消化不良で吐き気が起こった場合の3つの対処法と2つの予防法 

DarkoStojanovic / Pixabay

あなたはこのような悩みがありませんか?

・食後に吐き気が起こって気持ちが悪い
・消化不良を起こしているのが自分でわかるが食べすぎてしまう
・胃の不快感が強く、胃薬が手放せない
・寝る前に食べると消化不良を起こす
・夜中に吐き気で目がさめることがある
・食べたいが、吐き気が気持ち悪くて食べられない

私達は知らないうちに、自分で消化不良を起こす原因を作り出しています。

例えば、甘いものや消化の悪いものを食べすぎていたり、 時間がないからと外食に頼っていたり、 普段から暴飲暴食を繰り返していると、 消化不良を起こしやすいと考えられているのです。

イベントや特別な日に、ついつい食べすぎてしまい、 吐いてしまった方が楽だと思うことがあったり、 実際に吐いてしまったという方も少なくないと言われています。

消化不良は、食事以外にも引き起こす要因はあり、 一般的に「ストレス」や「過労」でも起こると言われているのです。

あまりに消化不良が長引くようであれば、 胃潰瘍や胃ガンなどの胃の疾患が潜んでいる可能性も否定できません。

このように、消化不良は様々な原因があることがわかりますね。

そして、消化不良を起こすと、 吐き気が起こったり、酷い時は嘔吐してしまいます。

食べたいのに吐き気が起こるのが嫌で食べられない、 このような悩みをお持ちの方もおられると思います。

ここでは、そういった悩みを解消するために、 消化不良になる原因と、消化不良から吐き気が起こる理由、 そして、吐き気を抑える簡単な3つの対処法をご紹介します。

あわせて、消化不良にならないように、 未然に防ぐ効果があるオススメの2つの予防法をご紹介しますので、 あなたの食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

1 消化不良とは?

そもそも、消化不良とはどういったものなのでしょうか?

食べたものは、 胃腸の運動や胃酸、消化酵素などによって消化され、吸収されやすい形になります。器官や筋肉、神経など身体的な疾患がないのに、 胃腸の働きが低下して膨満感、胸やけ、吐き気、食欲不振など さまざまな症状が慢性的にあらわれるのが消化不良です。

引用元 タケダ健康サイト(http://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=shokafuryo

私達は、お腹が空くと食事をします。

正常であれば、食べたものは体内で消化されて吸収されるのですが、 なんらかの理由で消化されずに、 体に様々な症状が現れるのが消化不良というわけです。

では次に、消化不良が起こる原因を見てみましょう。

 

 

 

 

2 消化不良が起こる3つの原因

消化不良が起こる原因は大きく分けて3つあります。

「アンバランスな食生活」
「過労やストレスによる自律神経の乱れ」
「胃潰瘍や胃ガンなどの疾患」
この3つの原因によって消化不良が起こると考えられているのです。

ここでは、その3つの原因について解説していきます。

 

2-1 アンバランスな食生活

食事はヒトが生きていく上で欠かせない行動ですよね。

体の機能を成長させたり、維持したりするために必要ですし、 お腹が空いているとやる気や集中力も発揮できません。

しかし、アンバランスな食生活は、 逆に体の機能を低下させてしまうと考えられています。

現代の食生活は乱れていると言われていて、
・暴飲暴食、早食い
・脂肪分のとり過ぎなど栄養素が偏った食事
・にんにく、辛いものなど刺激の強い食べ物の食べ過ぎ
・アルコールの飲み過ぎ
こういったことが消化不良を起こす原因と言われています。

アンバランスな食生活で、暴飲暴食を繰り返していると、 胃酸の分泌が乱れて、食べたものを消化してくれる 「消化酵素」を分泌する膵臓の機能が低下し、 消化不良が起こりやすくなるのです。

 

2-2 過労やストレスによる自律神経の乱れ

自律神経は私達の体の機能を調整する役割を持っています。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、 気持ちが高ぶっていたり、緊張している時は「交感神経」が優位になり、 リラックスしているときや睡眠時は「副交感神経」が優位になっています。

しかし、交感神経が高ぶりすぎると、 消化不良や吐き気を起こすと言われているのです。

胃腸は精神状態と深く関わっていて、 強いストレスを感じたり、疲れが溜まってくると、 胃が痛くなったり、便秘や下痢になってしまう人も多いのではないでしょうか。

消化活動は、 副交感神経が優位であるリラックスした状態で行われると言われているので、 疲労が溜まったり、慢性的にストレスを感じて交感神経が優位なままでは、 スムーズに行われない可能性があるのです。

交感神経が優位な状態というのは、 いざという時に動けるように体の機能を調整してくれます。

つまり、脳や筋肉に血液をしっかり循環させるように調整しているので、 消化器官の活動は抑えられているというわけです。

食べ過ぎや飲み過ぎでもないし、特に病気でもないのに、 消化不良を起こしているのであれば、原因は自律神経の乱れが考えられます。

後述する3つの対処法以外にも、体と心を落ち着かせるために、 休養や睡眠を積極的にとるように心がけてみて下さい。

 

2-3 胃潰瘍や胃ガンなどの疾患

消化不良は疾患が原因になることもあります。

・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・胃アトニー
・吸収不良症候群
・胃ガン
・すい臓ガン

これらの疾患が消化不良の原因と考えられています。

消化不良で起こる症状は、生活を改善することで治まると考えられますが、 あまりに長引くようであれば、何らかの疾患が潜んでいる可能性も否定できません。

その場合は、早めに医療機関を受診することをオススメします。

 

 

 

 

3 消化不良で吐き気が起こる理由

ではなぜ、消化不良で吐き気を起こすのでしょうか?

その理由の1つは、「体の防衛反応」と言われています。

食べ過ぎてしまうと、消化しきれない程の たくさんの食べ物が胃に入ることになります。

短時間で一度に多くの食べ物が胃に入ると、 体は胃の負担を減らすために、体外へ余分な食べ物を排出しようとするのです。

これが消化不良から吐き気が起こるメカニズムです。

ですから、食べ過ぎを防ぐことで、 消化不良からの吐き気や嘔吐は防げるというわけですね。

とはいうものの、 起こってしまった吐き気はできれば抑えたいもの。

次の項目では、起きてしまった吐き気を 抑える簡単な方法を紹介します。

 

 

 

 

4 消化不良からの吐き気を抑える3つの対処法

 ここでは、消化不良で起こってしまった 吐き気を抑える3つの対処法をご紹介します。

今すぐ試せるものもありますので、 すぐに吐き気を抑えたいという時に活用してみてください。

 

4-1 リラックスして横になり安静にする

体内での消化活動は、 リラックスしている時に行われるようになっています。

食後は、体を動かす運動のような活動的なことをすると、 消化活動がスムーズに行われないので、 なるべくリラックスしておく必要があります。

その理由は、 食べ物を消化するためには、 消化器官が動けるようにするための血液が必要だからです。

リラックスした状態は、活動中と違い、 手足などに多くの血液を送る必要がありませんので、 消化器官に血液を充分に送ることが可能というわけです。

つまり、食後は横になってゆっくり安静にしておくと、 食べたものを体がしっかり消化してくれるというわけですね。

その際は、仰向けになるのではなく、 横向きに寝て、体の右側を下にするのが効果的と言われています。

1
引用元 アラフォー.COM(http://xn--ccko5k5cre.com/%E3%80%8C%E5%8F%B3or%E5%B7%A6%E3%82%92%E4%B8%8B%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E5%AF%9D%E3%82%8B%E3%81%A8%E8%83%83%E3%81%8C%E7%97%9B%E3%81%84%EF%BC%9F%E6%B6%88%E5%8C%96%E3%81%AB%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%8D/

胃の形は、体の左側から食べ物が入り、 右の下に向かって送られるようになっていますので、 胃から腸への流れがスムーズに行われるように、 体の右側を下にして横になるのが良いというわけです。

ただし、右向きで横になると、 「逆流性食道炎」の症状が酷くなる場合もありますので、注意が必要です。

胸やけ」や「逆流性食道炎」に注意! 大量の胃酸が分泌されて起こる「胸やけ」や「逆流性食道炎」 横になる事で胃酸が逆流しやすくなります。
横になった時に咳(せき)が出る、食後背中が痛くなるので横になる この場合も「逆流性食道炎」の可能性があります。胃酸の逆流の他に背中の痛みは治らず胸やけやムカつきが増してしまいます。

「食後横になる」事は不向きになりますので注意します。

引用元 気になるあれこれ。(http://kininaruarekore.com/archives/5884.html

このような場合は、完全に横になるのではなく、 ソファーにもたれかかるぐらいの 「体をやや起こした状態」が望ましいと言われているので、 あなたの体調に合わせて様子を見ることをオススメします。

 

4-2 ミントのガムやタブレットを食べる 

ミントの味や匂いには、 吐き気を抑える効果があると言われています。

吐き気が治まらずに気分が悪い場合は、 ミント味のガムやタブレットを食べると症状が和らぐ可能性があります。

ミントには様々な効能があり、 特に、消化不良や便秘、吐き気、胃痛に有効と言われています。

手軽にミントを摂取するなら、ガムやタブレットで充分ですが、 「ミント水」を作っておけば、食べすぎて吐きそう!という時に役に立ちます。

「ミント水」の作り方は、

ステップ1 ミントをよく洗い、耐熱容器に好きなだけ入れる
ステップ2 沸騰したお湯をミントの入った容器に注ぐ
ステップ3 お好みの加減で煮出して出来上がり

ホットで飲んでも良いですし、 冷やして冷蔵庫に常備しておいてもいいですね。

甘みが欲しい場合はハチミツがよく合うそうですので、 ぜひ一度作って飲んでみてくださいね。

 

4-3 吐き気を抑えるツボを刺激しよう

吐き気を感じたら、 ツボを刺激するのも有効な手段と言われています。

吐き気を抑える効果が期待できる手足のツボをご紹介します。

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引用元 gooヘルスケア(https://health.goo.ne.jp/column/fitness/f002/0124.html
■合谷(ごうこく)…様々な体の不調に効果があるオールマイティーなツボ

■労宮(ろうきゅう)…ストレスによる胃腸の不調に効果的

■足三里(あしさんり)…消化器系全般に効果的

■梁丘(りょうきゅう)…胃の働きを整える効果がある

■厲兌(れいだ)…胃のむかつきや吐き気に効果的

それぞれのツボは、胃腸の不調に有効と言われているので、 食べすぎたとき、吐き気が起こったときに、 「痛気持ちいい」ぐらいの強さで刺激するといいでしょう。

ツボを刺激する際は、呼吸がポイントです。

ツボを押す時にゆっくりと息を吐きながら押し、 指を離す時に息を吸うと、リラックス効果が生まれて体の緊張もほぐれます

そして、これら手足のツボは、 いつでも気づいた時に押せるメリットがありますので、 吐き気が起こった時には、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

5 消化不良を防ぐ!2つの予防法

ここまで、消化不良から吐き気が起こった場合の 3つの簡単な対処法を紹介しました。

消化不良は、私達の生活に原因があると言われているので、 ちょっとした心がけ次第で予防することも可能です。

そこで、消化不良にならないために、 簡単な2つの予防法をご紹介します。

 

5-1 食事中に水を飲まない

外食に行った時は席につくと水が出てきますし、 食事の時に水分が欠かせないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、食事中に水を多く飲むと、 消化不良の原因になる可能性があります。

食事中の水分補給は消化を遅める?!

ここでよく疑問にあがるのが、 食事中の水分の摂取がこの消化吸収のプロセスにとって良いのかどうか。

これについて、ハーヴィーダイヤモンドは、著書フィット・フォー・ライフの中で、 「胃の中には食べ物を分解している消化液があり、
食べ物と一緒に水を飲むと、これらの消化液を薄めてしまうことになり、 食べ物が正しく消化されるのを妨げてしまう」と述べています。

消化プロセスに問題があると、毒素がただしく排出されず体内にたまっていく。

また、アルコールやジュースなどは、逆に唾液を乾燥させて消化プロセスを遅め、 同様に冷たい飲みものも消化プロセスを遅めるとされています。

引用元 BEACH-PRESS.COM(http://beach-press.go-naminori.com/?p=7254

つまり、食事中の水分補給はなるべく避けるほうが 消化プロセスには有効というわけです。

しかし、私達の体は水分を補給しないと生きる事ができませんので、 いつ水分補給すればいいのでしょうか?

それは、「食事の30分前まで」と言われています。

食前にしっかり水分補給しておくことで、 消化の効率を最大限に上げる準備をしてくれるので、 食事をする時間から逆算して水分補給をしておくと良いでしょう。

食後に水分を多量に摂るのも、 消化吸収を妨げる可能性があると言われているので、 「水分補給は食前30分前までに終わらせておくこと」をオススメします。

どうしても食事中に水分補給したいという場合は、 少量の水を常温で飲むぐらいであれば大きな問題は無いと言われているので、 我慢ができないという時は無理をせずに水分補給してください。

 

5-2 積極的に消化酵素を摂取する

 食べ物の消化には「消化酵素」が必要です。

消化酵素は唾液や胃液に含まれていて、 私達が食べたものは、消化酵素の力で吸収されやすい形に分解されます。

ただし、この消化酵素が不足してしまうと、 消化不良を起こしやすくなったり、 吐き気や下痢を起こしてしまうと言われています。

消化酵素は、
・喫煙、飲酒
・強いストレス
・低タンパク質の食事
・ビタミンの無い食事
・睡眠不足
これらが原因で不足してしまうと言われています。

消化酵素は一定量分泌されていますが、 上記のような生活習慣を繰り返していると、 いずれ足りなくなってしまうと言われています。

そこで、消化酵素の補充にオススメなのが、 「消化酵素が多く含まれている食べ物を食べること」です。

消化酵素は食べ物にも多く含まれていて、
・生野菜(特に大根、キャベツ、スプラウト)
・生のフルーツ(特にバナナ、パパイヤ、パイナップル、キウイ)
・納豆、漬物、味噌などの発酵食品

野菜やフルーツは、加熱や加工をすると酵素が失われてしまうので、 「鮮度の良いものを生で食べること」が消化酵素を摂取するには最適です。

食事の際に生野菜でサラダを作るのもいいでしょう。

生のフルーツで作ったジュースを飲めば、 消化に良いだけでなくフルーツの栄養をまるごと摂取できます。

忙しくて食事の時間が無いという場合は、 消化酵素のサプリメントを利用するのも良いでしょう。

ドラッグストアでも様々な消化酵素のサプリメントが販売されていますし、 インターネットで検索すれば簡単に見つかります。

消化酵素の力を借りて、消化不良を起こしにくい体を作ってみませんか?

消化不良を予防する方法はまだまだあります。

その他の消化不良の予防法は 「7分でわかる消化不良と栄養失調」という記事内で、 消化不良の改善に役立つメニュー等をご紹介していますので、 ぜひ、そちらもご覧になってみて下さい。

 

 

 

 

6 まとめ

いかがだったでしょうか?

消化不良は、
・アンバランスな食生活
・過労やストレスによる自律神経の乱れ
・胃潰瘍や胃ガンなどの疾患
これらが原因となって起こると言われています。

消化不良になると、吐き気が起こることもありますし、 酷い時は嘔吐してしまうこともあります。

もし、吐き気が起こってしまった場合は、
・消化しやすくするために、リラックスして横になり安静にする
・ミント味のガムやタブレットを食べたり、ミント水を飲んで吐き気を抑える
・吐き気を抑えるツボを刺激する
など、今回紹介した3つの対処法を試してみて下さい。

そして、消化不良を予防するために、
・食事中に水を飲まない
・消化酵素を積極的にとる
この2つの予防法を試してみて下さい。

あなたが健康になる体づくりに、 今回の記事がお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 


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