気づかないでいた生理不順が漢方ですんなり改善できるって本当?

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生理痛は痛いし辛いし嫌だから、 何かしらの対応をとります。

でも、生理不順はなかなか気がつかずにいて、 思い出した時に「面倒がなくていいから、まぁいいか」 とほったらかしにしていませんか?

ひょっとすると、生理痛の原因よりも 生理不順を引き起こしている原因の方が、 あなたの身体を危険にさらしているかもしれません。

どういうことかというと、 予想もしない病いが身体に不調が出るほど、 あなたの身体をすでに蝕んでいるかもしれないということです。

ですから、 取り返しのつかないことになる前に 身体のメンテナンスを始めることをオススメします。

他でもないあなたの身体が症状として訴えているのですから、 ちょうどいい機会だと思って身体の声に耳を傾けてみませんか?

あなたの症状はどのような状態なのか。

どうすれば改善するのか、 改善しない場合はどうしたらよいかを 生理不順を改善するには漢方と相性が良いと聞くので 漢方のイロハと合わせてお伝えしていきます。

  • 目次
    1.そもそも生理不順ってなに?
     1-1.正常ってどんな状態?
     1-2.では、生理不順って?
     1-3.生理不順の原因は?
    2.漢方って効くの?
     2-1.漢方薬って何?
     2-2.西洋薬とは?
     2-3.漢方薬と中国漢方
    3.症状別オススメ漢方薬
     3-1.足腰冷え・生理不順タイプ:当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 
     3-2.便秘がち・生理前の不安タイプ:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
     3-3.冷えのぼせ・生理痛タイプ:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
     3-4.のぼせ・生理不順・生理痛タイプ:加味逍遥散(かみしょうようさん)
    4.漢方で改善しない時は?

    5.まとめ

 

 

1.そもそも生理不順ってなに?

生理不順とは読んで字のごとく、 「生理の周期が不順」のことです。

でも、 生理不順を気にしたことがないと、 どんな状態が「正常」で、 「生理不順」とはどんな症状なのか分からないと思います。

まずは理解できるように 知る必要がありそうです。

1-1.正常ってどんな状態?

生理については個人差がありますが、 まず自分が正常なのか生理不順なのかを知る指標が必要です。

生理が正常かどうかは、 周期と量で判断することができます。

周期とは前回の生理開始日から 次の生理がはじまる前日までの日数をいい 25日から38日に収まっていること。

量は1~3日の多い日で 2~3時間に1回ナプキンを変える程度 期間は3~7日(平均4.6 日)

 

1-2.では、生理不順って?

1-1.の正常から外れた場合は「生理不順」といえます。

女性の身体はちょっとした生活の変化で、 生理の状態が普段と変わることがあります。

ですが、 ズレが普段正常な人が25日から38日の範囲内で 収まっているのなら、神経質に気にしなくて良いようです。

 

1-3.生理不順の原因は?

生理不順の原因は様々で個人差が大きいです。

ですが、主はホルモンバランスの崩れ・乱れにあります。

下記のホルモンバランスを崩してしまうようなことが、 引き金となっていることが考えられます。

  • 身体的ストレス
  • 精神的ストレス
  • 過労
  • 睡眠不足
  • やせすぎ・太りすぎ
  • 日常生活の乱れ
  • 食生活の乱れ
  • 冷え・血行不良
  • 心理的要因

この引き金は一つだけが原因と限りません。

いくつか重なっている場合もあります。

思い当たることはありますでしょうか?

原因を取り除いてホルモンバランスを正常に保てるよう 生活改善ができるといいですね。

もし、生理の正常から大きく外れている場合は、 子宮、卵巣、その他のホルモンを分泌する 脳下垂体や甲状腺などの病気がひそんでいる可能性があります。

ですから、勝手な自己判断をせずに、 医療機関を受診してみてください。

できればその時に基礎体温表を 1カ月以上つけて持参するとよいので、 日ごろから基礎体温をつけておく習慣を持つとよいかもしれません。

 

 

2.漢方薬って効くの?

女性ならではの病気の症状をよくするには 相性のよい方法があります。

それは、漢方薬です。

「漢方薬って効くの?即効性あるの?」 漢方薬に関してあまり接していないと、 使うことや効き目に関して不安感があるかもしれません。

漢方薬についてと、比較的使い慣れている 西洋薬との違いについて見ていきましょう。

 

2-1.漢方薬って何?

漢方薬とは、漢(中国)に起源を持つ医学である漢方医学が元となった、 日本独自に進化した漢方医学に使われている薬であり、 服用しやすい状態に加工されたものです。

漢方薬は生薬という自然界にある天然の物を 使った薬を数種類組み合わせて作られています。

生薬を1種類だけでなく混ぜ合わせることで、 より良い治療効果が出るので副作用を最小限に抑えられます。

即効性があるものもありますが、 症状に対してピンポイントで作用し、治すというよりも 身体全体のバランスを整えて体調不調部分を改善し 自然治癒力を高めるよう処方されるものです。

服用に関しては、保険適用になっている漢方薬があり 漢方薬推奨医や西洋薬との併用をしている医者で診療を受けると 保険適用で漢方薬を処方してもらうことも可能です。

 

2-2.西洋薬とは?

一般的に病院や薬局で扱われているものが西洋薬です。

これは不調部分に対してピンポイントで作用するように 処方された薬で即効性があります。

即効性がある分、効き目が強くなることもあり、 副作用が発生することもあります。

漢方薬が不調部分を含む体全体を改善するものに対して、 西洋薬は不調部分にピンポイントで対処するものと言えます。

 

2-3.漢方薬と中国漢方

漢方薬と似て非なるものが中国漢方です。

日本独自で発達した漢方の元となる医療が 中国漢方です。

漢方薬摂取しやすい状態のものを作り上げましたが、 中国漢方は生薬を煎じて摂取する方法を取り続けています。

中国漢方の良い点は、 体質や症状にあった処方ができるということです。

このことで症状とじっくり向き合いことができます。

一方悪い点は、 摂取するのに生薬を煎じる手間が必要になります。

ですが、手間をかける分、飲み忘れがなくなるという 得なところが生まれると考えられます。

処方は漢方薬局へ出向くことが必要で、 医師の処方になることが少ないので 保険適用外になることが多いです。

 

 

3.症状別オススメ漢方薬

症状を回復させるためには現状を把握することが必要です。

勝手な自己判断をすることなく専門医や薬剤師に 診療・相談されることをおススメします。

生理不順の症状を回復させる漢方薬は即効性があるわけではないので、 最低でも2週間以上、できれば3ヶ月、 薬を飲んで様子を見る必要があります。

3ヶ月というのは長いように感じますが、 体内の血液が全て入れ替わる期間だと言われています。

症状を抑えるのではなく体質を改善することになるので、 時間が少しかかると考えて、 薬と症状と付き合っていく期間が必要だと 考えるのがいいかもしれません。

とはいえ、 状況を好転させたい気持ちを少し落ち着かせられるように 症状ごとに合う漢方薬をお伝えしていきます。

 

3-1.足腰冷え・生理不順タイプ

▪とくに足腰が冷える
▪むくみやすい
▪貧血気味で、生理不順がある
▪色白で肌がひんやりしている

このような症状の方に、 →当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)がオススメです。
:温めて水分をめぐらせ、血を補います。

 

3-2.便秘がち・生理前の不安タイプ

▪ふだんから便秘がち
▪生理痛がひどい
▪生理前にイライラや不安を感じることがある
▪経血に血塊が混ざることがある

このような症状の方に →桃核承気湯(とうかくじょうきとう)がオススメです。
:血をめぐらせ熱を冷ます。

 

3-3.冷えのぼせ・生理痛タイプ

▪下半身は冷えるが顔はほてる
▪手は温かいが足は冷たい
▪生理前や生理の前半がつらい
▪シミやアザができやすい

このような症状の方に →桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)がオススメです。
:血と水分をめぐらせます。

 

3-4.のぼせ・生理不順・生理痛タイプ

▪上半身ののぼせ
▪手足の冷え、血行不良
▪生理に伴うイライラがある
▪生理の周期が一定しない

このような症状の方に →加味逍遥散(かみしょうようさん)がオススメです。
:気をめぐらせ、血を補います。

 

4.漢方で改善しない時は?

処方された薬、もしくは薬局で購入した薬を飲んでも 症状が改善されない場合があるかもしれません。

その時は、ひょっとすると症状の原因に病理が 隠れている可能性がありますので、 医療機関を早めに受診されることをオススメします。

何事も気づいたときにすぐ手を打つことが肝心です。

気づいた今がちょうどいいチャンスですから、 チャンスを逃さないように状況を改善してみてください。

 

 

5.まとめ

生理不順と漢方についてお伝えしましたが いかがでしょうか?

生理不順は生理痛と違って痛みが伴うわけではないので、気づくのが遅れたときには症状がかなり悪化している 場合が考えられます。

自分の健康管理は自分自身で行うことを 心がけてみてください。

今回のご案内があなた自身の身体をいたわる いい機会の参考になると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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