人気の糖質制限ダイエットは危険?安全に体重を落とす方法をご紹介!

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TVや雑誌で人気の「糖質制限ダイエット」ですが、 「危険ではないか」という声も聞こえてきます。

私達は毎日の食事で様々な栄養素を摂取して、 生活に必要なエネルギーを蓄えています。

たくさんある栄養素の中でも「糖質」は、 脳にとって唯一の栄養素であるとか、 からだと脳を働かせるためには必要不可欠と言われています。

そんな糖質を制限してダイエットをすると聞くと、

・体になんらかの不調が起こるのではないか
・脳が働かなくなるのではないか
・栄養がたりなくなるのではないか
・心筋梗塞などの病気になる可能性があるかも?

と不安に思われるかもしれませんね。

しかし、糖質が体と脳に必要と言われている反面、「糖質は人間にとって必要不可欠ではない」という声もあります。

糖質制限ダイエットに成功したという事例を見ると、

・運動しなくても体脂肪が5%落ちた
・血液がサラサラになった、
・人間ドックの数値が劇的に改善した
・いっぱい食べても自然と体重が3kg落ちた
・髪や肌がキレイになった

このような報告も見られます。

つまり、「糖質を摂らなければ栄養が足りなくなる」という声もあれば、 「糖質を摂らないことで体が健康になった」という声もあります。

じゃあどちらが正しいのか?ということになりますよね。

実は問題点は「糖質が必要かどうか」ではなく、「糖質を摂取しすぎていないか」というところにあると考えられています。

無理に糖質を0にするのではなく、あなたの取り組める範囲で糖質を制限していけば、 ダイエットに成功する可能性は否定できません。

そこで今回は、 人気の糖質制限ダイエットとは何か、 糖質制限すれば体重が落ちる理由、 糖質制限ダイエットの安全な取り組み方と継続するコツ、 糖質制限ダイエットの効果をより高める方法や知っておきたい知識など、 糖質制限ダイエットに不安があるという方に向けて、必要な情報をまとめてみました。

健康に体重を落としたいとお考えであれば、 ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.人気の「糖質制限ダイエット」とは?

糖質制限と聞くと、どのようなイメージが浮かぶでしょうか?

大好きなご飯や、麺類が食べられない、 コンビニでいつも買っていたお気に入りのパンが食べられない、 ストレス解消に飲んでいるお酒を我慢しなければいけない、このように「我慢」や「忍耐」といったイメージを持たれるかもしれませんね。

名前に「制限」とつくため、ツラいダイエットになりそうだなと思われるかもしれませんが、 詳しく糖質制限について知ることで、「意外と簡単そうだな」と感じるかもしれません。

ここでは、そもそも「糖質制限ダイエット」とはといったところから、ご紹介していきます。

 

1-1.そもそも糖質制限とは?

「糖質制限」とは読んで字のごとく、「糖質」を「制限」することです。

では、「糖質」とはなんでしょうか?

頭に思い浮かぶのは、砂糖やチョコレート、ケーキ、ジュースのような「甘いもの」かもしれません。

もちろんこういった甘いものには、糖質が多く含まれていますが、 もっと気をつけなければいけない食材があります。

それが「炭水化物」です。

ご飯、パン、麺類など、 私達が「主食」と呼んでいる食材には、 「炭水化物」という栄養素が含まれています。

この「炭水化物」は、「糖質」と「食物繊維」を合わせた総称です。

食物繊維は体内に吸収されることがありませんので、 「炭水化物-食物繊維=糖質」ということになります。

つまり、糖質制限ダイエットとは、この「糖質」をいかに減らすかというところに注目して、 「炭水化物」や「甘いもの」の摂取を控えて体重を落とすということになります。

「食の三大栄養素」という言葉を聞いたことがありますか?

肉類や卵に多く含まれる「タンパク質」、肉の脂身やバターに多く含まれる「脂質」、 ご飯やパン、ラーメン、うどんなどに多く含まれる「炭水化物」、 これが「食の三大栄養素」と言われています。

これらは体をつくったり、体を動かすエネルギーになるため、 バランス良く摂取することが大事と言われてきました。

しかし、炭水化物にはデメリットがあると言われています。

それが「血糖値を上げてしまう」ということです。

炭水化物に含まれる「糖質」には、 血糖値を上げる作用があると言われています。

では、血糖値が上がることに、どんなデメリットがあるのでしょうか?

 

1-2.血糖値が上がると起こる体への負担とは?

炭水化物を摂取すると体の中でどのような変化があるのでしょうか?

順を追って見ていきましょう。

1 炭水化物を食べる
2 体内で糖質がブドウ糖に変わり血液中のブドウ糖の濃度が上がる(血糖値が上がる)
3 血糖値が上がりすぎないようにすい臓からインスリンが分泌される
4 インスリンの作用によって糖が体を動かすエネルギーとして使われる
5 血糖値が下がり安定する

食事で炭水化物を摂取すると、体内では1日の間に、この過程を数回繰り返すことになります。

一見普通の体の反応のように思えるかもしれませんが、 この過程の中には、体や血管にダメージを与える過程が含まれているのです。

まず、炭水化物を食べると「糖質」が体内に入りますよね。

この「糖質」が血糖値を上げます。

血糖値が上がりすぎて180mg/dlを超えると、 「動脈硬化」などさまざまな症状を引き起こしやすくなると言われています。

そうならないために、すい臓がインスリンを分泌して、 高血糖状態にならないようにする仕組みが人体には備わっているのです。

「じゃあ問題が無いじゃないか」と思われるかもしれませんが、糖質を摂取するたびにすい臓はインスリンを大量に分泌しますよね?

この状態が数年、数十年と続いていくと、すい臓が疲れてしまって働きが弱くなり、高血糖状態が続くようになってしまうのです。

これが一般的に言われる「糖尿病」です。

そして、血糖値が上がりすぎて高血糖状態になると、 「動脈硬化」などの症状を引き起こしやすくなるとお話しましたが、 動脈硬化が起こると体に様々な疾患が起こりやすくなるとも言われているのです。

・心臓病…狭心症、心筋梗塞
・脳…脳出血、脳梗塞
・全身の障害…閉塞性動脈硬化症、歩行の障害、足の壊死

つまり、高血糖状態の何が恐いかというと、 これらの症状を引き起こしやすくなる「動脈硬化」を促進させてしまうということです。

さらに恐ろしいのが「グルコーススパイク」です。

空腹時の血糖値と食後の血糖値の差が激しい時の高血糖状態を、 「グルコーススパイク」と言います。

グルコースというのはブドウ糖のことで、 「グルコーススパイク」は慢性的な高血糖状態よりも、 もっと血管にダメージを与えることがわかっています。

過剰に摂取したブドウ糖が血液中に余ると、 血管の壁にダメージを与えると言われています。

傷ついた血管の壁にはコレステロールが付着して、 粥腫(じゅくしゅ)というかたまりを作ります。

これが血流を妨げる原因になっていると言われています。

一般的にコレステロールが悪者のように思われていますが、 コレステロール自体が問題なのではなく、血管の壁に傷ができる事自体が問題と言われているのです。

グルコーススパイクは糖尿病の方だけでなく、 糖尿病にかかっていない人も、糖質を含んだ食事をすることで起こると言われています。

つまり、糖質の含まれる食事をすると、 血管は小さなダメージを受ける可能性は否定できないと考えられます。

小さな血管のダメージでも、1日3回の食事で3回受けると考えると、1年で1000回以上のダメージを受けるわけですから、 数年という単位で考えると少々恐ろしい感じがしますよね。

小さなダメージも積み重なれば、大きなダメージになりかねないわけです。

「糖質制限」は、この血管へのダメージを防ぐ効果が期待できると言われています。

糖質の摂取量を制限することで、すい臓への負担を抑え、 血管へのダメージを防ぎ、糖尿病を予防することが期待できると考えられているのです。

では次に、糖質制限でダイエットができる理由についてご紹介していきます。

 

 

 

2.糖質を制限すればダイエットできる理由

ここでは、糖質を制限するとダイエットできる理由についてご紹介します。

現代の食事に含まれる問題や、 糖質を減らすとどのようなメリットが体にあるのか、 糖質制限でダイエットができる理由など、このあたりについて詳しくお伝えしていきます。

 

2-1.現代は糖質を摂りすぎている

ここまで糖質制限とはそもそもどういったものなのか、ということをお伝えしてきました。

糖質制限をさらにわかりやすく言葉を変えると、 「血糖値が上がると体に様々な害が起こる、だから血糖値を上げる糖質を食事で減らそう」ということです。

そして、私達の食生活に馴染みが深い「糖質」ですが、 一般的に「主食」と言われるものに多く含まれています。

ご飯、パン、麺類、
こういった「穀物」はたっぷりと糖質が含まれています。

つまり、糖質制限とは「主食」を抜いた食事というわけですね。

主食を抜くなんて違和感がある、と思われるかもしれませんが、実は私達人類は、穀物を口にするようになるまでは自然と「糖質制限」を続けてきたと言われているのです。

人類は約700万年前に誕生したと言われています。

そして、農耕を初めて穀物を食べるようになったのは「約1万年前」と言われています。

つまり、人類の歴史上で穀物を食べている期間は「約0.1%以下」と考えられますね。

残りの99.9%の期間は、 動物の肉、内臓、魚介類、野草、キノコ類、海藻、などを食べて過ごしていたわけです。

私達人類は、多くの期間を「糖質制限」を自然に行っていたと考えられます。

これを別の観点から見ると、 「糖質制限は人類にとって自然な食事」とも言えるということです。

私達の体は、糖質を大量に摂取し続けても大丈夫なつくりになっていないとも考えられるため、 糖質を摂取すると体に害が起こるのも考えられなくはないと言えます。

イギリスで出版されている栄養学の専門書「ヒューマン・ニュートリション」に、次のような記述が見られます。

『現代の食事では、・・・・・デンプンや遊離糖に由来する「利用されやすいグルコース」を大量に摂取するようになっている。
このような食事内容は血漿グルコースおよびインスリン値の定期的な上昇をもたらし、糖尿病、冠状動脈疾患、がん、老化等、多くの点で健康に有害であることが強く指摘されている。
農業の発明以来、ヒトは穀物をベースとした食物を摂取するようになったが、 進化に要する時間の尺度は長く、ヒトの消化管はまだ穀物ベースの食物に適応していない。
ましてや高度に加工された現代の食物に対して、到底適応しきれてないのである。』

引用元:ドクター江部の糖尿病徒然日記
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1287.html?sp

このように、人間の体はまだ穀物を大量に摂取できる体のつくりになっていないというわけですね。

そして、現代の日本人の食事は糖質を過剰に摂りすぎていると言われています。

厚生労働省が3年毎に実施している「患者調査」の平成26年調査によりますと、 糖尿病の総患者数は「316万6000人」で、前回の調査よりも46万人増加しているとのことです。

糖尿病が増加傾向にあるということから、やはり日常生活での糖質の過剰摂取が背景にあるのでは、と思えますよね。

人類が誕生して700万年の中でも、現代は糖質を摂りすぎているとも言われるほどです。

私達がスーパーやコンビニで何気なく買っている食事の中にも、糖質が多く含まれるものは意外とあるものです。

最近は「糖質オフ」や「糖質0」とパッケージに書かれた商品も目にするようになりましたが、 肝心なのはあなたが毎日食べているものにどのくらい糖質が含まれているかを把握することです。

そうすれば、あなたが糖質の害に悩まされることが減る可能性は否定できません。

次は、糖質を減らすことで得られるメリットについてご紹介していきます。

 

2-2.糖質を減らせば得られるメリットとは?

糖質を過剰に摂取すると、体に様々な害があるとお伝えしてきましたが、 逆に糖質を制限すると体内ではどのようなことが起こるのでしょうか?

私達人間のからだは2つのエネルギー源として、 「脂肪」と「ブドウ糖」を使用していると言われています。

この2つの中でもメインのエネルギー源は、実は「脂肪」であると言われています。

「えっ!脂肪は太るから体に良くないのでは?」と思われるかもしれませんが、 脂肪は体を動かすエネルギー源として有効に活用できるものと考えられているのです。

脂肪は食事で摂取することで、体内で中性脂肪になり、エネルギーとして使われる場合「脂肪酸」と「グリセロール」に分解されます。

この脂肪酸が血液中に出ると「遊離脂肪酸」になり、 これによって体内の肝臓で「ケトン体」という良質なエネルギー源が作られるようになります。

ケトン体はとても優れた物質で、 からだの細胞にとって非常に利用しやすいエネルギー源と言われています。

ですが、私達の体は糖質を過剰に摂取すると、 脂肪をエネルギーとして上手に活用できなくなってしまいます。

そのため脂肪を燃焼させてエネルギーに変えることが出来ずに、 脂肪を体内にどんどん溜め込む体質になってしまうと言われています。

つまり、糖質の摂取量を抑えることで、脂肪をエネルギーとして活用するのが上手な体質になるというわけです。

それに加えて、糖質を制限することで、 体内では「糖新生」と呼ばれる現象が起きます。

糖新生とは、人間が自分の体内でブドウ糖を作る働きのことです。

食事で糖質を摂取しない状態が続くと、体内では糖新生が非常に活発に起こると言われています。

糖新生は多くのカロリーを消費して行われるため、 それだけ多くのカロリーを消費することが可能になるというわけですね。

ですから、糖質を制限することで起こる体内の現象としては、
1 外部から糖質が入ってこないので、遊離脂肪酸によって優れたエネルギー源であるケトン体が作られる
2 同じく糖質が入ってこないので、肝臓で糖新生が活発に行われる
3 糖新生によって多くのカロリーが消費され、太りにくい体質になる
このような体にとって良いサイクルが生まれると考えられています。

体を動かすエネルギーがある上で、 体内で多くのカロリーが消費されやすい体になるということは、 体重を落とすダイエット効果も期待できると考えられますね。

あくまでしっかりとした知識を踏まえた上での話ですが、糖質制限を実践することでこういったメリットを受けることが出来ると考えられるのです。

では次に、安全に糖質制限を実践するための知識についてご紹介していきます。

 

 

 

3.人気の糖質制限ダイエットの安全な取り組み方とは?

ここまで糖質制限のメリットについてご紹介してきましたが、 糖質制限でダイエットをするのは危険という声も実際に存在します。

どうしてそのような話があるのか、と不安に思われるかもしれませんので、 ここでは、糖質制限ダイエットを安全に実践するための知識についてお伝えしていきます。

 

3-1.糖質制限ダイエットは危険か?

2016年2月16日、 糖質制限ダイエットの第一人者と言われる桐山秀樹さんが心不全で亡くなったというニュースがありました。

このニュースによって「糖質制限」が危険であるという印象を与えたのも事実と言われています。

桐山さんの死因は糖質制限ではないといわれているのですが、このようなニュースを聞くと、 やはり糖質制限ダイエットは危険かも、と思ってしまうのではないでしょうか?

インターネットで調べてみても、糖質制限ダイエットは、 脳が働かなくなる、病気になる危険性が高いといった記事や書き込みも見られます。

そういった糖質制限が危険という声の中には、 「一生糖質制限しなければいけない」といった誤解も含まれています。

糖質制限は長く続けるものではなく、 理想の体重や、理想の体型、理想の健康を手に入れるために行うものと言われています。

ですから、自分の目標が達成できれば止めても構わないと考えられています。

止めたらリバウンドが気になるという方であれば、 自分で簡単なルールを作って継続するのも良いと考えられます。

例えば「週末だけ糖質を制限する」でもいいでしょうし、 「朝と昼は普通に食べて、夜だけ糖質カット」でも良いでしょう。

そして、なによりも危険を安全に変える方法は「しっかりとした知識を身につけること」ではないでしょうか。

「ここは危ないよ」ということを知らなければ、 私達は危険な場所でも知らない内に足を踏み入れる可能性がありますよね。

それと同じで、糖質制限ダイエットもしっかりとした知識があれば、 安全に実践することも十分可能と考えられます。

 

3-2.糖質制限ダイエットの具体的なステップ

では、糖質制限ダイエットを初める具体的なステップについてお伝えします。

糖質制限ダイエットをするにあたって行う「糖質制限食」には3パターンあって、
1 プチ糖質制限食…1日の中で夕食のみ主食を抜く
2 スタンダード糖質制限食…1日の中で朝食と夕食は主食を抜く
3 スーパー糖質制限食…1日3食主食を抜く
この中から自分に合った物を選ぶということになります。

1が1番ゆるい糖質制限になり、3がもっともハードルが高い糖質制限になりますよね。

これは、あなたがどのような目的をもって取り組むかによって選ぶとスムーズです。

例えば、手始めにダイエットの一環でやってみようかな?という方は1を、 生活習慣病の改善の予防が目的であるなら3といった具合ですね。

2は昼食は外食が多いというサラリーマンの方などにオススメと言われています。

もちろんダイエットが目的で「本気で取り組むぞ!」という意気込みで3を選択すると、 効果が早くあらわれるかもしれませんので、あなたの試してみたい糖質制限食から初めても構いません。

どの糖質制限食に挑戦するかが決まったら、 次にやることは「糖質量」の多い食べ物と少ないものをおおまかに覚えることです。

次の項目では、糖質制限ダイエットで「食べても良いもの」と「避けたほうが良い物」をご紹介します。

 

3-3 .糖質制限ダイエットで「食べても良いもの」と「避けたほうが良いもの」

では、具体的に糖質制限ダイエットで食べても良いもの、避けたほうが良いものをご紹介します。

糖質制限ダイエットは、そのまま「糖質を制限してダイエットをする」というイメージで良いと考えられます。

そうなると自然と、糖質が多いものを避け、糖質の代わりにエネルギーになる「脂質」や「タンパク質」が含まれているものを食べることが必要ですね。

まず、「食べても良いもの=糖質の含有量が少ないもの」と「避けたほうが良い物=糖質の含有量が多いもの」という2つの方程式を覚えておくと良いでしょう。

代表的な糖質の含有量が多い食べ物は一般的に「主食」と呼ばれるものです。

ご飯、パン、麺類などが「主食」と呼ばれていますよね。

この他にも芋類、豆類、果物、ビール、日本酒、ジュース、砂糖類、一部の調味料などに、 糖質が多く含まれています。

糖質の少ないものと多いものを分類した表がありますので、参考にしてみて下さい。

図1

引用元:食・楽・健康協会
http://www.shokuraku.or.jp/carbohydrate.html

こう見てみると、意外と食べても良い物が多いことがわかりますね。

ここで大切なのは、糖質を摂取するのを減らすのであれば、 脂質とタンパク質が多く含まれる食材をしっかり食べるということです。

脂質やタンパク質までカットしてしまうと、体を動かすエネルギーが無くなってしまう恐れがあります。

そのために、ご飯をたべない代わりにおかずをしっかり食べる必要があるというわけですね。

肉類、魚介類、チーズなどの乳製品はもちろん、 葉物の野菜やキノコ類、海藻類、豆腐や納豆などをしっかり食べるということです。

これまでカットしてしまうと、 体のエネルギーが無くなってしまって、元気が無くなってしまう可能性があるので、 糖質の少ない食べ物をしっかり食べるということを覚えておいてくださいね。

 

3-4.糖質が欲しくてたまらない時の簡単な対策

ご飯やパンに含まれる糖質には、依存性や中毒性があると言われています。

仕事で疲れた時、ストレスが溜まってイライラしている時に、 無性に甘いものが欲しくなった経験はありませんか?

糖質が含まれる甘いものを食べると、脳は快感を覚える仕組みになっています。

ちょっとだけ、ちょっとだけ、と繰り返し摂取していく内に、だんだん足りなくなってきて、 いつの間にか甘いものなしではいられない体になってしまうと言われているのです。

脳が快感を覚える仕組みを「脳内報酬系」といい、 実は麻薬や覚醒剤による快感と同じものといわれているのです。

つまり、甘いものを食べれば食べるほど快感を感じる仕組みがあるため、
摂取量がだんだん増えていき、甘いものを食べなければ耐えられない「依存体質」になってしまう可能性があるというわけです。

この依存の強さはコカインなどの薬物を上回るとも言われています。

糖質制限で甘いものや糖質を制限すると、 「どうしても甘いものが欲しい」という感覚を覚えることがあると言われています。

糖質制限を初めるまで、糖質の多い食品を食べていた人ほど、 この感覚が強いと言われているので、 ここで糖質や甘いものを摂取しないようにするのがツラいと考えられます。

そういった場合の簡単な対処法としては、「糖質以外の栄養をよく噛んで食べること」です。

たとえば、食事で糖質を制限していて、ストレスや仕事疲れから甘いものや糖質の多いものを食べたくなったとします。

この時に糖質を摂ってしまうと、 せっかくの糖質制限食の効果が失われてしまうかもしれませんよね。

そんな時は、糖質が少なく、脂質やタンパク質の高いものをよく噛んで食べると、 満足感や満腹感が得られて、糖質への欲求が減少すると言われています。

コンビニで売られている「揚げ物」なども、衣に少量の糖質は含まれているものの、 ご飯や菓子パン、チョコレート、スイーツに比べると少ないものです。

他にもチーズやバターといった乳製品も、 良質なタンパク質と脂質が含まれているので、 体の栄養を補いつつ、満足感を得ることができます。

おつまみで好まれている「あたりめ」や「スルメ」、 アーモンドやくるみなどのナッツ類も間食にはオススメです。

ポイントは「良く噛む」ということです。

小さい頃から「よく噛んで食べなさい」と言われたことがあると思いますが、 よく噛んで食べると様々なメリットを受けることが出来ます。

・胃腸の消化を助ける
・唾液が大量に分泌されると同時に幸せホルモン「セロトニン」が分泌され脳へ良い刺激が起こる
・満腹中枢を刺激する「ヒスタミン」を分泌させ、少量で満腹感が得られる
・顎や顔の筋肉を良く動かすため「小顔効果」が期待できる

具体的な回数は「30回」がベストと言われていますが、慣れるまでは意識して長く噛むことから初めてみると良いでしょう。

まとめますと、糖質や甘いものがどうしても欲しくなった場合は、 ステップ1 糖質や甘いものが欲しいのは依存や中毒であると理解する ステップ2 タンパク質や脂質が含まれる食べ物を30回噛んで食べる  これを実践してみて下さい。

 

3-5.糖質制限ダイエットを継続するちょっとしたコツ

糖質制限ダイエットで、目標を達成する前に挫折するのを防ぐためには、 継続するちょっとしたコツが必要と考えられます。

それは「無理をしないこと」と「ごほうび」です。

いままで糖質をたっぷり摂取していた人が、 いきなり「糖質0」を目指すととてもハードルが高くなりますよね。

初めの数日は続いても、長期的に続けることが難しくなる可能性が高くなります。

ですから、スタートは緩やかな気持ちで、 「夕食だけ糖質(主食)を抜いてみよう」このぐらいで初めてみて良いでしょう。

1週間続けることができれば、「次は朝食と夕食の糖質(主食)を抜いてみよう」と、 ステップアップしていけば問題なく続けられる可能性が高くなります。

まずは、夕食だけ糖質を抜いてみるぐらいの軽い気持ちで初めてみてください。

それと、自分への「ごほうび」をあげるのも長続きさせるコツといえるでしょう。

今までパスタが大好物だったのに、糖質制限初めると二度と食べられない、
このように考えてしまうとツラいですよね。

糖質制限は一生続けるものではありませんし、もし糖質を摂りすぎてしまったのであれば、翌日や1週間という単位で調整すれば問題は無いと言われています。

ですから1週間続けることが出来たのであれば、
自分へのごほうびとして自分が大好きなものを食べると良いでしょう。

あまりに大量に食べるのはオススメしませんが、 週に1回ぐらいは自分の好きなものを食べる日を決めておくと、 モチベーションの維持にも繋がりますよね。

「無理なく」と「自分にごほうびをあげる」 この2つのコツを覚えておいて下さいね。

 

 

 

4.糖質制限ダイエットをやらないほうがよいケース

様々なメリットがある糖質制限ダイエットですが、 現在の健康状態によってはやらないほうが良いケースも存在します。

以下のような方は糖質制限が適さない場合がありますので、 必ず医師に相談してくださいね。

・血糖値を下げる薬を服用している人
・インスリン注射をしている人
・肝硬変の疑いがある人
・診断基準を満たす「すい炎」がある方
・長鎖脂肪酸代謝異常症がある人
・腎機能低下がある人

こういった方に糖質制限は適さないと言われていますので、 不安がある方は一度かかりつけの医師に相談することをオススメします。

その他、糖質制限ダイエットをしている過程で、 耐えられない強い疲労感があったり、体調が優れなくなった場合は、 早めに中止して医師に相談することをオススメします。

無理に続けることで、体調が悪化してしまうのは、 糖質制限ダイエットで健康になるという本来の目的から外れることになります。

そうならないために、しっかりとした知識を身につけておきたいですね。

ですから、糖質制限ダイエットを実践して、糖質を摂取しない分、
・体を動かすエネルギー源である「脂質」をしっかり摂取する
・筋肉を維持するために「タンパク質」をしっかり摂取する
・ビタミンやミネラルが不足しないように気を配る
これらをしっかり守った上で実践することをオススメします。

あなたの体調に合わせて、無理のない範囲で続けてみてくださいね。

 

 

 

5.まとめ

いかがだったでしょうか?

糖質制限ダイエットは危険という声もあるのは事実ですが、 しっかりとした知識を身につけた上で実践すれば、 安全で効果的なダイエット法である可能性は否定できません。

糖質を過剰に摂取することは、人間の体に適していないと言われているので、 糖質制限をすることは本来の人間の食事と言われています。

糖質制限食で、 糖質を摂取することで起こる「グルコーススパイク」によって、血管が傷つくことを防ぐだけでなく、 脂肪をエネルギーとして上手に使える体質に変えてくれることも期待できます。

脂肪が燃焼しやすい体を作れば、 太りにくい体質になって、リバウンドしてしまうことも防げるかもしれませんよね。

・ツラい運動をしなくても良い、
・1週間ほどで体感できるほど体調が良くなる、
・カロリーを気にしなくても良い、
・眠りが良くなり、精神的に落ち着く
・アンチエイジング効果が期待できる
・体に備わっていた自然治癒力を高めることができる
このようなメリットがあるとも言われているので、体調が許すのであれば、一度試してみても良いかもいしれません。

糖質制限ダイエットで必要なステップは、
ステップ1 何キロ体重を減らすか、どのぐらいの体型になりたいかという目標を決める
ステップ2 どのくらい1日の糖質をカットするか決める(夕食だけカット、3食全てカットなど)
ステップ3 おおまかに糖質の多い食材、少ない食材を調べる
ステップ4 糖質の多い食材を避け、糖質が少ない食材で食事をする
ここまでのステップを踏めば、あとは自分が食べたいだけ食べることで 糖質制限ダイエットを実践することは可能です。

具体的な糖質含有量が知りたいという方は下記のリンク先に、 様々な食材の糖質の含有量を記載した表がありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
かんたん糖質制限食.net http://xn--u8jxb9ib9614bvp3chsxa8yppif.net/toushituryou.html

あなたの健康づくりに、今回の記事が参考になれば幸いです。

 

 

 


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