3ステップで解決!花粉症から食物アレルギーになる危険な食材とは

Mojpe / Pixabay

花粉症のあなたは、 果物や生野菜を食べた時にこんな経験はありませんか。

・口がピリピリする
・のどがイガイガする
・くちびるやのどが腫れる
・かゆくなる

もしかしたらそれは、 花粉症が原因で起こる食物アレルギーかもしれません。

これを花粉食物アレルギー症候群と言いい、 近年、増えているため注目されています。

おそらくあなたは、 「自分(や子供)が食物アレルギーだったらどうしよう…」と 不安に感じていると思います。

しかし、一般的な食物アレルギーと 花粉食物アレルギー症候群には違いがあります。

一般的な食物アレルギーでは、 命に関わる危険な症状まで起きてしまうこともあります。

しかし、花粉食物アレルギーは、 口やのど、唇に限定された一時的な症状が出ます。

この違いを知らず、食べることが怖くなったり、 むやみに食事制限をすると、 栄養失調などを起こしてしまうこともあります。

子供の場合は成長や発達の妨げにもなります。

しかし、油断は禁物です。

近年、花粉食物アレルギー症候群でも、 呼吸困難が起こる重症例の報告があります。

そこで今回は、花粉食物アレルギーとは一体なんなのか、 さらに、安全な食材の選び方についても詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

1.花粉症から食物アレルギーになる?!

近年、新しい食物アレルギーとして、 花粉食物アレルギー症候群が注目されています。

これは、花粉症が原因で発症する食物アレルギーです。

食物アレルギーと言えば、 小学生の頃にクラスに一人か二人は、卵や牛乳アレルギーの子がいたのではないでしょうか。

また、知り合いにも、カニやエビアレルギーの人はいないでしょうか。

食物アレルギーと聞くと、
・ひどい蕁麻疹(じんましん)が出る
・厳しい食事制限で好きなものが食べられない
・誤って食べてしまうと命の危険がある
こう言った怖いイメージがあるかもしれません。

しかし、一般的な食物アレルギーと、 花粉食物アレルギー症候群には違いがあります。

その違いを知れば、 必要以上に怖がる必要のないことがわかります。

無理な食事制限も必要ありません。

ではその違いとは一体なんなのでしょうか。

 

 

 

 

 

2.食物アレルギーとは

食物アレルギーとは、 食物が原因で引き起こされるアレルギーのことです。

卵、牛乳、小麦アレルギーという言葉はよく耳にします。

しかし、これらの一般的な食物アレルギーとは異なる 特殊なものがあります。

それが、花粉食物アレルギー症候群です。

これらの違いは大きく分けると、 アレルギーが起こる原因と場所、症状が違います。

 

2-1.アレルギーは免疫異常

まず、ここからの内容をわかりやすくするために、 アレルギーがなぜ起こるのか見ていきましょう。

アレルギーとは、 免疫が過剰に働いてしまうことを言います。

免疫とは本来は体を守る働きのことで、 例えば、風邪を引いた時に病原菌を退治する働きです。

しかし、この働きが過剰になると、 鼻水や目のかゆみ、じんましんなど様々な症状が出ます。

そして、この免疫の過剰反応を引き起こす原因を アレルゲンと言います。

卵アレルギーのアレルゲンは卵、 牛乳アレルギーであれば牛乳です。

つまり、アレルゲンが体の中に入ると、 免疫の過剰反応が起きて、 様々な症状を引き起こすのがアレルギーです。

では食物アレルギーの場合はどうなっているのでしょうか。

 

2-2.クラスⅠ食物アレルギー

一般的に知られている食物アレルギーは、 クラスⅠ食物アレルギーと言われます。

卵、牛乳、小麦、カニやエビなどの アレルギーはこのタイプです。

このタイプの食物アレルギーは、 食事によってアレルゲンが血液中に入り込み アレルギー症状が出ます。

もう少し詳しくお伝えすると、まず食べた物は胃で消化され、腸で栄養素が吸収されます。

次に、腸で吸収した栄養素は血液中に取り込まれます。

この栄養素の中にアレルゲンが含まれている場合、 食物アレルギーが引き起こされます。

例えば卵アレルギーの場合は、 卵に含まれるアレルゲンが腸から血液中に吸収され、 アレルギー症状が出ます。

代表的な症状は蕁麻疹(じんましん)です。

 

2-3.全身が痒くなるツラい症状

ここでポイントは、 アレルゲンは血液の流れによって全身に運ばれるということです。

つまり、全身に症状が起こる可能性があるのです。

例えば蕁麻疹の場合、 アレルゲンが血液の流れによって皮膚に届き、 免疫の過剰反応が起こるため蕁麻疹が出ます。

血液は全身を流れていますので、 広い範囲に症状が出ることもあります。

また、目にアレルゲンが運ばれると目が充血します。

このように、アレルゲンの運ばれる場所によって、 鼻、内臓、呼吸器にも症状が見られます。

具体的な症状には以下のようなものがあります。

 ・皮膚症状
蕁麻疹、かゆみ、腫れ、赤み、湿疹(しっしん)

 ・粘膜症状
眼症状:目の充血・腫れ、かゆみ、涙が出る、まぶたが腫れる
鼻症状:くしゃみ、鼻水、鼻がつまる
口腔咽頭症状:口の中や唇・舌の違和感・腫れ、のどのかゆみ・イガイガ感

 ・消化器症状
腹痛、気持ちが悪くなる、嘔吐、下痢、血便

 ・呼吸器症状
のどの締め付けられる感じ、のどが腫れる、声がかすれる、せき、喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難

 

2-4.命の危険?!アナフィラキシーとは

さらに、これらの症状が同時に複数見られる場合を アナフィラキシーと言います。

アナフィラキシーが重度の場合、 脈拍が異常に増えたり血圧低下を起こし、 意識障害が起こることがあります。

これをアナフィラキシーショックと言い、 命に関わる重大な症状で、すぐに治療が必要です。

2012年には東京の小学校で給食を食べた女の子が数時間後にアナフィラキシーショックで命を落と す事故が起きてしまいました。

この事故は大きなニュースとなり、国も対応に迫られました。

 

2-5.子供だけじゃない!最近の食物アレルギー

このような悲しい事故からもわかるように、 食物アレルギーは子供に多く見られます。

厚生労働省の資料によると、乳児10%、3歳児5%、学童以降1.3〜4.5%とされています。

しかし近年、大人の食物アレルギーが増え、 アナフィラキシーショックの報告も増えています。

以下のようにクラスⅠ食物アレルギーには次のような特徴があります。
・特定のアレルゲンが腸から血液に取り込まれて発症する
・皮膚、目、鼻、のど、内臓など様々な症状を起こす
・症状が出るまでの時間が短い
・命に関わるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性がある
・子供に多いが、大人の食物アレルギーが増えている

こうして見ると、 やはり食物アレルギーに対する恐怖や不安があると思います。

しかし、花粉食物アレルギー症候群は、 このクラスⅠ食物アレルギーとは違いがあります。

 

 

 

 

3.花粉食物アレルギー症候群とは

花粉食物アレルギー症候群は、 略してPFASもしくはPFSと言われます。 (pollen-associated food allergy syndromeの略)

花粉食物アレルギー症候群の多くは、 口やのどに限定された症状が出るため、 口腔アレルギー症候群とも呼ばれています。

こちらはと略してOASと言われます。 (oral allergy syndromeの略)

二つの言葉が出てくると混乱するかもしれません。

しかし、 ほとんど同じ意味として考えることができます。

これらは一般的な食物アレルギー(クラスⅠ食物アレルギー)と異なる特徴があり、特殊型(クラスⅡ食物アレルギー)に分類されます。

この違いがわかると、 花粉食物アレルギーに対する不安が減り、 今後どうしたらいいのかがわかります。

 

3-1.あなたの花粉症はどのタイプ?

まず花粉症が起こる仕組みを簡単にお伝えします。

花粉症と言えば、スギやヒノキが有名です。

例えば、スギ花粉症の場合、 スギ花粉が鼻やのど、目に付着するとそれを感知します。

ここで免疫の過剰反応が起きてしまうと、 鼻水、くしゃみ、目のかゆみと言った花粉症の症状が出ます。

スギやヒノキの花粉が、 アレルギーを引き起こす原因であるアレルゲンです。

 

3-2.花粉と食物を勘違い?!交差反応とは

花粉が原因だから花粉症、 食べ物が原因だから食物アレルギーという病名が付いています。

では、なぜ花粉が原因で食物アレルギーになるのでしょうか。

それは交差反応とうものが原因です。

実は、花粉のアレルゲンと似たアレルゲンを持つ食材があります。

例えば、スギ花粉の場合はトマトです。

つまり、スギ花粉症の人がトマトを食べると、 トマトに含まれるスギ花粉と似たアレルゲンを感知して、 花粉食物アレルギー症候群を引き起こすことです。

これを交差反応と言い、 花粉症なのに食物アレルギーが起こる原因です。

他にはイネ花粉とメロン、シラカンバとりんごなどの対応があります。

特に生野菜や果物、ナッツ類に多く見られます。

その他の花粉と交差反応性のある食材は以下の通りです。

花粉 花粉飛散時期 交差反応のある食材
シラカンバ 4〜5月頃 野菜:リンゴ、西洋ナシ、サクランボ、モモ、スモモ、杏、イチゴ、キウイ、マンゴー、オレンジ、メロン、ライチ

果物:大豆(豆乳)、セロリ、ニンジン、ジャガイモ

ナッツ:ヘーゼルナッツ、くるみ、アーモンド、ココナッツ、ピーナッツ

その他:マスタード、コリアンダー、唐辛子

ハンノキ 1月〜4月頃 野菜:大豆(豆乳)、山芋、アボカド、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、トマト、ごぼう、きゅうり

果物:リンゴ、モモ、イチゴ、ナシ、ビワ、サクランボ、メロン、スイカ、キウイ、オレンジ、マンゴー

ナッツ:ヘーゼルナッツ

スギ、ヒノキ 2月〜5月頃 野菜:トマト
ヨモギ 8月〜10月頃 野菜:セロリ、ニンジン、トマト、ジャガイモ、レタス

果物:マンゴー、キウイ

ナッツ:ピーナッツ、ヘーゼルナッツ、栗、ピスタチオ

その他:マスタード、コリアンダー、クミン

ブタクサ 8月〜10月頃 野菜:ズッキーニ、きゅうり

果物:メロン、スイカ、カンタローブ(マスクメロン)、バナナ

イネ

オオアワガエリ

カモガヤ

5月〜9月頃 野菜:トマト、ジャガイモ、玉ねぎ、セロリ

果物:メロン、スイカ、オレンジ、キウイ

ナッツ:ピーナッツ

その他:米、小麦

プラタナス 4月〜5月頃 野菜:レタス、トウモロコシ

果物:リンゴ

ナッツ:ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ひよこ豆

 

 

3-3.限定された症状

一般的な食物アレルギーは、 食べた食物が腸で血液中に吸収されて起こります。

血液の流れに乗ってアレルゲンが全身に運ばれるため、 皮膚や目、鼻、呼吸器など全身に症状が出ます。

アナフィラキシーと言われる危険な症状もあります。

それに対して花粉食物アレルギー症候群の症状は、 そのほとんどが口やのど、唇に限定された一時的なものです。

具体的には、
・口がピリピリする
・のどがイガイガする
・くちびるやのどが腫れる
・かゆくなる、などの症状が出ます。

 

3-4.加熱した食材なら食べてもいい?

では、花粉食物アレルギー症候群では、 危険なアナフィラキシーは起きないのでしょうか。

答えからお伝えすると、 その可能性は低いと言われています。

アナフィラキシーとは、 様々な症状が同時に多発することを言います。

症状が多発する原因は、 腸から血液中に吸収されたアレルゲンが、 血液の流れに乗って全身に運ばれるからです。

しかし、花粉食物アレルギー症候群のアレルゲンは消化酵素に弱く、 腸から血液に吸収される前に分解されてしまいます。

そのため、消化される前の口、のど、 唇に限定された症状が起こります。

つまり、同時に複数の場所で症状が出る アナフィラキシーを起こす可能性は低いのです。

また、熱にも弱いという特徴があります。

そのため、調理や加工時に加熱されると、 アレルゲンが分解されます。

それとは逆に、 熱処理されていない生野菜や果物を食べた時に、 症状が出やすいという特徴もあります。

つまり、生の野菜や果物を避け、 熱処理されたものを食べることで、 花粉食物アレルギーの発症が軽減すると言われてきました。

しかし、最近になって口、のど、唇以外にも、 全身の症状が見られるケースが出てきました。

 

3-5.重症例

花粉食物アレルギー症候群の重症例が報告されています。

特に大豆や大豆加工食品で見られます。

例えば白崎英明医師(札幌医科大学耳鼻咽喉科准教授)の報告では、 71歳の男性が豆乳を飲んだ後にアナフィラキシーを起こしたとしています。

この症例では豆乳を飲んだ5分後に鼻水、目の腫れ、呼吸困難が出たため救急病院で治療を受けています。

また、近藤康人医師(藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院小児科教授)によると、 12歳の女の子が豆乳を飲んだ直後に呼吸困難を起こしたと言います。

花粉食物アレルギーの場合、 加熱すれば大丈夫だと言う情報がありますが、 油断はできないということです。

ではこのような重大な症状を引き起こさないためには、 どのような治療があるのでしょうか。

 

3-6.治療薬はない?!

実は、花粉食物アレルギー症候群を治す薬はありません。

アレルギー症状が見られた場合、抗ヒスタミン薬が処方されることがありますが、 これは症状を緩和させるためのお薬です。

では、薬がなければどうしたらいいのでしょうか。

それは食事療法です。

食物アレルギー診療ガイドライン2012によると、 「正しい原因アレルゲンの診断に基づいた必要最小限の除去食」が 食事療法のポイントだとされています。

わかりやすく言えば、どの食材が原因で、 どれだけ食べると症状が出るのかを見極め、 発症させないことが重要になります。

花粉食物アレルギーを発症する可能性は、 55%と言う研究もあります。

逆に45%は発症しないと言うことです。

では、どうすれば発症するかもしれない食材を 見極めることができるのでしょうか。

そのために必要な3つのステップがあります。

 

 

 

 

4.発症しないための3ステップ

花粉食物アレルギー症候群の最大の治療方法は、 発症させないことです。

つまり、何をどれだけ食べると発症するのかを 詳しく知ることが大切です。

そのために必要な3つの検査があります。

 

4-1.血液検査

血液検査を行うと花粉症のアレルゲンがわかります。

これを血中抗原特異的IgE抗体検査と言い、 血液中のIgE抗体というタンパク質を調べるものです。

IgE抗体というのは、 特定のアレルゲンごとに存在しています。

つまり、スギ花粉に対するIgE抗体、 ヒノキ花粉に対するIgE抗体などに分かれています。

そして、このIgE抗体の数値が高いものが花粉症のアレルゲンであることがわかります。

まずはこの血液検査で、 どの花粉が原因で花粉症になっているのかを調べます。

この検査は1歳未満のお子さんでも受けることができます。

ただし、小さなお子さんの場合には、 採血が難しいことがあります。

そんな時には、 指先に少しチクっと針をさすだけの検査方法があります。

こうして原因となる花粉の種類が分かれば、 交差反応の表と照らし合わせて、 花粉食物アレルギー症候群を起こす食材を予測できます。

しかし、あくまでも予測になるため、 この予測を確定するための検査があります。

その方法が皮膚テストと食物テストの2つです。

 

4-2.皮膚テスト

花粉食物アレルギー症候群の場合は、 プリックプリックテストが行われます。

これは針を使って皮膚にわずかな傷をつけ、 そこからアレルゲンを体の中に入れて症状を見るものです。

例えば、血液検査でスギ花粉症だと分かれば、 トマトで花粉食物アレルギー症候群を起こす可能性があります。

この場合、まず針をトマトに刺し、 その後、その針で皮膚にわずかな傷をつけます。

そして、15〜20分後に皮膚に赤みや腫れが見られた場合、 トマトで発症することがわかります。

もしかしたら、 針を刺すなんて痛くて怖いと不安に感じているかもしれません。

ですが、実際にはほとんど痛みもなく、 出血もない検査なので安心してください。

この検査で、発症する食材が詳しくわかります。

ただし、ここで注意があります。

例えばトマトで発症するとわかった場合、 もうトマトは食べられないと思われるかもしれません。

ですが、少量なら食べても大丈夫ということもあります。

もしかしたら、 今まで気にせず食べていたものもあるかもしれません。

つまり、皮膚テストだけでは、 どれだけ食べたら発症するのかということまではわからないのです。

そこで、具体的にどの食材をどの程度食べてもいいのか、 もしくは食べられないのかを詳しく検査する方法があります。

それが食物テストです。

 

4-3.食物テスト

食物テストには食物除去試験と食物経口負荷試験があります。

 ・食物除去試験
これは、原因と考えられる食材を1〜2週間食べず、 症状が改善するかどうかを判断するものです。

食べたものを記録しながら、 食材と症状を照らし合わせて判断していきます。

・食物経口負荷試験
これは、原因と考えられる食材を実際に食べて、 その後の症状を見るものです。

具体的には徐々に摂取量を増やし、 症状が出るかを観察します。

この検査は、 食物アレルギーの最も確実な診断法と言われます。

ただし、食物を食べた後に、 アナフィラキシー症状を起こす可能性があります。

そのため、必ず専門医の指示のもと実施することが必要です。

そして、このような詳しい検査を受けるためには、 専門医を受診することが必要です。

 

 

 

 

5.花粉食物アレルギーに詳しい専門医を見つける方法

専門医を見つけるためには、 日本アレルギー学会のホームページが便利です。

具体的な方法は次の通りです。

【ステップ1】
日本アレルギー学会ホームページを開く。http://www.jsaweb.jp/modules/ninteilist_general/

【ステップ2】
「都道府県」と「専門」を選択する。 「専門」は成人の場合は内科もしくは耳鼻咽喉科を選択する。
子供の場合は小児科を選択する。

【ステップ3】
通院できる病院をピックアップする。

【ステップ4】
受診する前に病院へ電話をして、 花粉食物アレルギー症候群の診察や検査ができるかどうか聞く。

以上の4ステップになります。

また子供の場合、
食物アレルギー研究会のホームページも参考になります。

食物アレルギー研究会 食物傾向負荷試験実施施設一覧 http://www.foodallergy.jp/

 

 

 

 

 

6.まとめ

最近、花粉症から食物アレルギーになることが注目されています。

これを花粉食物アレルギー症候群と呼びます。

これは、一般的な食物アレルギーと異なる部分があります。

一般的な食物アレルギーは子供に多く、 じんましんやかゆみ、下痢や嘔吐など全身に症状が見られます。

また、重症の場合はアナフィラキシーと言われ、 緊急の治療が必要になる危険もあります。

花粉食物アレルギー症候群はこのタイプとは異なり、 その多くは口やのどに限定した一時的な症状が出ます。

そのため、これまで生野菜や果物を食べた時に、 何だか口がぴりぴりするな、違和感があるなという程度で 深く気に留めていなかったかもしれません。

しかし、最近は重症例の報告が見られています。

心配な方は、 一度病院で検査を受けてみてはいかかでしょうか。

原因となる食材が分かれば、 発症する前に対処することも可能です。

そして、そのための検査を受けるには、 アレルギーに詳しい専門医の受診をオススメします。

日本アレルギー学会のホームページから、 近くの専門医を探すことができます。

子供の場合は、 食物アレルギー研究会のホームページも参考になります。

今回の記事を参考に、 食物アレルギーだったらどうしよう、 命に関わる症状が出たり食事制限が必用になったらどうしよう、 そんな不安が少しでも解消できれば幸いです。

 

 

 

 

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