お腹が空かないときの原因と5つの対処法

PublicDomainPictures / Pixabay

私たち人間は食べることによって栄養を蓄え、 動き、身体をつくっています。

また、食べることは、家族や仲間と楽しく語る場でもあり、 食べ過ぎや飲み過ぎでお腹が苦しい・・・ なんてこともあるかもしれません。

しかし、時には、 食べ過ぎや飲み過ぎではないのにお腹が空かない、 食べたくないというときがあります。

とは言っても、胃が特別悪いわけでも、 病院で検査をしても異常があるわけではありません。

そんな時のお腹が空かないときの 原因や対処法について考えてみたいと思います。

 

 

 

 

1.お腹が空かない原因

1-1.ストレス

人は悩みや大きなストレスを抱えると、何かを食べたいと言う気持ちがなくなってしまうそうです。

その理由は、ストレスを感じていると、血糖値を上げるホルモンが分泌されやすくなり、 何も食べていない時にも分泌されるようになるからです。

そのため食事をしていないのに、 お腹がいっぱいになり食欲不振になってしまいます。

 

1-2.体質

体質にも影響されるようです。

食べたものをすぐ消化してエネルギーとして消費できる人は、 お腹が空きやすく、ひんぱんに食事をします。

大食いができる人たちは、すぐに食べたものを 消化できる代謝能力が高い人と言えるでしょう。

逆に食べてもエネルギーとして消費に回すより、 身体に貯めこんでしまう体質の人はあまりお腹が空きません。

貯めたエネルギーでしばらくは動けるからです。

 

1-3.腸・内臓の不調

胃腸や大腸・小腸などの消化器官に問題があったり、 腸の動きが悪くなると「食べるのはストップしよう」と腸から脳へ信号が送られるため、 お腹が空かなくなります。また、腸の機能が低下すると、 消化吸収能力も下がり、腸に未消化の食べ物が溜まります。

そのような状態になると、 脳の食欲中枢に食べるのを抑えるようにする信号が送られます。

そのため胃が空っぽでも 一日中お腹が空かないということになってしまいます。

不調の原因は、食べ過ぎや飲みすぎ、 または噛む回数が少なかったり、早食いなどのために、 消化が追いつかない時に起こりやすいようです。

胃での消化に時間がかかり、 いつまでも食物が停滞しているために 感じる不快や違和感を感じるかもしれません。

また、お酒を飲み過ぎて肝機能が低下して、食欲が落ちている場合も考えられます。

 

1-4.不規則な生活

寝起きする時間が不規則で、夜更かしを繰り返したり、 食事を抜いたり、夜中に暴飲暴食したりの生活が続くと、 体のリズムが乱れます。そのため、お腹が空かなくなるとともに、 不眠になったり、免疫力が下がって風邪などの病気にかかりやすくなります。

不規則な生活リズムで自律神経のバランスが乱れてしまうと、 お腹が空く時間もバラバラになってしまいます。

また、運動不足になると、エネルギーが消費されないので、 エネルギー補給の必要性が低下し、お腹が空きにくくなります。

 

1-5.自律神経失調症

自律神経の乱れから起こる症状です。

自律神経は働きにより交感神経と副交感神経とがあります。

この神経は普段は互いにバランスを取って働きますが、 何かの原因でバランスがくずれると、いろいろな障害がおこります。

交換神経の働きが強くなると副交感神経の働きが抑えられます。

胃は副交感神経が動かしているので、 副交感神経の働きが弱くなると、 胃液の分泌が少なくなるため、消化不良を起こします。

その影響を受ける消化器官の活動が低下し、結果として食欲がなくなります。

さらに膨満感という症状もあります。

自律神経の乱れの原因としては、 ストレスや運動不足、不規則な生活など、 生活習慣の乱れとつながっています。

また、体質的に自律神経が乱れやすいのは、 虚弱体質、低血圧、寝起きが悪い、乗り物酔いしやすい、 生理不順などの人に多く見られます。

 

 

 

2.お腹が空かない時の対処法

2-1.胃を休める

お腹が空かないときは、 胃を休めるのが一番の対策になります。

つまりなにも食べないことが一番なのです。

ですから、お腹がすくまで何も食べないようにしましょう。

お腹がすき始めても、 最初はおかゆなどの消化にいいものから食べるようにします。

なるべく消化に良いものを選んで食べることによって、 内蔵に負担をかけないようにすることができます。

こうすることで、消化不良から 食欲不振におちいる流れを断つことができます。

消化に良い食べ物としては、以下のようなものがあります。
・おかゆ
・うどん
・豆腐
・りんご
・バナナ

少し空腹を感じてから、消化のよいものを選んで、よく噛んでゆっくり食べます。

消化のよい食べ物はとして、 上記にあげたもの以外にも果物、野菜、豆などをとるとよいでしょう。

また、反対に消化の悪いものは、 油脂分や砂糖の多い食べ物や肉などですから、 これらのものを控えましょう。

また、カフェイン飲料やアルコールの飲みすぎ、 タバコ、冷たい飲料などは消化を妨げます。

冷たい飲み物や嗜好品の飲みすぎは避けるようにしましょう。

 

2-2.自律神経を整える

自律神経を整えるには、 ウォーキングや階段を使わないように心がけるなど、 軽めで毎日続けることができるものが効果的です。

急に強い運動をすると逆効果になります。

また、自律神経の乱れの元になった生活習慣を改めます。

睡眠、食事などを規則的にすると、 体内時計のリズムが整います。

すると食事時間には消化器官が働き始め、 自然にお腹が空いてきます。

2-3.エネルギーを消費する

軽めで定期的に続ける運動に加え、 エネルギー消費の大きい脳を働かせることも効果的です。

パズルやクロスワード、数独など楽しみながら、 頭をつかうこともおすすめです。

また、他人との会話も頭と呼吸器のエネルギーを消費します。

適度なおしゃべりは抑うつや自律神経にも効果的です。

エネルギーが消費されて血液中の糖質が減ると、 信号が脳に伝わり空腹感が起こります。

 

2-4.食べる時間を変える

腸の機能が弱っている時は、食事時間に無理に食べようとせず、 後へずらしたり、一回食事をとばすのもよいでしょう。

休んでいる間に消化が進み、 受け入れ態勢ができたらお腹が空いてきます。

本来ご飯は、お腹が空いたときに食べるものです。

お腹が空いたから食べるというより、 食事の時間だから食べていることを続けていると、空腹ではない状態で食物が胃に入ってくるため、 胃は過重労働を強いられます。

その結果、胃の体力を超えた負担が、 慢性的にかかってしまうことになります。

空腹を感じない時間帯には無理して食べず、 しばらく様子をみましょう。

 

2-5.香辛料を使う

唐辛子やにんにく、しょうがなどを使うと、 成分が鼻の粘膜や胃腸を刺激します。

そうすると消化器の血流を増やして動きが活発になり、空腹感が出てきます。

カレーに含まれるスパイスは胃腸の働きを活性化してくれるので、 食欲を感じやすくなります。

ただし、辛すぎるカレーは胃に負担をかけますので注意してください。

また、味の薄い食べ物を少し食べ、 そのあとに、味の濃い食べ物を少し食べるということを行うとよいでしょう。

人間の脳は薄い味付けの物を食べたあとに濃い味付けの物を食べると美味しいと感じやすく、 さらに食べようと消化液が分泌されて、 更に食が進むというメカニズムがあるそうです。

 

 

 

3.まとめ

私たちは食べることによって、 栄養を蓄え、動き、身体をつくっています。

しかし、時には、食べ過ぎや飲み過ぎではないのにお腹が空かない、食べたくないというときがあります。

とは言っても、胃が特別悪いわけでも、 病院で検査をしても異常があるわけではありません。

そんな時のお腹が空かないときの 原因や対処法について考えてきました。

お腹の空かない原因は、 ストレス、体質、腸・内臓の不調、不規則な生活、 自律神経失調症などがあります。

まず、お腹が空かない原因は何かを考えてみましょう。

それを突きとめないで時間だからといって無理に食べると、 弱った腸の負担をさらに大きくしてしまいます。

また、お腹が空かない時の対処法としては、 まず胃を休めましょう。

そして、自律神経を整えたり、 エネルギーを消費することを行ったり、食べる時間を変えたり、 食事に香辛料を使うことなどを試してください。

 

 

 

 


あわせて読みたい


今すぐできる!消化不良と腹痛の応急処置と根本原因を解決する方法

ここがポイント!消化不良の時は温かい飲み物を飲むべし!!

「あなたにも潜んでいる?11項目の数値から読み解く肝臓の病気とは?」

市販薬で大丈夫?風邪を短期間で改善する3つの秘訣と長引く理由

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA