
息苦しいことほど苦痛で不安なことはないかもしれません。
風邪、熱、咳、腰痛、肩こり、便秘、頭痛…
日常的に感じるこれらの症状は我慢できることもあるでしょう。
しかし、呼吸ができず息苦しいのは別です。
息ができなくては命に関わります。
我慢できるものではありませんし、大げさではなく、 「息ができなくなって死ぬんじゃないか…」と、 ひどく不安になります。
一刻も早くこの不安を解消したいと思っているでしょう。
ただ、なぜこんなに息苦しいのか、 その理由がわからず不安が膨らんでいると思います。
原因のわからないものほど怖いものはありません。
息苦しさの原因がわからないから、 もしかしたら肺の病気なんじゃないか、 もしかしたら肺ガンなんじゃないか、 などと不安が膨らんでしまいます。
そこで今回はその原因をわかりやすくお伝えするために、 息苦しい症状のタイプごとに原因をわかりやすくまとめました。
原因がわかれば何かの病気なのか、 それとも別の理由があるのか、 そしてそれぞれの正しい対処や治療方法がわかり、 不安を取り除くことができます。
では、あなたの息苦しい症状は 以下のどのタイプでしょうか。
- 目次
1.あなたの息苦しい症状はどのタイプ?
2.気管支喘息タイプ
2-1.気管支喘息とは
2-2.夜間や明け方に突然、息苦しくなる原因
2-3.症状一覧
2-4.たった4ステップでわかる応急処置
2-5.何科に受診すればいいの?
3.慢性閉塞性肺疾患(COPD)タイプ
3-1.慢性閉塞聖肺疾患(COPD)とは
3-2.原因の9割はタバコ
3-3.歯磨きだけで息苦しくなる?!
3-4.今すぐできる応急処置
3-5.何科に受診すればいいの?
4.左心不全タイプ
4-1.左心不全とは
4-2.息苦しい原因は「肺うっ血」「肺水腫」
4-3.左心不全の特徴「起座呼吸」
4-4.応急処置では安心できない?!
4-5.何科に受診すればいいの?
5.自律神経失調症タイプ
5-1.自律神経失調症とは
5-2.ストレスが原因で息苦しい?!
5-3.もしかしてあの症状も?
5-4.たった5分でできるストレスセルフチェック
5-5.呼吸と心を落ち着ける呼吸法
5-6.何科に受診すればいいの?
6.まとめ
1.あなたの息苦しい症状はどのタイプ?
息苦しいといっても様々なタイプがあります。
そしてそのタイプごとに原因が異なっています。
息苦しい、呼吸ができないといえば、 肺に原因があると思われるでしょう。
しかし、実は肺だけではなく、心臓やストレスが原因となる場合もあるのです。
それらの原因に合わせた対処や治療を行うことが、 息苦しさを改善するための方法です。
ではまず、あなたの息苦しい症状は、 以下のどのタイプでしょうか。
・夜間から明け方に息苦しくなる(気管支喘息タイプ)
・少し体を動かすだけで息が切れる(COPDタイプ)
・横になると息苦しくて眠れない(左心不全タイプ)
・どのタイプにも当てはまらない、
もしくは病院の検査で異常が見つからない息苦しさ(自律神経、ストレスタイプ)
ここからはあなたのタイプ別の原因や応急処置、 病院の受診先を詳しくお伝えしていきます。
今すぐ知りたい方は、あなたに当てはまるタイプから、 目を通していただいても構いません。
より詳しく知りたい方は、 順番に読み進めてみてください。
2.気管支喘息タイプ
夜間から明け方に息苦しくなるタイプの方は、 気管支喘息(きかんしぜんそく)が疑われます。
2-1.気管支喘息とは
引用元:第一三共ヘルスケアHP
http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/33_zensoku/index1.html
気管支に炎症が起こると、 空気の通り道がふさがり、 息苦しくなるのが気管支喘息です。
鼻や口から吸った空気が、 肺にたどり着くまでの通り道のことを、 気道と言います。
その中でも、 気道と肺を繋ぐ部分のことを気管支と言います。
つまり空気の受け渡しをする部分です。
気管支喘息の場合、 この気管支に炎症が起こります。
炎症というのは、 怪我をしたり風邪を引いた時に見られる体の反応です。
例えば、風邪を引いた時に病院を受診すると、
医師が口の中やのどを診察すると思います。
あれはのどの赤みや腫れ具合を見て、 のどに炎症が起きていないかを見ているのです。
また、足を捻挫すると、 ひどく熱を持ち赤く腫れてきます。
これも炎症が起きているからです。
つまり炎症が起こると、 「腫れる」ということです。
気管支喘息の場合は気管支に炎症が起き、 空気の通り道が狭くなってしまうために 息苦しいという症状が現れます。
2-2.夜間や明け方に突然、息苦しくなる原因
気管支喘息の多くがアレルギーによるもので、 ホコリ、ダニ、ハウスダスト、花粉、カビ、 ペットの毛などに反応して症状が起こります。
その他に、大気汚染、喫煙、食品添加物、 薬物などが原因となる場合もあります。
特に夜間や明け方には、
・空気中のホコリやダニを吸い込みやすくなる
・気温の低下
・自律神経の影響、などにより
気管支が狭くなる原因が増え、 症状が起きやすくなります。
2-3.症状一覧
・喘鳴(ぜんめい)
呼吸をするとヒューヒュー、ゼーゼー音がする
・息苦しい、息切れ
・ひどく咳き込む
・痰(たん)が出る
初期には透明や白色の痰
慢性的に症状が続いている場合は黄色や緑色の痰
・チアノーゼ(酸素不足)
唇が紫色になったり指先が冷たくなる
2-4.たった4ステップでわかる応急処置
【ステップ1:衣服をゆるめる】
少しでも呼吸がしやすくなるように衣服をゆるめます。
パジャマのボタンを開けてのど元を広げたり、女性の場合は下着をゆるめます。
【ステップ2:座って前かがみになる】
椅子に座り、テーブルに肘をつくように前かがみになります。
寝ているよりも空気の通りがよくなるため呼吸が楽になります。
【ステップ3:水分をとる】
可能な範囲で水分を取ります。
のどを湿らせることで痰が出しやすくなり呼吸が楽になります。
【ステップ4:腹式呼吸】
痰が出しやすくなり呼吸が楽になります。
お腹に手を当てて、息を吸う時にお腹が膨らむように呼吸をします。
必ずこのステップ通りに行わなくても構いません。
息苦しい症状が見られる時には、 できることから試してみましょう。
2-5.何科に受診すればいいの?
呼吸器内科もしくはアレルギー科を受診します。
・呼吸器専門医一覧:http://www.jrs.or.jp/modules/senmoni/
・アレルギー専門医一覧:http://www.jsaweb.jp/modules/ninteilist_general/
気管支喘息の症状は、 夜間や明け方に起きやすいものです。
病院が開いている日中は、 症状が落ち着いているかもしれません。
そうすると、どうしても受診が 後回しになってしまうことがあります。
しかし、症状を慢性化してしまうと、 気管支そのものが太くなり、 症状も悪化し治療が難しくなります。
これを「気道のリモデリング」と言います。
気管支喘息が慢性化して悪化する前に、 病院受診をおすすめします。
引用元:チェンジ喘息
http://naruhodo-zensoku.com/treat/iydnt.html)
3.慢性閉塞性肺疾患(COPD)タイプ
少し体を動かすだけで息が切れるというタイプの方は、 慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)が疑われます。
英語名を略して、 COPD(シーオーピーディー)と呼ばれることが多いです。
3-1.慢性閉塞聖肺疾患(COPD)とは
主にタバコなどの有害物質を 長期に渡り吸い込むことで起こる 肺の炎症による病気です。
慢性気管支炎(まんせいきかんしえん)や 肺気腫(はいきしゅ)と言われる病気もこの中に含まれます。
3-2.原因の9割はタバコ
最大の原因は喫煙です。
喫煙者の15〜20%にみられるとされています。
その他には大気汚染や、 職業による塵(ちり)やホコリが原因になります。
タバコなどの有害物質により、 肺の気管支という部分に、 慢性的に炎症が起こります。
気管支や炎症という言葉がわかりづらいので、 詳しくお伝えします。
気管支とは空気の通り道(気道)と 肺を繋ぐ部分の事を言います。
つまり空気の受け渡しをする部分です。
炎症というのは、 怪我をしたり風邪を引いた時に見られる体の反応です。
例えば、足を捻挫すると ひどく熱を持ち赤く腫れてきます。
風邪を引いてものどが腫れます。
つまり炎症が起こると、 「腫れる」ということです。
引用元:大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターHP
http://www.ra.opho.jp/medical/2090/2091.php
慢性的な炎症が起こると、 空気を橋渡しする気管支がふさがってしまいます。
これにより、肺に酸素が届かなくなり、 息苦しいという症状が起こります。
これは従来から、 慢性気管支炎と言われてきたものです。
また、肺胞(はいほう)と呼ばれる 空気を交換する細胞自体が壊れてしまうことも 原因の一つです。
これは従来から、 肺気腫(はいきしゅ)と言われていたものです。
これらを総称して、 慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼んでいます。
3-3.歯磨きだけで息苦しくなる?!
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の息苦しい症状の特徴は、 安静時は症状がなく体を動かすと息苦しくなることです。
特に日常的な歩行や坂道、 階段などでも息苦しくなってしまいます。
また、重症の場合は入浴や着替え、 歯磨きなどのちょっとした動作でも息苦しくなります。
他にも以下のような症状が見られます。
・日常的な動作で息苦しくなる、息切れ 初期や軽症の場合は歩行、坂道、階段などでみられる 重症の場合は入浴、着替え、歯磨きなどでもみられる
・慢性的なせき、痰がある
・体重が減少する
3-4.今すぐできる応急処置
COPDの息苦しい症状を緩和させるためには、 口すぼめ呼吸という呼吸法があります。
引用元:独立行政法人環境再生保全機構HP
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/sukoyaka/40/feature/feature09.html
【ステップ1:鼻から息を吸う】
無理のない範囲で鼻から息を吸います。
その際に「1、2、3、4…」と何秒かけて吸ったのかカウントします。
【ステップ2:口をすぼめる】
口笛を吹く時のように口をすぼめます。
【ステップ3:スーッと息を吐く】
口をすぼめたまま息を吐きます。
その際、軽く「スー」っと音が出る程度の強さにします。
ロウソクの火を消さない程度の強さです。
【ステップ4:2倍の時間で息を吐く】
息を吸った時の長さの2倍の時間をかけて息を吐き出します。
例えば5秒かけて吸った場合は10秒かけて吐き出すということです。
ただし、始めは無理に行うと苦しくなります。
吸うよりも吐くことを長くすることを意識しましょう。
3-5.何科に受診すればいいの?
呼吸器科や呼吸器内科を受診します。
・呼吸器専門医一覧:http://www.jrs.or.jp/modules/senmoni/
4.左心不全タイプ
横になると息苦しくて眠れないというタイプの方は、 左心不全(さしんふぜん)が疑われます。
4-1.左心不全とは
心臓には大きく分けると、 右側の右心(うしん)と左側の左心(さしん)があります。
それぞれの役割は、
・右心:血液を受け取る
・左心:血液を送り出す、ことになります。
左心不全とは左心の働きが弱くなり、 心臓の血液を送り出す力が弱くなることを言います。
4-2.息苦しい原因は「肺うっ血」「肺水腫」
なぜ心臓の働きが悪くなると、 息苦しくなるのでしょうか。
例えば、水洗トイレが詰まった時のことを考えるとわかりやすいです。
トイレが詰まっている状態が、 心臓が血液を送り出せない状態です。
つまり左心不全の状態です。
この状態で水洗レバーを引くとどうなるでしょうか。
当然水が流れないので、 どんどん水が溜まっていきます。
さらにレバーを引き続けると水が溢れ出します。
これが左心不全の状態です。
トイレの場合はレバーを引くのをやめれば、 それ以上溢れることはありません。
しかし、心臓の場合は、 次々に血液が流れ込んできます。
そのため溢れ出して行き場を失った血液が、 肺へ押し寄せてくるのです。
引用元:大阪警察病院HP
http://www.oph.gr.jp/blog/topics/post-42.html
この状態を肺うっ血(はいうっけつ)と言います。
さらにこの状態が続くと、 肺に水分が溜まってしまい、 肺水腫(はいすいしゅ)と言われる状態になります。
こうなると、肺が機能しなくなり、 息苦しい症状が現れるのです。
これが左心不全で息苦しくなる原因です。
水の入ったコップを倒すと中の水が流れ出るように、 左心不全の場合は横になる(寝転がる)と、 心臓に戻ってくる血液の量が増えるため症状が強くなります。
そのため横になることができず、 体を起こして座っている方が呼吸が楽になるのです。
これを起座呼吸(きざこきゅう)といい、 左心不全の特徴です。
4-3.左心不全の特徴「起座呼吸」
左心不全では以下のような症状がみられます。
・起座呼吸(きざこきゅう)
横になる(寝転がる)と息苦しいため、体を起こして呼吸をしている状態
・血圧低下
・頻脈(脈が早くなる)、動悸
・チアノーゼ(酸素不足)
唇が紫色になったり指先が冷たくなる
4-4.応急処置では安心できない?!
引用元:ナースフル
https://nurseful.jp/career/nursefulshikkanbetsu/pulmonology/section_1_01_01/
症状が軽い場合は、 起座呼吸で呼吸が楽になります。
しかし左心不全の場合、 呼吸困難が進行し速い呼吸、チアノーゼ、頻脈、冷感などが見られる場合は、 すぐに119番へ救急要請が必要になります。
夜間では病院が開いていないと焦ってしまいますが、 症状がひどい場合や悪化する場合は、 119番へ電話をしましょう。
4-5.何科に受診すればいいの?
循環器内科(じゅんかんきないか)を受診します。
左心不全の場合、症状が進行すると、命に関わる病気です。
早めの受診をおすすめします。
・循環器専門医一覧:http://www.j-circ.or.jp/information/senmoni/kensaku/senmoni_kensaku.htm
5.自律神経失調症、ストレスタイプ
どのタイプにも当てはまらない場合、もしくはて病院を受診したけど「肺に異常はありません」と言われた方は、 自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)が疑われます。
5-1.自律神経失調症とは
自律神経とは人が生きる上で欠かせない、 呼吸、循環、消化吸収、体温調節、排泄、生殖機能などを自動的に調節する神経のことです。
呼吸が考えなくてもできたり勝手に心臓が脈打つように、 これらは自律神経の働きによって自動的に調節されています。
しかし、 この自律神経の調節が乱れて不調を起こすものを 自律神経失調症と呼んでいます。
自律神経は呼吸も調節しています。
運動している時には呼吸が増えますし、 リラックスしている時は呼吸が穏やかになります。
これらは自動的に自律神経が調節しています。
しかし、自律神経失調症により、このバランスが崩れてしまうと、息苦しい症状がみられるようになります。
5-2.ストレスが原因で息苦しい?!
なぜ自律神経の調節が乱れてしまうのでしょうか.
その原因としては以下のようなものがあります。
・ストレス
・不規則な生活
・更年期のホルモンバランスの乱れ
・遺伝
その中でも現代の日本人で、 ストレスを感じていないという人は、 ほとんどいないのではないでしょうか。
実際に政府が出している国民生活白書によると、 平成20年の時点で20代から50代の6割以上の人が、 日々ストレスを感じているという結果が出ています。
引用元:平成20年国民生活白書より
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h20/10_pdf/01_honpen/pdf/08sh_0103_03.pdf
ストレスの原因も様々で、
・収入や家計に関すること
・仕事や勉強
・職場や学校の人間関係
・健康状態
・家族関係
・子供の教育
・親の介護、など
年代や環境により誰もがストレスを抱えている時代です。
そしてこのストレスが、 自律神経を乱してしまうのです。
その結果、呼吸の調節が乱れてしまい、 息苦しい症状が起こるのです。
5-3.もしかしてあの症状も?
息苦しい症状以外に以下のような症状はないでしょうか。
・だるい ・肩こり
・疲れがとれない ・食欲がない
・めまい ・下痢、便秘
・立ちくらみ ・不眠
・頭痛 ・冷え性
・イライラ ・動悸(どうき)
このほかにも数多くの症状があります。
もしストレスが原因かもしれないと思われる方は、 以下の方法でストレスをチェックすることもおすすめです。
5-4.たった5分でできるストレスセルフチェック
厚生労働省のホームページから、 あなたのストレスレベルをチェックすることができます。
厚生労働省HP:http://kokoro.mhlw.go.jp/check/index.html
5-5.呼吸と心を落ち着ける呼吸
自律神経失調症の息苦しい症状は、
・吸っても吸っても吸えない
・酸素が足りない感じがする
・深呼吸やあくびをしないと息が吸えない、などではないでしょうか。
そんな時は息を吸うことに意識が向いています。
息苦しいと力を入れて息を吸い込もうとします。
そのため肩や首の筋肉にも負担がかかり、 カチカチになっています。
これでは肋骨の周りが硬くなり、 いっそう息が吸い込めなくなり悪循環となります。
そこで1度、息を吐くことに意識を向けてみましょう。
具体的には、 【ステップ1:なるべく長く吐き切る】
フーっとゆっくり息を吐き出すように、なるべく長く息を吐き出しましょう。
苦しくない程度に肺の空気を全て吐き出すようなイメージです。
【ステップ2:自然にまかせて吸い込む】
息を吐き切るとその後、自然と大きく息を吸い込めるようになります。
今すぐ行える方法ですので、 ぜひ試してみてください。
5-6.何科に受診すればいいの?
呼吸器内科を受診しましょう。
今回は他のタイプに当てはまらない場合は、 自律神経失調症が原因の可能性があるとお伝えしてきました。
しかし、安易に自己判断をしてしまうと、 もしかして何か別の原因が隠れているということもあります。
ですので、まずは呼吸器内科で 原因をしっかり診断してもらいましょう。
また、過去に病院を受診したけど、 検査の結果に異常がないと言われた場合は、 ストレスが原因だと決めつけてしまう前に、 呼吸器専門医のいる病院を受診することも考えてみましょう。
・呼吸器専門医一覧:http://www.jrs.or.jp/modules/senmoni/
6.まとめ
あなたの息苦しい症状はどのタイプだったでしょうか。
息苦しいことほど、 怖くて不安を感じるものはありません。
今すぐに楽に呼吸がしたいと思い、 その方法を探されていたと思います。
しかし結局、何が原因なのかわからず、 困っていたのではないでしょうか。
今回お伝えしたように原因は肺だけでなく、 心臓やストレスの場合もあります。
それぞれのタイプに合わせた 対処や治療が呼吸を楽にする方法です。
そんな時はぜひ今回の記事を 参考にしていただければ幸いです。
最後に今回は息苦しい症状から考えられる 代表的な病気を取り上げました。
しかし、 呼吸困難が生じる病気や原因は他にもあります。
また、息苦しさは一時的なこともあり、病院受診が後回しになりがちです。
仕事が忙しかったり、時間がなくて、 病院へ行くのが難しいこともあるかもしれません。
ただ、正しく原因を判断し、 適切な対処方法や治療を受けるためにも、 受診することをおすすめします。
息苦しい原因を見つけて不安のない 安心できる生活を取り戻しましょう。