
更年期に起こりやすい頭痛
閉経を迎える前後5年間、40代後半から50代前半の時期を更年期と呼んでいます。
更年期障害の代表的な症状の一つである頭痛は、実に7割の女性が苦しんでいるといわれています。
なぜ更年期には頭痛が起こりやすいのでしょうか?
その症状や原因、対処法を詳しく見ていきましょう。
- 目次
1.更年期の頭痛の原因
2.頭痛の症状はどんなものがあるの?
2-1. 一次性頭痛
2-1-1. 片頭痛
2-1-2. 緊張型頭痛
2-1-3. 群発頭痛
2-2. 二次性頭痛
3.更年期の頭痛対策
3-1. 筋肉を動かす
3-2. 静かな暗い場所で休む
3-3. 冷えを防止し、体を温める
3-4. 食生活の改善で頭痛予防
3-5. 頭痛薬の服用には注意が必要
3-6.更年期の頭痛に効果が期待できる特効ツボ
3-6-1. 百会(ひゃくえ)
3-6-2. 太陽(たいよう)
3-6-3. 大衝(たいしょう)
3-6-4. 足臨泣(あしりんきゅう)
3-6-5. 崑崙(こんろん)
3-6-6. 風池(ふうち)・ 天柱(てんちゅう)
3-6-7. 三陰交(さんいんこう)
3-6-8. 片頭痛の方は、頭から離れた遠隔ツボから
3-7. 更年期障害に有効なサプリメント成分
3-7-1. 大豆イソフラボン
3-7-2. ポリフェノール
3-7-3. ザクロ
3-7-4. ビタミンB1
3-7-5. ギャバ
3-7-6. オメガ3系脂肪酸
4.あまりにも症状がひどい場合は迷わず受診を
1.更年期の頭痛の原因
更年期に起こる頭痛の原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関係しています。
ホルモンバランスが崩れることで自律神経系も乱れ、脳への血液の供給が不安定になり、酸素が不足してしまうことで頭痛がおこりやすくなります。
血液がうまく回らないので、多くの血液を流そうと血管が拡張して痛みをもたらすのです。
一方で、血流が滞ると、肩や首がこるなど、筋肉が緊張していることで、頭痛を悪化させていることも多いのです。
2.頭痛の症状はどんなものがあるの?
頭痛には大きく分けると2つのタイプがあります。
一次性の頭痛と二次性の頭痛です。
それぞれの症状の特徴は次の通りです。
2-1. 一次性頭痛
特に原因となる病気のない場合の頭痛です。
更年期に起こる頭痛は、脳の異常は認められない機能性頭痛ともいわれており、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛であることがほとんどです。
2-1-1. 片頭痛
文字通り、頭の片側もしくは両側が、血管の脈と同じようなリズムで、ズキンズキンと響くように激しく痛みを感じることが多いです。
片頭痛は脳内血管で、神経ペプチドが遊離されることで炎症が起き、血管が拡張するために起こる頭痛です。
音や光に敏感に反応して痛みが発生することがあり、吐き気や嘔吐を伴ったり、目の奥まで痛みが広がることもあります。
2-1-2. 緊張型頭痛
ストレスや首の緊張によって、頭蓋骨を包む筋肉や膜が異常に収縮して起こる頭痛です。
多くの場合、夕方にかけて痛みが強まり、睡眠をとると緩和しやすくなります。
きつい帽子で頭全体を締め付けられるような痛みがあり、眼精疲労やめまいを伴うこともあります。
肩こり、ストレス、眼精疲労などにより引き起こされることもあります。
2-1-3. 群発頭痛
文字通り、群発地震のように、ある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられました。
目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むといわれています。
また、この血管を取り巻いている、涙腺のはたらきや瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙が出る、瞳孔が小さくなるといった症状を伴うこともあります。
2-2. 二次性頭痛
別名、器質性頭痛とも言い、一次性頭痛と異なり、何らかの病気の症状として起こり、頭痛がひどくなっていくものです。
手足のマヒやしびれ、ろれつが回らない、顔面感覚マヒ、後頭部の強い痛み、発熱などが伴うこともあります。
くも膜下出血、脳腫瘍、脳梗塞、脳溢血など、脳に何かの不調が起こっている疑いが強いので、二次性頭痛では?と思ったら、早めに医療機関を受診することが大切です。
3.更年期の頭痛対策
症状が強いときや長期間頭痛が続くときは、医療機関を受診するべきですが、比較的軽度の頭痛の場合、以下のような対処法で痛みを軽減できることもあります。
3-1. 筋肉を動かす
ホルモンバランスが崩れ、血流が滞ると、肩や首がこるなど、筋肉が緊張していることが考えられます。
緊張型頭痛は肩こりや眼精疲労により引き起こされるように、筋肉の緊張が頭痛を悪化させていることが多いので、筋肉の緊張をほぐしてあげるためストレッチをしましょう。
長時間同じ姿勢でいることは避け、「1時間ごとにストレッチをする」などと、自分でルールを決め、筋肉と目を休ませるようにしましょう。
窓から遠くを眺めたりすると、筋肉や目の緊張がほぐれやすくなります。
日頃の習慣にしたいのが、首や肩甲骨周りのストレッチです。
首を前後左右にゆっくり曲げたり、肩をゆっくり上げ下げしたりすると、ほぐれやすくなります。
肩甲骨周りは、腕をぐるぐると大きく回すだけでも、ほぐれて血行もよくなります。
3-2. 静かな暗い場所で休む
頭痛は、「頑張り過ぎないで!」「少し休みましょう」という身体からの声かもしれません。
多忙な更年期世代の女性にとっては、休息をとること自体が難しいかもしれませんが、積極的に身体を休めることも大切なセルフケアになります。
片頭痛の場合は、光や音に敏感に反応することで起きやすいため、ズキズキと痛んだら暗くて静かな場所で体を休めることをおすすめします。
楽な姿勢で、できれば横になり、保冷剤など冷たいもので頭を冷やしてあげましょう。
ただし、緊張型頭痛は冷やすのではなく、「温める」ことが正しい対処法になりますので、間違えないように注意しましょう。
3-3. 冷えを防止し、体を温める
筋肉の緊張は、ストレスばかりではなく、足腰が冷えることでも発生します。
更年期になると冷え症になる方が増えるので、常に冷え防止対策は行っておくべきです。
特に下半身が冷えないよう、靴下、タイツ、カイロなどで温めることを心がけましょう。
夏場も油断は禁物です。
エアコンにより冬以上に冷えてしまうことも考えられるので、オフィスにひざかけを常備、靴下やカーディガンを持ち歩くなどして対策を行いましょう。
また、入浴をシャワーで済ませてしまっている方がいますが、知らない間に冷えをためこんでしまっている可能性があります。
特に夏場はシャワーで済ませがちですが、昼間エアコンで冷えきった体を、さらに冷やしてしまうことになりかねません。
湯船にゆっくりと浸かれば体の芯から温まるだけでなく、心身共にリラックスできるのでおすすめです。
3-4. 食生活の改善で頭痛予防
片頭痛は食生活の改善で予防できる場合があります。
片頭痛になりやすい方は、細胞内にあるミトコンドリアの機能が低下している可能性があるといわれます。
ビタミンB2には、ミトコンドリアの働きを助ける作用があるため、片頭痛が頻繁に起こる方は積極的に摂取しましょう。
ビタミンB2は、レバーや納豆、乳製品、ほうれん草などに多く含まれています。
また、マグネシウムにも片頭痛を予防する作用があるため、多く含まれるナッツ類や大豆製品、緑黄色野菜や海草類も、日頃から意識的に摂ることをおすすめします。
一方、ワインやオリーブオイル、チョコレート、ハム、チーズ、かんきつ類の果物、だしの素などに含まれるうまみ成分であるグルタミン酸などには、血管拡張作用や血管収縮作用があります。
片頭痛が起こりやすくなったり、痛みが増強される可能性があるため、これらの食品の摂り過ぎには注意しましょう。
また、空腹の状態や、栄養に偏りがある場合にも頭痛が起こりやすくなります。
栄養バランスの良い食事を規則正しく摂ることを心がけましょう。
更年期障害による頭痛は、閉経期前後にエストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が急激に減少し、
自律神経の働きやホルモンバランスが乱れることによっても起こるといわれています。
大豆製品には、エストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンが含まれているため、豆乳や豆腐、納豆などを日ごろから意識的に摂るよう心がけましょう。
3-5. 頭痛薬の服用には注意が必要
頭痛が起こっていると、市販の頭痛薬で痛みを抑えようとする方も多いと思いますが、更年期障害には女性ホルモンが関わっているので、薬の服用は根本的な治療にはなりません。
頭痛薬の副作用で、胃や肝機能を傷めてしまうことにも注意しましょう。
市販の頭痛薬を自己診断で飲み続けていると、だんだん効かなくなってきたりすることもありますし、
そうなると、薬の量が増えたりして、薬物依存になってしまう危険性もあります。
また、薬が切れると激しい頭痛に襲われる薬剤誘発性頭痛といった症状を引きおこしてしまう可能性もあります。
頭痛の症状が定期的、慢性的であるようでしたら、専門の医療機関で受診されることをお勧めします。
3-6.更年期の頭痛に効果が期待できる特効ツボ
更年期の症状である頭痛は、肩や首のコリからくるものや、ズキズキと痛む片頭痛、イライラや憂うつ感からくるもあって、その痛み方も実にさまざまです。
更年期の体調不良に効果的なのがツボです。
体の気のめぐりを良くするという考え方が根底にあるので、ツボを圧すことで体の不調で滞っている気をめぐりやすくしてくれます。
頭痛は、痛みのタイプや同時に起こっている他の症状に合わせて、刺激するツボを変えると、高い効果が期待できます。
まずは、どんな頭痛にも効く万能ツボ「百会(ひゃくえ)」を押さえてから、タイプ別のツボを選んで刺激していきましょう!
3-6-1. 百会(ひゃくえ)
全タイプの頭痛に効く万能ツボなので、まずは「百会」を押すところから始めましょう。
ここはあらゆる頭痛に効くツボで、しかも、体に起こるどの痛みにも対応できる重要なツボです。
「百会」の場所は、頭頂部にあります。
「両耳を結ぶ線」と、「眉間の中央と頭のてっぺんを結んだ線」が交差する場所です。
場所がだいただいわかったら、両手の中指で、下の方向にギュッギュッと、4~5回強く押しましょう。
※片頭痛の方は、遠隔ツボから押したほうが効果があります。
足の遠隔ツボ⇒百会の順に押しましょう。
3-6-2. 太陽(たいよう)
「太陽(たいよう)」も、頭痛全般に効くツボです。
「百会」を押したら、次は、太陽のツボを刺激しましょう。
ただし、片頭痛の方はNG!
片頭痛の痛みの場合、このツボを刺激すると、余計に痛みが増すことがありますので、注意が必要です。
「太陽」の位置は、こめかみにあります。
眉毛の外側の端と、目尻を結ぶ線の中間あたりから、指2本分外側が、そのツボ。両手の人差し指で、円を描くようにクルクルと回して、刺激すると効果的です。
3-6-3. 大衝(たいしょう)
ストレスや精神的な苦痛があると、頭の「前」の方が痛みます。
このような前頭部が痛む方は、「大衝(たいしょう)」のツボを押すと、痛みがやわらぎます。
大衝の位置は、「足の親指と人差し指の骨の分かれ目」にあります。
両手にありますので、手の親指などで、ぎゅっと4~5回強く刺激してみましょう。
3-6-4. 足臨泣(あしりんきゅう)
頭の横あたり(側頭部)が痛む方は、「足臨泣(あしりんきゅう)」のツボを押しましょう。
ツボの位置は、足の小指と薬指の骨の分かれ目にあります。
指先に力を入れて、かかとの方向に引っ張るように揉むと効果が出ます。
3-6-5. 崑崙(こんろん)
頭の後ろが痛む方には、「崑崙(こんろん)」のツボが効きます。
足の外側、外くるぶしと、足首の後ろにあるアキレス腱の間にあるくぼみが、このツボです。
手の指で、さするように、4~5回押してみましょう。
3-6-6. 風池(ふうち)・ 天柱(てんちゅう)
頭痛だけではなく、めまいや耳鳴りなどが同時に起こっている方は、「風池(ふうち)」と「天柱(てんちゅう)」のツボも、合わせて刺激すると痛みがやわらぎます。
このタイプの頭痛は、目の疲れがもとで起こることも多いので、目の周辺の筋肉をやわらげると、頭痛もやわらぎます。
ただし、片頭痛の方は、このツボを押すと痛みが強くなる場合があるので、避けて下さい。
「風池(ふうち)」の場所は、耳たぶの後ろ、骨が出っ張った場所の後ろのくぼみが、ツボの位置です。
4~5回、指で、強く押し上げるように刺激すると効果があります。
「天柱(てんちゅう)」は、後頭部の盛り上がった骨から探します。
骨の盛り上がりを確認したら、そこから指2本分下にあります。
ちょうど、首の中央から指2本分外の位置でもありますので、指でなぞりながら探してみましょう。
このツボも、風池と同様、4~5回強く押すと効果的です。
3-6-7. 三陰交(さんいんこう)
頭痛は血の巡りが悪いことでも起こる症状です。
冷え性だっうたり、むくみやすい方で、頭痛がある場合は、この「三陰交(さんいんこう)」も合わせて、刺激しておきましょう。
体を温め、血流をよくするツボですので、頭痛の緩和だけでなく、頭痛予防にも役立ちます。
「三陰交(さんいんこう)」は、足の内くるぶしの出っ張り部分から、指4本分上にあります。
刺激の仕方は、手でふくらはぎをつかむようにして、親指で強く押してみましょう。
3-6-8. 片頭痛の方は、頭から離れた遠隔ツボから
頭がズキズキ痛む「片頭痛」の方は、刺激しない方がよいツボも多いので、注意が必要です。
ここでご紹介しているツボの中で、NGなのは、「太陽(たいよう)」、「風池(ふうち)」「天柱(てんちゅう)」です。
また、頭から離れた遠隔ツボから押すほうが、痛みが緩和しやすくなります。
「崑崙(こんろん)」「三陰交(さんいんこう)」を押してから、「百会(ひゃくえ)」の順が、おすすめです。
3-7. 更年期障害に有効なサプリメント成分
更年期障害は、女性ホルモンの減少が自律神経に影響をきたすことで起こります。
更年期障害の症状は多岐に渡りますが、それぞれに効果的な成分をサプリメントで摂ることもできます。
成分の特徴や働きについて解説します。
3-7-1. 大豆イソフラボン
更年期障害は、閉経によってエストロゲンという女性ホルモンの分泌が急激に減ることによって起こります。
大豆イソフラボンはこのエストロゲンと似た作用があり、更年期に起こりやすい症状の改善に有効と言われています。
豆腐や豆乳、味噌などに多く含まれているほか、サプリメントでも摂取できます。
3-7-2. ポリフェノール
ポリフェノールの一種である亜麻リグナンは亜麻の種子に含まれる植物成分で、イソフラボンと同様にエストロゲンと似た作用があります。
更年期障害や骨粗しょう症、コレステロールの上昇を防ぐ効果が期待できます。
同じくポリフェノールの一種であるぶどう種子ポリフェノールには、老化をすすめる活性酸素を取り除いてくれる作用があります。
40代以降に衰えてしまう抗酸化力を補うことで、美容効果などが期待できます。
3-7-3. ザクロ
ザクロにはエストロゲン様物質であるエストロンが含まれており、女性ホルモンのバランスを整える効果が期待されています。
3-7-4. ビタミンB1
脳神経系を正常に保つ作用があるビタミンB1は、更年期のストレス対策に有効です。
にんにくなどに含まれるアリシンにはビタミンB1の吸収を促進する効果があるため、ビタミンB1と一緒に摂ることでより高い効果が期待できます。
3-7-5. ギャバ
アミノ酸の一種であるギャバには、副交感神経を活発にして脳の興奮を抑え、気持ちを落ち着かせる作用が期待されています。
このようなリラックス効果は、更年期障害のイライラを緩和するのに役立ちます。
3-7-6. オメガ3系脂肪酸
DHAやEPA、αリノレン酸を含むオメガ3系脂肪酸を継続的に摂ることで自律神経のバランスを整える効果に優れており、更年期障害の辛い症状を緩和する効果があります。
DHAとは、「Docosahexaenoic Acid(ドコサヘキサエン酸)」の略、で私たち人間の身体に必要な脂肪酸の一つです。
EPAとは、Eicosapentaenoic Acid(エイコサペンタエン酸)の略でDHA同様、必須脂肪酸の一つです。DHAやEPAは、特に青魚に多く含まれている成分です。
また、αリノレン酸(アルファリノレンサン)は、エゴマ油や亜麻仁油に多く含まれており、これも必須脂肪酸の一つでが、体内では作ることができません。
中には魚が苦手で食べることができない方や、エゴマ油や亜麻仁油を食事で摂ることが難しいという方、もっと気軽に摂取したい方には、これらが含まれているサプリメントで摂取できます。
このように、更年期障害に有効とされる成分は多岐に渡ります。
バランスのよい食生活を心がけるとともに、このような成分を含む食品を意識して取り入れることが理想ですが、食生活で補えない成分は、サプリメントで摂取するのも手です。
4.あまりにも症状がひどい場合は迷わず受診を
更年期の頭痛は、女性のおよそ7割が経験しているといわれていますが、だからと言って「これくらいの頭痛は我慢しよう」と安易に自己判断するのもよくありません。
なぜなら、更年期というのは、女性ホルモンの減少と自律神経のバランスの崩れて、
血圧が上がりやすくなっていたり、血中の悪玉コレステロール値が高くなったりしやすいからです。
血中の悪玉コレステロールが多くなると、高脂血症になりやすくなったり、動脈硬化を引き起こすこともあります。
また、くも膜下出血、脳腫瘍、脳梗塞、脳溢血などの〝大きな病気のサイン″という面がありますので、気になる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
まとめ
更年期の女性の症状は、女性ホルモンの減少による自律神経失調症状と精神症状が相互に関係しあって起こり、単なる頭痛だけでなく、ほてりやのぼせ、イライラや憂うつなどの精神的なものもあり、病状を複雑にしています。
また、この年代の女性を取り巻く家庭や社会環境の変化からくる心理的ストレスも体に影響を与えます。
更年期障害の症状が複数出ていたら、我慢や無理をせずに、婦人科や更年期外来を受診することが大切です。
ひとりで悩まずに、家族にも相談し、理解や協力を求めましょう。