偏頭痛は栄養不足が原因?!症状が悪化する食べ物・改善する食べ物

amayaeguizabal / Pixabay

偏頭痛の原因は、 栄養不足かもしれません。

偏った食生活や、知らないうちに偏頭痛を悪化させる食材を、 食べていないでしょうか。

特に、市販の頭痛薬を飲んでも治らない、 病院へ通っても治らない、 そんな場合は要注意です。

なぜなら偏頭痛の原因は、 頭の血管が膨張して神経を圧迫することなのです。

しかし、頭痛薬はこの根本原因を治すものではなく、 一時的な、その場しのぎでしかありません。

また、食べ物によっては、 頭の血管を膨張させてしまうため、 偏頭痛の原因になることがあるのです。

つまり、あなたの偏頭痛を治すためには、 頭痛薬ではなく、偏った食生活や、 栄養不足の改善が必要だということです。

そこで今回は、偏頭痛が悪化する食べ物と、 偏頭痛を改善する食べ物をわかりやすくまとめました。

ぜひ偏頭痛を治すために参考にしてください。

 

 

1.偏頭痛の3つの原因

偏頭痛に悩む方の多くは、 市販の頭痛薬を飲んでいます。

テレビのCMでも、頭痛にすぐ効くという宣伝をしているので、偏頭痛は薬で治すもだと思われているのかもしれません。

しかし、市販の頭痛薬を飲んでもその場しのぎにしかならず、 いつまでも治らない方が多くいらっしゃいます。

実際に、偏頭痛で苦しんでいる人は、840万人にもなります。

これだけ多くの人が、 いつまでも治らない偏頭痛に困っているのです。

では、なぜ市販の頭痛薬では治らないのでしょうか。

それは、偏頭痛の根本原因にあります。

まず、偏頭痛の原因としては、 次の3つがあります。

・血管説
・神経説
・三叉(さんさ)神経血管説

この中でも、 現在は三叉神経血管説が有力です。

これは、偏頭痛の原因は、 頭の中の血管が膨張することによって、 神経を圧迫することだという説です。

図1(出典:池田脳神経外科http://www.ikedansc.jp/column/henzutsu02.html

心臓の脈拍に合わせて、 ズキンズキンと痛む偏頭痛に悩まされる方も多いのですが、 これは、心臓の脈拍に合わせて血管が広がるためです。

偏頭痛の原因は、 頭の血管が膨張することなのです。

しかし、市販の頭痛薬は、 この血管の膨張を抑える薬ではありません。

痛みは一時的に和らぐかもしれませんが、 根本的な治療ではないのです。

偏頭痛を治すためには、 血管の膨張を抑えなくてはならないのです。

 

 

 

 

2.偏頭痛と栄養不足の関係

偏頭痛の原因となる血管の膨張は、 次のようなことが引き金となります。

・栄養不足
・ストレス
・天候(雨や低気圧)
・睡眠不足
・飲酒
・女性ホルモン

つまり、これらの血管を膨張させる原因を取り除くことが、 偏頭痛を改善するためのポイントになります。

しかし、これらの多くは、 取り除くことが難しいものばかりです。

例えばストレスは、 自律神経を乱して血管を膨張させてしまいます。

自律神経というのは、 私たちが生きていく上で欠かすことのできない、 血圧、心拍数、呼吸や消化といった働きを、 24時間自動的にコントロールしている神経のことです。

この中の血圧というのは、 血管を縮めたり広げることによって調節しています。

しかし、ストレスによって自律神経が乱れると、 この血管の調節に不調が起こり、 血管が膨張して偏頭痛が起きてしまうのです。

つまり、ストレスを取り除けば、 血圧の調節が正常になり、偏頭痛が改善します。

しかし、私たちは毎日ストレスの中で生きているため、 これを完全に取り除くことはできません。

天候も同じです。

特に雨や低気圧が影響して、 血管を膨張させます。

しかし、当然ですが、 天候をコントロールすることは不可能です。

また、偏頭痛は女性に多いのですが、 その理由は女性ホルモンが関係しているからです。

このホルモンの働きによって、 生理周期が決まります。

そして、この周期によって血管が広がる事が、 偏頭痛の原因となるのです。

しかし、やはりこの女性ホルモンも、 取り除くことはできません。

このように、偏頭痛の原因となる、 血管を膨張させる要素はいくつかありますが、 そのほとんどが取り除くことのできないものなのです。

しかし、栄養不足は違います。

血管を膨張させてしまう栄養素があるのですが、 これは毎日の食事を見直す事で改善できるのです。

もちろん、 これも簡単なことではないかもしれません。

仕事が忙しく、 不規則な食生活になることもあると思います。

家事や育児に忙しくて、 便利な冷凍食品やインスタント食品、 スーパーの惣菜を使うこともあるでしょう。

しかし、ストレスや天候、ホルモンに比べれば、 食事を見直す事の方が簡単なのです。

さらに、食事を見直すといっても、 ダイエットのように、 厳しいカロリー制限をするわけではありません。

1日に30種類の食材を取り入れたり、 何十種類もの野菜を食べるといった、 難しいことをする必要もありません。

今までの食生活を大幅に変更するのではなく、 まずは、血管を膨張させてしまう食材を 減らしていけばいいのです。

 

 

 

 

3.要注意!偏頭痛を悪化させる3つの栄養素

偏頭痛の原因は、血管が膨張して、 神経を圧迫することだとお伝えしました。

血管を膨張させる要因はいくつかありますが、 特に、食事には注意が必要です。

今からご紹介するような食べ物は、 血管を膨張させる栄養素を含むため、 偏頭痛を悪化させたり、偏頭痛の原因になります。

偏頭痛を治すためには、 これらの食材を減らすことから始めましょう。

では、どのような食材が、 血管を膨張させて偏頭痛を引き起こすのでしょうか。

 

3-1.チラミン

チラミンという栄養素には、 血管を膨張させる作用があります。

正確には、一時的に血管を強く収縮させ、 その反動で血管が広がるという特徴があります。

これが神経を圧迫し、 偏頭痛の原因となります。

チラミンを多く含む食材には、 次のようなものがあります。

・チョコレート
・ビール
・カジキ
・たらこ
・ピーナッツバター
・燻製(ベーコン、ソーセージ)
・チーズ
・ワイン

普段からよく食べたり、 飲んでいるものはあるでしょうか。

それが偏頭痛の原因になっているかもしれません。

ただ、そうは言っても、 簡単にやめることはできないかも知れません。

例えば、偏頭痛に苦しんでいると、 ストレスも溜まっていると思います。

ストレスを解消するためには、 甘いものが良いと言われたり、 偏頭痛の多くが女性に起きることもあって、ついついチョコレートに手が伸びてしまうと思います。

しかし、チョコレートにはチラミンが含まれているので、 ストレス解消のつもりが、 偏頭痛の原因になっているかもしれないのです。

さらに、チョコレートに含まれる砂糖も、頭痛を引き起こす原因になることがわかっているのです。

もちろん、肥満や糖尿病、 心臓などの病気の原因にもなります。

つまり、ストレスの解消にも、偏頭痛を治すためにもチョコレートは効果がないのです。

また、ビールやワインが好きな人にとっては、 禁酒も難しい問題かもしれません。

そんな時は、偏頭痛が起きた時のことを、 メモに残してみましょう。

すると、飲んだ翌日は偏頭痛が強いとか、 飲まなかった日は調子がよかったなど、 ビールやワインと偏頭痛の関係が視覚化されます。

こうしてビールやワインが偏頭痛に悪影響だと実感できれば、 少しずつでも飲む量や日数を減らすことができます。

その他のチラミンを含む食材も取り過ぎていないか、 一度見直してみましょう。

 

3-2.グルタミン酸ナトリウム

グルタミン酸ナトリウムとは、人工的に作られたうまみ調味料のことです。

昆布や煮干しなどの、 出汁(だし)として使われる食材から、 うまみ成分を抜き出して作っています。

このグルタミン酸ナトリウムも血管を広げる作用があり、 偏頭痛の原因となります。

グルタミン酸ナトリウムは、 次のようなものに多く含まれています。

・インスタント食品
・加工食品
・スナック菓子
・中華料理

買い物をする際には、 食品表示をよくみてみましょう。

「調味料(アミノ酸等)」 このように表示されていれば、 それはグルタミン酸ナトリウムが入っているということです。

忙しい現代人にとっては、 どれも便利で手軽に利用できるものかもしれません。

しかし、これらが偏頭痛の原因かも知れないのです。

まずは、買い物をするときに、 食品表示を確認することから始めましょう。

 

3-3.柑橘類

柑橘類のミカンやオレンジ、 レモンにも血管を膨張させる作用があります。

これらの成分は、 アロマオイルにも利用されていて、 リラックス効果があるとされています。

なぜリラックスできるのかというと、 血管が広がり血行がよくなるからです。

このように、柑橘類に含まれる成分には、 血管を広げる効果もあるため、 偏頭痛にとっては逆効果になることがあります。

ミカンやオレンジを大量に食べることはないかもしれませんし、 季節によって摂取量が変わると思います。

しかし、柑橘類が血管を広げて、 偏頭痛の原因となることは覚えていても損はありません。

以上のような、 偏頭痛の原因となる食材をまとめると、 次のようになります。

栄養素 食材
チラミン チョコレート、ビール、カジキ、たらこ、ピーナッツバター、燻製(ベーコン、ソーセージ)、チーズ、ワイン
グルタミン酸ナトリウム

※「調味料(アミノ酸等)」と表示されている

インスタント食品、加工食品、スナック菓子、中華料理
柑橘類 オレンジ、みかん、レモン

 

 

 

 

4.栄養不足を改善して偏頭痛を克服する3つの栄養素

偏頭痛を治すための食生活の見直しは、 チラミンやうまみ調味料、 柑橘類を減らすことから始めるのがオススメです。

それができたら次のステップとして、 偏頭痛を改善するために必要な栄養素を補ってみましょう。

特に、次のような栄養素が大切です。

マグネシウム
ビタミンB2
トリプトファン

これらの栄養素は血管の膨張を抑えたり、 自律神経や女性ホルモンのバランス整える働きがあります。

もちろん、これらは偏頭痛の改善だけではなく、 私たちが健康で過ごすために必要なものです。

例えば、マグネシウムには、 疲労回復やストレス解消、 血液をサラサラにする働きがあります。

高血圧や脳卒中の予防にもなります。

また、トリプトファンという聞きなれない栄養素は、セロトニンやメラトニンを作るための材料になります。

これらが不足することは、 不眠症やうつ病の原因にもなります。

マグネシウム、ビタミンB2、トリプトファンは、 偏頭痛の改善だけではなく、 私たちの健康を保つためにも重要なものなのです。

ぜひ、毎日の食事に取り入れてみましょう。

買い物をするときに便利なように、 それぞれの栄養素を含む食材をまとめたので、 参考にしてください。

栄養素 栄養素を多く含む食材
マグネシウム 海藻類 あおさ、のり、昆布、わかめ
大豆食品 きな粉、油揚げ、木綿豆腐、納豆
魚介類 干しエビ、さくらえび、かたくちいわし、するめ、あさり
ナッツ類 ごま、カシューナッツ、くるみ
ビタミンB2 肉類 レバー
魚介類 うなぎ、いわし、ぶり、さわら、サバ
海藻類 のり、あおさ、昆布
その他 納豆、卵
トリプトファン 魚介類 カツオ、まぐろ赤身、あじ、いわし
肉類 牛肉、豚肉、鶏肉、レバー
ナッツ類 カシューナッツ、ごま
豆類 あずき、いんげん、大豆、納豆
その他

 

 

 

 

5.まとめ

偏頭痛が起こる原因は、 頭の血管が膨張して、 神経を圧迫する事だと考えられています。

そして、栄養不足や偏った食生活は、 この血管を膨張させてしまい、 偏頭痛を引き起こすことがあるのです。

市販の頭痛薬を飲んでも、 病院へ行っても治らないような偏頭痛は、 栄養不足や偏った食事が原因かも知れません。

例えば、ビールやワイン、 チョコレートやインスタント食品などは、 偏頭痛の原因となります。

これとは逆に、 偏頭痛を改善するために役立つ栄養素もあります。

例えば、肉や卵、 納豆やエビ、ゴマなどがあります。

つまり、血管を膨張させるような食材を避け、 偏頭痛を改善させる食材を選ぶことが重要になります。

今回の記事では、 具体的な栄養素や食材をご紹介したので、 ぜひ参考にしていただき、 偏頭痛を改善するためにご活用ください。

 

 

 


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