今すぐできる!消化不良と腹痛の応急処置と根本原因を解決する方法

Gulcinglr / Pixabay

突然の腹痛で、今すぐトイレに駆け込みたい。

でも、そんな時に限って電車の中…

そういった緊急の場合には、
この下でご紹介している応急処置を試して下さい。

そこまで緊急性のない場合には、
順番に読み進めていただくことで、
消化不良と腹痛を根本的に改善する方法がわかります。

逆に、そのうち治るから大丈夫だろうと放っておくと、
後から後悔することがあります。

なぜなら、消化不良で腹痛を繰り返していると、
腸の機能が徐々に低下していくからです。

最近の遺伝子研究では、腸の状態が悪化すると、
ガンや脳卒中の原因になることが分かりました。

その他にも、うつ病や認知症、糖尿病、高血圧も、
腸内環境に左右されているのです。

そして、消化不良や腹痛は、
腸内環境の悪化を知らせるサインでもあるのです。

つまり、重大な病気にならないためにも、
食生活や生活習慣を見直して、
腸を健康にすることが重要になります。

ただ、そうは言っても、食生活を改善するなんて、
簡単にはできないと思われるかもしれません。

それに、まずは目の前の消化不良や腹痛を、
治したいと思われているはずです。

そこで今回は、
はじめに、今すぐできる応急処置をお伝えしています。

どこでもできる簡単な方法なのでぜひ試してみて下さい。

そして、その後に、根本原因から改善するための、
腸を健康にする3ステップをご紹介します。

ぜひ消化不良や腹痛を根本から改善して、
健康な体を取り戻しましょう。

 

 

 

1.たった3ステップ!消化不良と腹痛の応急処置

とにかく今すぐ腹痛を治したい場合には、
次の3つのステップを試してみましょう。


・ステップ1
:お腹の緊張を緩める

まずは、お腹を締め付けるような、
ベルトや衣服のボタンを緩めて、内臓の圧迫を取り除きましょう。

悪い姿勢による腹部の圧迫を取り除くだけでも、
内臓の働きが改善したという報告があるように、
腹部の圧迫は消化不良や腹痛の原因になります。

さらに、膝を抱えたり、体を丸めることで、
お腹をしっかり緩めることができます。
・ステップ2:お腹を温める

冬ならカイロを使ってお腹を温めましょう。

カイロをお腹に貼ると、体温が上昇することがわかっています。

お腹を温めることで、
冷えた内臓や過剰に働く内臓が落ち着き痛みが軽減します。

カイロがない場合には、
自動販売機で暖かい飲み物を買って、
カイロ代わりにして、お腹を温めましょう。

 

・ステップ3:ツボを押す

ツボなんか押しても、
腹痛は治らないと疑われる方もいるかもしれませんが、
1997年には米国国立衛生研究所が、
鍼(はり)治療に効果があると発表しています。

鍼治療とは、
注射器よりも細い鍼をツボに刺し、
痛みや病気を改善するというものです。

しかし、鍼を刺すことは素人にはできないので、
ツボを指で押して代用しましょう。

下の写真を参考に親指でツボを押してみましょう。

次のポイントを確認して実践してください。

・痛いけど気持ちのいい強さで押す
・息を吐きながら5秒押す
・息を吸いながら5秒離す
・これを10回繰り返す

①合谷(ごうこく)

1
(出典:コリキクhttp://korikiku.com/?p=1946

 

②手三里

2002
(出典:コリキクhttp://korikiku.com/?p=1841

 

③中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)

3
(出典:養命酒http://www.yomeishu.co.jp/sp/icho_fucho/tsubo/

 

 

 

 

2.油断禁物!消化不良と腹痛に潜む危険

消化不良や腹痛は、
日常的によく見られるものです。

この後の章で詳しくお伝えしますが、
消化不良や腹痛の原因は、
胃や腸の働きに問題が起こることです。

特に最近では、
腸内環境(腸内フローラ)腸内細菌と健康には、
切っても切り離せない関係があることがわかってきました。

つまり、この腸内環境によって脳卒中や心筋梗塞、
うつ病やガンにもなることがわかったのです。

こう言うと、消化不良で腹痛に悩んでるあなたは、
とても不安になってしまうかもしれません。

ですが、逆に考えてみてください。

これだけ消化機能や腸内環境が健康に重要だということは、
腸内環境を健康に保つことができれば、
病気を防ぐこともできると言うことです。

では、どうすれば消化不良や腹痛を改善し、
健康な腸内環境を手に入れることができるのでしょうか。

まず、消化不良と腹痛の原因から詳しく見ていきましょう。

 

 

 

 

3.消化不良の3つの原因と腹痛の関係

消化不良には3つの原因があります。

1つ目は、食生活の乱れです。

例えば、暴飲暴食や辛いもの、冷たいものなど、
刺激の強いものを頻繁に食べると消化不良が起こります。

コンビニ弁当や外食、夕食の時間が遅いことなども、
胃腸の働きを弱らせてしまいます。

食品添加物や保存料も同じです。

2つ目は、自律神経の働きが崩れることです。

自律神経というのは、呼吸や脈拍、睡眠や疲労回復など、
私たちが生活するために欠かせない働きを調節する神経です。

その中のひとつに、内臓の働きを調節する役割がありますが、
不規則な生活習慣やストレスが蓄積されると、
この自律神経の働きが崩れてしまうため、消化不良が起こります。

3つ目は、病気によるものです。

これは、胃潰瘍や胃がんなどの胃腸の病気によって、
消化不良が起こるものです。

他にも、胃下垂、急性胃炎、十二指腸潰瘍、
胆のう炎、過敏性腸症候群などがあります。

このように、消化不良には3つの原因がありますが、
内臓の働きに注目すると、
次の2 つのタイプに分けられます。

まず1つ目が、
内臓が過剰に働いてしまうタイプです。

2つ目は、
内臓の消化機能の低下によって、
食べ物や便がたまり、内臓が押し広げられるタイプです。

そして、このように内臓が縮んだり伸びたりすると、
内臓が刺激されてしまい、
これが腹痛の原因となっているのです。

まとめると、
消化不良の原因は内臓の働きが過剰、
もしくは低下した状態のことを言います。

そして、このような内臓の不調によって、
胃腸や肝臓、膵臓などの内臓が引っ張られたり、
縮んだりする刺激が腹痛の原因となっているのです。

 

 

 

 

4.腸内環境(腸内フローラ)を見直せば、消化不良も腹痛も治る?!

ここまでお伝えしたことをまとめると、
消化不良や腹痛を改善するには、
内臓の働きを正常に整える必要があることがわかります。

そこで重要になるのが、
腸内細菌腸内環境(腸内フローラ)です。

4-1.腸内細菌が病気を防ぐ!

近年、遺伝子研究が進歩した結果、
今までわからなかった病気の原因や、
治療法が見つかっています。

そのひとつとして、
腸内細菌が注目されています。

ビフィズス菌や乳酸菌、悪玉菌や善玉菌という言葉を、
一度は聞いたことがあると思います。

これが腸内細菌と言われるもので、
私たちの腸の中にいます。

その数は、なんと1000兆個です。

人間の体を作る細胞は60兆個と言われているますが、
腸内細菌は、その16倍以上の数になります。

遺伝子研究の結果、この腸内細菌が、
私たちの健康を左右していることがわかりました。

腸内細菌のバランスが乱れてしまうと、
3大死亡原因であるガンや脳卒中、
心筋梗塞といった病気を起こす原因になるというのです。

他にも、次のような病気に関与しています。

・動脈硬化
・糖尿病
・認知症
・うつ病
・アレルギー
・自閉症
・パーキンソン病

腸内細菌は、私たちが健康に過ごすために、
なくてはならないものなのです。

しかし、残念ながら消化不良や腹痛というのは、
この腸内細菌のバランスが崩れた状態です。

つまり、腸内細菌のバランスが崩れていることが、
消化不良や腹痛の根本原因と言えます。

 

4-2.腸内環境(腸内フローラ)が健康の秘訣

腸内細菌は1000兆個も存在しているのですが、
これらはバラバラに過ごしている訳ではありません。

小学校のクラス分けをしたり、職場の人材配置をきめるように、
腸の中で組織作られているのです。

この腸内細菌の組織のことを、
腸内環境腸内フローラと呼びます。

消化不良や腹痛が起きている場合には、
善玉菌が減り、悪玉菌が増えてしまい、
腸内環境が崩れている状態なのです。

私たちの健康を守るための、
防衛組織が崩れてしまっているのです。

ただ、安心してください。

腸内細菌の生命力は強く、わずか数日のうちに、
腸内環境を整えることができるのです。

つまり、この腸内細菌が住みやすい腸内環境を整えることが、
私たちが健康で過ごすために必要なことであり、
消化不良や腹痛を根本的に治す方法でもあるのです。

 

 

 

 

5.もう繰り返さない!消化不良と腹痛を根本的に改善する3ステップ

5-1.酢玉ねぎで善玉菌を活発にする

消化不良や腹痛が見られる場合には、
腸内環境は悪玉菌が優勢になっています。

腸内環境を整えるには、
まずこの勢力図を逆転させる必要があります。

つまり、善玉菌を活性化させることが必要です。

では、なぜ悪玉菌が優勢になってしまうのでしょうか。

それは、やはり食生活によるものです。

悪玉菌は、高血糖、高脂肪、
低食物繊維の食べ物を好みます。

・コンビニ弁当や外食
・インスタント食品や惣菜
・レトルト食品や加工食品
・揚げ物
・アイスやスナック菓子

これらは、悪玉菌を増やす原因です。

ただ、いきなり今までの食生活を変えようとしても、
難しくて続けることができません。

そこで、まず取り組んでいただきたいのが、
酢玉ねぎです。

玉ねぎには、善玉菌の活動を高めるための、
オリゴ糖と水溶性の食物繊維が豊富です。

さらに同時に酢を摂取することで、
腸内環境を効率よく整えるために必要となる、
短鎖脂肪酸を生成することができます。

玉ねぎと酢の組み合わせは、
腸内環境を短時間で整えるために、
ベストな組み合わせなのです。

作り方はとても簡単です。

①玉ねぎを薄くスライスして少々の塩をまぶす

②密閉容器に入れ、ひたひたまで酢を加える

③ハチミツを少量混ぜる

(引用:藤田紘一郎(2015)最新!腸内細菌を味方につける30の方法.ワニブックス)

この3ステップで完成です。

まずは、酢玉ねぎを食べることから始めて、
善玉菌を活性化させましょう。

2週間ほどで腸内環境が回復してきます。

 

5-2.納豆で腸内環境を整える

酢玉ねぎで善玉菌を活性化したら、
一気に勢力図を逆転させましょう。

善玉菌を優勢な状態にするのです。

そこで活躍するのが日和見(ひよりみ)菌です。

腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌だけでなく、
日和見菌を含めた3つの菌があります。

この日和見菌には、腸内環境の中で、
優勢な菌へ加担する特徴があります。

つまり、善玉菌の活動力が高まっていれば、
善玉菌に加担し、その勢力を拡大させます。

しかし、悪玉菌が優勢となると、
今度は悪玉菌に加担するのです。

つまり、腸内環境を整えるには、
酢玉ねぎで善玉菌の活動を高めつつ、
日和見菌を増やすことが必要になります。

そのためには納豆を食べることがおすすめです。

納豆に含まれている納豆菌は、
日和見菌の仲間なのです。

つまり、納豆を食べることで、
腸内の日和見菌を増やすことができるのです。

目安は1日1パックです。

ただし、ワーファリンを服用している方は、
納豆は禁止されていると思いますので注意して下さい。

 

5-3.腸内環境の指標は便の量や色で確認!

腸内環境を整えるためには、
ステップ1で善玉菌を活性化させ、
ステップ2で善玉菌優勢な腸内環境にします。

腸内環境が整うということは、
消化不良や腹痛も改善するということです。

つまり、健康な体を取り戻しながら、
消化不良や腹痛も改善できるため、
一石二鳥なのです。

そしてステップ3では、
腸内環境をセルフチェックしましょう。

そこで役に立つのが便です。

便は食べカスのようなイメージがあると思いますが、
その60%は水分で、35%は腸内細菌とその死骸なのです。

食べかすはわずか5%にすぎません。

増えすぎた腸内細菌や、
働きを終えた菌が便となって出てくるのです。

つまり、便の量が多いということは、
腸内細菌の増殖力や活動力が高いことを意味します。

便を見れば、
腸内環境の状態が把握できるのです。

次のような便であれば、
腸内環境が整っていると言えます。

・バナナ3本分の量
・歯磨き粉や味噌のような硬さ
・黄褐色(黄色がかった茶色)
・匂いはかすか
・ゆっくり水に沈む

ぜひ、便の状態を確認する習慣をつけましょう。

 

 

 

 

6.まとめ

消化不良や腹痛が起きている原因は、
食生活や自律神経の乱れ、
内臓の病気によって胃腸の働きが悪くなることです。

つまり、この胃腸の働きを改善することが、
消化不良や腹痛を治すポイントです。

まずは応急処置として今すぐできる、
3つの方法をご紹介しました。

突然、腹痛に襲われたけど、
今すぐトイレに駆け込むことができなかったり、
なんとか痛みを抑えたい場合に試してください。

ただし、これはあくまでも応急処置です。

消化不良や腹痛の根本原因を解決しなければ、
また同じようなことが起きてしまいます。

そこで、根本解決のために注目したいのが、
腸内環境(腸内フローラ)です。

腸内環境が胃腸の働きに重要なことは、
以前からわかっていました。

しかし、最近の遺伝子研究によって、
私たちの腸の中には1000兆個もの腸内細菌が住み、
私たちを病気から守っていることが判明しています。

最近よく耳にするようになった善玉菌や、
悪玉菌といわれるものが、この腸内細菌です。

そして、「悪」と名付けられているように、
腸内細菌が悪玉菌優勢になると、腸内環境が崩れてしまいます。

すると、消化不良、腹痛、風邪など、
日常的に見られる症状はもちろん、
3大死亡原因であるガン、心臓病、脳卒中の原因にもなるのです。

つまり、消化不良や腹痛は、腸内環境が崩れているサインであり、
これを、根本的に治すためには、
腸内環境を整える必要があるのです。

そこで今回は、今すぐできる、
腸内環境を整える3ステップをお伝えしました。

とても簡単な方法ですので、
ぜひ一度試してみてください。

そして、消化不良や腹痛を改善し、
病気に負けない、健康な体を手に入れましょう。

 

 

 

 


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