偏頭痛は一週間続かない?長引く痛みを解消するステップをご紹介

病気_1492649174

[偏頭痛は一週間続かない?長引く痛みを解消するステップをご紹介]

頭の片側あるいは両側が脈をうつようにズキズキと痛む、
動くことができないほどの痛みがある、
頭痛だけでなく吐き気も起きる
普段気にならない光がまぶしく感じる
普段気にならない音がうるさく感じる
においに敏感になる、
これらは「偏頭痛」の代表的な症状です。

頭痛の悩みを持っている日本人は3000万人いると言われていて、 その中で偏頭痛に悩まされている人は約800万人いると言われています。

偏頭痛は、頭痛だけでなく吐き気が起こったり、 普段の生活で感じる音や光、臭いが気になることもあるので、 強いストレスを感じる要因になりがちです。

そんな偏頭痛ですが、1週間も持続することはなく、 月に1~2回、多い人で週に1~2回ほど発作的に頭痛が起こり、 この痛みは4~72時間続くのが一般的とされています。

もし、1週間以上偏頭痛の症状にお悩みの場合は、 他の頭痛や病気が潜んでいる可能性も否定できません。

そこで、長引く偏頭痛の痛みを解消するために、必要な情報をまとめてみました。

あなたのツラい痛みを解消するために、 今回の記事を参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

1 偏頭痛の原因と症状

ここでは、偏頭痛が起こる2つの原因についてお伝えします。

その他、偏頭痛の特徴的な主な症状と、 偏頭痛が1週間以上続く場合に知っておきたい情報も合わせてご紹介します。

 

1-1 偏頭痛が起こる2つの原因

偏頭痛が起こる原因には、2つの説があると言われています。

それが「頭部の血管が拡張して起こる説」と、 「三叉神経(さんさしんけい)を刺激して起こる説」の2つです。

 

■頭部の血管が拡張して起こる説

私達の脳の血管は「収縮」と「拡張」を繰り返しています。

一旦収縮した血管が拡張する時に、 何らかの理由で一気に拡張した場合に偏頭痛が起こると言われているのです。

例えば、精神的ストレスが誘因となるケースがあり、 責任の重い仕事をやり終えた後や、大きな悩みが解決した後など、 緊張が解けて「ホッ」としたとき、血管が急に拡張することで頭痛が起こるそうです。

これは、ストレスがかかっている時は収縮していた血管が、 緊張が解けてリラックスした時に、 一気に拡張することで偏頭痛が起こると考えられているのです。

上記のほかに、過度のストレスによって脳が刺激されると、 血液の中にある「血小板」から「セロトニン」という、 血管を収縮させる作用を持つ物質が大量に放出されます。

すると、血管の収縮が始まりますよね。

その後、時間が経過するとセロトニンが分解されて排泄されます。

この時に収縮していた血管が、 反動で急激に拡張することで偏頭痛が起こるとも言われています。

つまり、精神的ストレスなどのなんらかの誘引によって、 収縮した血管が急激に拡張することで、 偏頭痛が起こると言われているのが「頭部の血管が拡張して起こる説」というわけです。

 

■三叉神経を刺激して起こる説

三叉神経(さんさしんけい)とは、頭の中で1番大きな神経です。

ここが何らかの原因で刺激を受けると、 「神経ペプチド」という痛みの原因になる物質を放出します。

すると、頭の血管の周囲に炎症が起こり、 血管が拡張してますます三叉神経を刺激されます。

この刺激が大脳に伝わり、 痛みとして認識されて偏頭痛が起こると言われています。

三叉神経が受けている刺激が大脳に伝わる過程で、 視覚や嗅覚、聴覚や吐き気をコントロールする嘔吐中枢に刺激が伝わるため、 光や音、においに敏感になったり、吐き気が強くなったりすると言われています。

どちらの説にもなんらかの誘引があり、
・精神的ストレス
・アルコールの摂取
・空腹
・騒音、強い光、キツイにおい
・天候の変化や気圧の変動
・寝すぎ、寝不足
これらが偏頭痛を起こす誘引と言われています。

詳しく知りたい方は、別記事の 「長引く偏頭痛は生まれつき?薬に頼らず痛みを和らげる4つの方法」の中で、 詳しくご紹介していますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。

 

1-2 偏頭痛の特徴的な症状とは?

では、偏頭痛の特徴的な症状とはどのようなものでしょうか?

冒頭でも少しご紹介しましたが、
・頭の片側または両側が脈打つようにズキズキと痛む
・月に1~2度、多い人で週に1~2度の頻度で発作的に頭痛が起こる
・吐き気が起こったり、酷い時は嘔吐してしまう
・動くと痛みが増す、酷い時は動けなくなる
・普段は気にならない光や音、においが不快に感じる
・一度痛みだすと3日ほど続く
このような症状が偏頭痛の代表的な症状です。

動けなくなるほど痛みが強い、吐き気がする、 普段は気にならないものが不快になるなど、 生活に支障を来してしまうような症状ですよね。

しかし、偏頭痛は長く続いても3日と言われています。

では、なぜ1週間も続くケースがあるのでしょうか?

 

1-3 偏頭痛は1週間続かない?複合型頭痛の可能性について

偏頭痛の痛みが続くのは、長くて3日ぐらいと言われていますが、 中には1週間~2週間続いているという方もおられるそうです。

偏頭痛は症状がツラいものなので、 あまり長く続くと生活で大きなストレスになってしまいますよね。

実は、一般的に頭痛と言われている中には、3つの種類があり、 偏頭痛以外に、
・緊張型頭痛
・群発頭痛
というものがあります。

緊張型頭痛は「慢性的な頭痛の中で1番多い頭痛」であり、 頭の周囲が締め付けられるような鈍い痛みが1週間程続くものです。

群発頭痛は「男性に多く、春先や秋口などある時期に集中して起こる頭痛」で、 目の奥がえぐられるような痛みが特徴と言われています。

そして、緊張型頭痛に関しては、 偏頭痛と同時に起こる可能性がある、と言われているのです。

複合型頭痛は一番やっかいで、2種類の頭痛を合わせ持つ複合型の頭痛です。
中でも近年増加しているのは「偏頭痛及び緊張型頭痛」です。
血管の収縮と拡張という、まったく逆のメカニズムによって起きる痛みが混在して起きます。複合型頭痛は緊張型頭痛の症状がベースにあり、時々偏頭痛が起きます。
頭痛歴が長いと緊張型と片頭痛の症状の見分けがつかなくなってきてしまうそうです。緊張型頭痛は、偏頭痛ほどの痛みはないものの、 頭が締め付けられているような頭の重い状態が起こります。
偏頭痛がストレスから解放されてホッとしたときに起こりやすいのに対して、 緊張型頭痛はストレスにより頭や首を囲む筋肉が過剰に緊張して起こる傾向があるようです。

多くは肩や首筋のこりや眼精疲労を伴います。
一般に、偏頭痛だけの患者さんは頭痛の無いときには頭がすっきりしているのですが、 緊張型頭痛を併発すると、いつも頭が重い状態が続く場合があります。

引用元 頭痛.COM(http://www.cure-now.com/fukugou.html

緊張型頭痛が「血管の収縮」によって痛みが起こるのに対し、 偏頭痛は「血管の拡張」によって痛みが起こります。

もし、上記のような「複合型頭痛」になっているとしたら、 偏頭痛の症状が治まったとしても、 緊張型頭痛の症状があらわれてしまうかもしれないというわけですね。

このため、緊張型頭痛の症状と、偏頭痛の症状の区別がつかずに、「偏頭痛が長く続いている」と勘違いしやすいと言われています。

では、どうすればわかりやすく自分の頭痛を見分けることができるのでしょうか?

次の項目では、複合型頭痛のセルフチェックについてご紹介します。

 

 

 

2 偏頭痛だけじゃないかも?複合型頭痛セルフチェック

まずは、自分の頭痛がどの頭痛にあてはまるのかについて、 チェックしてみましょう。

■複合型頭痛かどうかのチェック
1:歩きや階段の上り下り等、日常的な動作で頭痛がひどくなる事がある
2:頭痛で吐き気がしたり、胃がムカムカする事がある
3:頭痛がすると普段は気にならない光がまぶしく感じる事がある
4:頭痛がすると臭いが嫌だと感じることがある
5:頭痛は後頭部に起きることが多い
6:頭全体が圧迫された様な痛みや、はちまきでギュッと締め付けたような痛みがある
7:薬を飲まなくても頭痛を我慢でき、仕事や家事にほとんど問題ない
8:同じ姿勢をずっと続けていた時に痛みが出やすい
9:頭の片側が痛み、痛む側の目が充血したり涙が出たりする
10:突き刺さるような、えぐられたような激しい痛みがある
11:連日ほぼ同じ時間に頭痛がある
12:頭痛が数週間、集中的に続くことが年に1〜2回ある1〜4が偏頭痛、5〜8が緊張型頭痛、9〜12が群発頭痛になります。
それぞれの中で2つ以上当てはまる人は、90%以上の確率でそのタイプの頭痛の可能性があります。
該当するブロックが2つ以上あった場合は複合型頭痛の可能性があります。

引用元 頭痛予防の対処法!緊張型・片・群発・複合型の判別方法!http://www.youtsutaisaku.com/gaten205.html

いかがでしょうか?

例えば、1と3と6が該当した場合は、 偏頭痛と緊張型頭痛が同時に起こる「複合型頭痛」の可能性が高いというわけですね。

あなたの頭痛の種類がはっきりすれば、最適な対処法がみつかるかもしれません。

上記のセルフチェックをぜひ活用してくださいね。

 

 

 

3 1週間以上続く偏頭痛を解消するステップをご紹介

1週間以上続く偏頭痛は、実は「複合型頭痛」の可能性があるとご紹介しました。

では、複合型頭痛を解消するためにはどうすればいいのでしょうか?

偏頭痛は「血管の拡張」によって症状があらわれるので、 血管を収縮させる対策を取ればいいと言われていますが、 血管が収縮することで緊張型頭痛の症状が強くあらわれてしまうかもしれませんよね。

そのため、まずはあなたの頭痛がどのタイプであるのかを知っておくことが重要と考えられます。

2の項目で紹介したセルフチェックを実際にやってみて、 自分の頭痛がどのタイプなのかを調べてみると良いでしょう。

自分の頭痛のタイプがわかれば、 あとは症状の酷い頭痛に対して適切な対処法をとっていきましょう。

例えば、偏頭痛の症状が強く出ているのであれば、
・光や音の刺激を避けるために、暗く静かな部屋で安静にする
・痛む部分に冷やしたタオルや冷却シートをあてる
・飲酒、喫煙を控える
これらの対処法をオススメします。

緊張型頭痛の症状が強く出ているのであれば、
・軽い運動や入浴、マッサージなどで血行を良くする
・首や肩のこりをほぐすストレッチをやってみる
・眼精疲労から緊張型頭痛が起こる可能性もあるので眼を休める
緊張型頭痛への対処法については、別記事の、 「緊張型頭痛の原因は眼精疲労?そのメカニズムと5つの簡単な対処法」で、 詳しくご紹介していますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。

ここまでのステップをまとめますと、
ステップ1 自分の頭痛のタイプをセルフチェックで知る
ステップ2 自分の頭痛のタイプに応じて対処法を試す
ステップ3 複合型頭痛の場合は症状が強いものを治める対策をとる
このようになりますね。

ただ、頭痛は脳や神経が関わっているので、 可能であれば内科や頭痛外来といった医療機関を受診して、 しっかりした診断をしてもらうことをオススメします。

特に、いつもと違う痛みがある場合は、 「くも膜下出血」や「脳出血」などの生命に関わる病気が潜んでいる可能性も否定できませんので、 早急に医療機関を受診するようにしてください。

以下に、全国の頭痛外来が検索できるホームページを記載しておきます。
頭痛OnLine 医療施設検索 http://www.zutsu-online.jp/search/

 

 

 

4 まとめ

いかがだったでしょうか?

偏頭痛は症状がツラいものなので、 生活に支障を来してしまう可能性もあります。

その症状が長く続いているのであれば、 大きなストレスになってしまいますよね。

偏頭痛は3日ほどで症状が治まると言われていますが、 1週間以上続いているという方もおられるそうです。

その場合は、偏頭痛と緊張型頭痛との「複合型頭痛」の可能性があります。

その時は「自分が複合型頭痛なのか」を知るために、 この記事でご紹介した複合型頭痛のセルフチェックを試してみて下さい。

そして、自分の頭痛のタイプがわかれば、 その頭痛の症状に最適な対処法をとることをオススメします。

例えば、あなたが偏頭痛と緊張型頭痛の複合型頭痛であったとして、 偏頭痛の症状が強く出ている場合は、 偏頭痛へ対処していく方が早く治る可能性があるというわけです。

偏頭痛への対処の過程で、緊張型頭痛の症状が悪化したとしても、 偏頭痛の症状の方が痛みが強いので、苦しさは少なくなると考えられます。

ですから、偏頭痛が長く続いているなと感じた時は、
ステップ1 自分の頭痛のタイプをセルフチェックで知る
ステップ2 自分の頭痛のタイプに応じて対処法を試す
ステップ3 複合型頭痛の場合は症状が強いものに対策を講じる
このステップで自分の頭痛に対処してみてください。

そして、頭痛は脳や神経に関わっているので、 重い病気が潜んでいる可能性も否定できませんので、 見逃さないために、内科や頭痛外来といった医療機関を受診することをオススメします。

あなたの頭痛が少しでも早く治るために、今回の記事がお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 

 

 


あわせて読みたい


長引く偏頭痛は生まれつき?薬に頼らず痛みを和らげる4つの方法

緊張型頭痛の原因は眼精疲労?そのメカニズムと5つの簡単な対処法

偏頭痛は栄養不足が原因?!症状が悪化する食べ物・改善する食べ物

首こりからくる瞼の痙攣に効果的な8つの対処法

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA