えがちですが、つらい時には積極的に逃げ道を探してみるのもいいでしょう。

 

2-1-5.精神科以外の検査は受けましたか?

ひょっとするとその精神のツラさは、何らかの内臓疾患が原因かもしれません。

【うつ】と診断されていても、実は甲状腺障害、血糖調節障害や低血圧といった問題を抱えているケースも少なくないのです。

自己診断する前に、一度、内科やほかの科で診断を受けてみることも大切です。

 

2-1-6.そもそも病気なのでしょうか?

うつ病、双極性障害、不安障害、適応障害、強迫神経症など、精神疾患の診断名はたくさんあるのですが、内科などの他の病気と異なり、その判断基準があいまいであることは否めません。

移り変わるスピードが驚くほど早く、多種多様で、適応にも時間がかかってしまう、そんな現代社会で生活しているのですから、不安になることや落ち込むことは程度の差はありますが、誰だって当たり前にあります。

その当たり前の状態を、【うつ】病気だと診断されることもあり得るのです。

あなたの今のその症状が、本当に治療や投薬が必要なほどなのかを、しっかりと考えることも必要です。

病院に行くことだけが治療ではありません。

もちろん、病院が必要な場合もあるでしょう。

ですが、必要以上に神経質になってしまうと、今度はそれが原因で不調を起こすことも考えられます。

まずはこの6つの質問を自分にしてみてください。

あなたのその症状は、実は病気でもなんでもないかも知れません。

 

2-2.うつ病セルフチェックシート

6つの質問、自分に問いかけてみました。

でも、やっぱりもっと客観的なチェックが知りたい、だけど、病院に行くのも勇気が出ない。

あなたもそうかも知れませんね。

そんなあなたのために、今の自分が【うつ病】なのかかどうか、18個の質問に答えることで、自己診断できるチェックシートが公開されています。

誰だって、いやなことやツラいこと、悲しいことがあると、落ち込むし、気力がなくなってやる気も失います。

そんな症状が少し長引くようだと、心配になってしまいますよね。

しかし、本当のうつ病は、日常で感じる一時的な落ち込みなどと違い、2週間以上も落ち込みが続き、気力もやる気もなくなり、仕事や日常生活にまで支障が出てしまうほどの状態になってしまいます。

もし、どうしても心配であれば、下記のチェックリストで診断してみましょう。

URLから、サイトに行くと下のようなチェックリストがありますので、あてはまるところをチェックし、最後に一番下の診断ボタンをクリックすれば、あなたの今の状態を診断してくれます。

 

☆うつ病セルフチェックリスト

(引用元  http://utsu.ne.jp/self_check/ )

設問 いいえ ときどき しばしば つねに
Q1 体がだるく疲れやすいですか
Q2 騒音が気になりますか
Q3 最近気が沈んだり気が重くなることはありますか
Q4 音楽を聴いて楽しいですか
Q5 朝のうち特に無気力ですか
Q6 議論に熱中できますか
Q7 くびすじや肩がこって仕方がないですか
Q8 頭痛持ちですか
Q9 眠れないで朝早く目覚めることがありますか
Q10 事故や怪我をしやすいですか
Q11 食事がすすまず味がないですか
Q12 テレビを見ていて楽しいですか
Q13 息がつまって胸苦しくなることがありますか
Q14 のどの奥に物がつかえている感じがしますか
   
Q16 仕事の能率が上がらず何をするにもおっくうですか
Q17 以前にも現在と似た症状がありましたか
Q18 本来は仕事熱心できちょうめんですか

※このチェックシートは、本来お医者さんに相談する際に、症状を的確に伝えるためのものです。診断結果をあらわすものではありません。

 

2-3.自宅近くで探す、うつ病を相談できる病院検索

自分に6つの質問をしてしっかり考えてみた。

セルフチェックシートもやってみた。

その結果、やっぱり心配で気になる、病院に行って診察してもらいたい。

そういう結論に達する人もいるでしょう。

そんなときに、「精神科の病院てどこにあるのだろう?」「自分の家から通院できるところにあるのだろうか?」など、探し方のわからない人もいらっしゃると思います。

そこで、うつ病の相談ができる病院検索サイトがありますのでご紹介します。

下記URLから、病院検索サイトに飛べますので、そちらから検索してみてくださいね。

・うつの相談ができる病院検索
https://www.qlifeweb.jp/utsunoitami/

 

 

 

3.【うつ病】と診断されました。その治療法と付き合い方

予防法や自己チェックのやり方について書いてきましたが、やはり、いざ【うつ病】と診断されたら、
とても不安になりますよね。

そこで、実際の治療法や、うつ病との付き合い方について調べてみました。

3-1.うつ病治療について

3-1-1.一般的なうつ病治療

肉体的な疾患や、使用している薬剤があれば、その薬剤がうつ状態の原因であったり、うつ状態に影響していないかを検討します。

もしも、そのような可能性が見受けられたなら、その肉体的疾患の治療や薬剤の投与を中止、または変更などを考慮します。

このときにもし、うつ病が重症であるならば、抗うつ薬を使った治療法も併用します。

肉体的疾患やその薬剤がうつ状態に関係してなく、程度が軽症であれば、抗うつ薬がそれほど有効ではないとの報告もあるため、抗うつ剤の使用は慎重に検討されます。

上記のような場合でも、症状が重篤な場合は抗うつ薬を使った治療も考える必要があります。

 

3-1-2.抗うつ薬療法

抗うつ薬治療が好ましいと思われる場合は、抗うつ剤療法を行います。

最近ではSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)を用いられることが多いです。

SSRIは副作用が少ないと思われがちで、「精神医学を専門としない医師にもうつ病治療が可能になった」と考える人も少なくないようですが、実際には頭痛、下痢、嘔気などがよくみられます。

また服薬開始には、セロトニン症候群、減量や中止時には退薬症候群といって、かえって不安感やイライラ感が強くなったようにみえることもありますが、それほど簡単に使える薬ではありません。

実際の使用には、個々の薬剤について、論文や添付文書をよく読んだ上で適切に使う必要があり、まずはきちんと決められた通りに服用することが大切です。

 

3-1-3.そのほかの治療法

その他の治療法として、認知行動療法や対人関係療法などがあります。

認知行動療法の一つとして、最近では職場復帰を目的としたリワークが注目されてきています。

それ以外には、抗うつ剤の副作用の出やすい高齢者や難治性うつ病に対する治療法として、電気けいれん療法も重要な選択肢になります。

ただしこの方法は、記憶障害をはじめ、さまざまな副作用を伴う方法でもあり、全身麻酔をかけて行うため、入院の必要もあります。

以上代表的な治療法を記しましたが、高度に専門的な知識や経験が必要なものもあります。

必ず病院で診察してもらい、決して自己判断で行わないようにしてください。

 

3-2.うつとの上手な付き合い方

うつ病の治療の中でもとても大切なことが、心や体を十分に休ませることです。

しかし、心や体を休ませるといっても、具体的にどうしたらいいかわからない人も多いと思います。

というのも、うつになりやすい傾向の人は、もともと真面目で勤勉な人が多いため、普段から休むということが苦手なのです。

ここでは充分に心と体を休養させるための具体的な方法をお伝えします。

うつ病の人にとって休養を取ることが、薬物療法と並んで重要な治療方法になります。

いままで全速力で毎日を送ってきた人にとって、一旦その勢いにブレーキをかけることは、新しい自分のペースをつかむきっかけにもなります。

そして、十分に休養を取ることで、抗うつ剤などの薬物療法と相乗効果を発揮し、しっかりとした治療効果が見込めるのです。

ですが、自宅での休養だと、家事や育児に追われたり、仕事を持っている人だと休むことに、抵抗や罪悪感を持つ人もいるでしょう。

また、家族の理解が得られなかったりすると、かえってイライラしたり落ち着かなかったりもあると思いますし

休養自体をどうしてもネガティブなイメージでとらえてしまう人もいます。

休養は治療の一環ですので、治療中は余計なことは考えないようにして、心と体を休めることに集中しましょう。

ですので、自宅だとどうしても気になることが多くなるような場合は、思い切って入院してみるという選択肢もあります。

あなたが一番楽で、しっかりと休める環境を作ることに注力してみてください。

 

4.え?あの人もうつ病だったの?うつ病を公表している有名人

華やかな芸能界、明るく元気な有名人たち、一見何の苦しみもないように見える人たちの中にもうつ病で苦しんだ経歴の持ち主は、実はたくさんいます。

ここではそんな有名人たちを集めてみました。

 

4-1.日本の有名人

うつ病は世界各国で発症しています。

まずは、日本の有名人でうつ病を克服した人たちです。

 

4-1-1.岡村隆史さん(ナイティナイン)

岡村隆史さんというと、お笑い芸人で明るく元気といったイメージを持つ人も多いと思います。

しかし、テレビで見せる顔とは反対に、実はとてもまじめな性格なのだそう。

なので、ちょっとおかしいぞと、異常に気付いて仕事を休むようにすすめたのは、相方の矢部浩之さんだったそう。

それでもまじめすぎるくらいの性格である岡村さんは、なかなか仕事を休まなかったと言います。

症状がひどくなり入院してからも、テレビでお笑いやバラエティ番組を見ると、「休んでいる自分はなんてダメ人間なんだろう」と思うようになってしまったためテレビを全く見ない状態を数か月続けたそうです。

そして数か月過ぎたころには、失敗する恐怖も薄れてきて、また、テレビに出たいと思えるようになってきたということです。

岡村さんの場合は、自分の仕事場であるテレビを全く見ない環境で、一定期間、うつ病になった原因を断つことでうつ病の症状が軽減したようです。

 

4-1-2.武田鉄矢さん

「3年B組 金八先生!」の金八先生役で、今も芸能界で活躍を続ける多くの俳優さんを輩出したことは、あなたもよくご存じだと思います。

そんな元気いっぱいで、うつ病などとは縁のなさそうな武田鉄矢さんが、うつ病を発症させてしまったのは、41歳のころ。

テレビドラマ「101回目のプロポーズ」に出演しているころで、ちょうど「贈る言葉」で有名な歌手としての活動も忙しくなってきていて、多忙を極めていた時なのだそう。

武田鉄矢さんのうつ病発症のきっかけは「多忙」です。

夜になって横になっても寝ることができない、朝早くから深夜まで撮影が続くようになってしまい、徐々に精神的につらくなっていったのではないでしょうか。

驚くことに、武田鉄矢さんは、このうつ病と20年近く付き合ったのだそう。

とても長い間苦しんでいたことを、カミングアウトされています。

テレビで見る武田さんは、元気で頭がよく、ドラマの役柄でもありますが、芸能界においてもよい先生のイメージがあります。

自分がうつ病で苦しんでいるということを、周りの人に漏らすことはなかったそうです。

それくらい、周囲の人に気を使う性格なのでしょうね。

現在では公共の場に出てくる機会を意識的に少なくされているようですが、またあの元気な笑顔を見せてもらいたいものですよね。

 

4-1-3.ユースケ・サンタマリアさん

明るく楽しく、どこか「テキトー」な印象もあるタレントのユースケサンタマリアさん。

テレビのバラエティ番組などでは、「いい加減で脱力気味」な姿を見せたりもして、一見するとうつ病とは無縁に見えます。

しかし、そんなユースケさんも、8年間にも渡るうつ状態で、苦しんでいたということがわかりました。

俳優としてもタレントとしても活躍、さらにはミュージカルに主演するなど多忙を極めた、ユースケさんが体調不良を訴え始めたのは2004年頃から。

原因は激務に加えて、「納得のいかない仕事が増えた」ことにあるとも言われています。

その心理的なストレスから、うつ病を発症したのではないでしょうか。

また、ユースケさんは、”非常に周囲に気を使う繊細な精神の持ち主”   なのだそうです。

そういったとてもまじめな性格もうつ病になる要因のひとつを言われています。

そんなユースケさんは、完璧を志さなくなったことで、少しずつ元気を取り戻していったのだそう。

現在は完全に復帰し、また、テレビやドラマなどで活躍してらっしゃいます。

 

4-2.うつ病をカミングアウトしている海外のセレブたち

え!あの人も?と驚くような人たちがうつ病だったりします。

ここではうつ病を克服した、海外セレブの言葉を紹介します。

カラパイア 不思議と謎の大冒険より引用させていただきました
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52178182.html

 

4-2-1.レディー・ガガさん

私は自分の悲しみがどんなに大きくても、私の中にある素晴らしいものを決して破壊しないってことを学びました。

その素晴らしいもののところに戻って、残っている小さな光を見つけさえすればいいの。

私は少しぼんやりとした光だったけど、それをみつけることができてラッキーだったわ!

(i learned that my sadness never destroyed what was great about me.you just have to go back to that greatness, find that one little light that’s left.i’m lucky i found one little glimmer stored away.)

 

4-2-2.アンジェリーナ・ジョリーさん

私は母が亡くなったとき、しばらくはそのことを忘れるために、頭の中からそのことを取り去ってしまえるよう動き回ってました。

私は非常に暗い場所に落ちてしまい、朝起きることもできませんでした。

私はその時期、何もかも忘れて、心底打ち込める何かに身を委ねていたのです。

(my mother had just passed away.and i wanted to do something physical to get it out of my head for a while.i felt i was going into a very dark place,and i wasn’t capable of getting up in the morning,so i signed up for something that would force me to be active.)

4-2-3.ジム・キャリーさん

山もあれば、谷もあるよね。

それらは険しく切り立っていたり平坦だったりするけど、まだそこまで深刻に絶望的ではないと思うんだ。

答えが見つからなくてもがいてたとしても大丈夫。

あなたは職場で笑顔になれるよ。いいかい?それは、
思ってるほどは絶望的じゃないんだ。

(there are peaks, there are valleys.but they’re all kind of carved and smoothed out,and it feels like a low level of despair you live in.where you’re not getting any answers, but you’re living OK.and you can smile at the office.you know? but it’s a low level of despair.)

 

4-2-4.ブラッド・ピットさん

私はうつ病を季節や学期の一つ、偉大な教育ととらえてます。

この学期は「私はうつ病を専攻していた」のだと。

私は毎日同じようなこと繰り返し、眠ることもできませんでした。

毎日早く家に帰り誰にも合わないですむよう、閉じこもるのが待ちきれなかったのです。

その不安感がどんどん膨らんできて、ある夜突然に「こんなの最低だ」って気づいたのです。

(i see it as a great education, as one of the seasons or a semester.this semester “i was majoring in depression.”i was doing the same thing every nihgt and numbing myself to sleep, the same routine.couldn’t wait to get home and hide out.but that feeling of unease was growing and one nihgt i just said, “this is a waste.”)

 

 

4-3.他にもたくさんの有名人

このほかにも、女優の高木美保さん、木の実ナナさん、ニュースキャスターの丸岡いずみさん、お笑い芸人の渡辺正行さん、ヱヴァンゲリヲンの監督の庵野秀明さん、俳優の高島忠夫さん、

海外に目を向けると、・ウエストさん、シェリル・クロウさん、グイネス・パルトロウさんなど、実はたくさんの有名人がうつ病で苦しんだり克服したりしています。

こういった有名人たちの言葉が、何かの助けになることもあると思います。

今回紹介し切れなかった人もいます。

気にかかる人がいたならば、その人のことを調べてみると、今のあなたの役に立つことが見つかるかもしれません。

「決して、あなただけではない」ということを覚えておいてください。

 

4-4.うつ病ポータルサイト

今現在うつ病と向き合ってらっしゃる方、克服された方残念ながら再発してしまった方、うつ病の方を支える周りの方々それらの方々がそれぞれの症状、やっていることなどの情報を共有するためのポータルサイトがあります。

サイトを載せておきますのでお役立てください。

PINT STORY
http://leapsjapan.com/story/

 

 

 

5.おわりに

厚生労働省が、それまでの4大疾病に「精神疾患」を加え、正式に「5大疾病」としたのは2013年のことは冒頭でも触れました。

そしてこの五大疾病は、「患者数が多く、死亡率が高いなど緊急性が高いもの」などの基準で決められるので、精神疾患がいかに多いかがわかると思います。

少し古いデータなのですが、この5大疾病でよく出てくるのが、労災認定が過去最多だったという2008年の患者数データ。

がん(悪性新生物)が152万人、脳血管疾患が134万人、虚血性心疾患が81万人、糖尿病が237万人、精神疾患は323万人となっています。

精神疾患は5大疾病患者数の3割以上、がん患者数の2倍以上の患者数です。

そんな精神疾患の中で一番多いのが【うつ病】、精神疾患患者数の約3分の1を占める100万人ほどにのぼります。(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html)

現代社会においてうつ病をはじめとする精神疾患は大きな社会問題になっています。

そして【うつ病】で苦しみ悩む人の数も一向に減少する気配すら見えません。

そんな、うつ病に悩んでいる人にとって、少しでもお役に立てたなら、うれしいです。

 

 

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