後頭部の痛みは眼精疲労から?!薬に頼らない3つの療法を紹介

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長時間パソコン作業をしたり、スマホを眺めていたりすると、 目の奥が痛むことがありませんか?

さらに眼が痛むだけでなく、後頭部にも痛みがありませんか?

これは、「眼精疲労」によって、 後頭部に痛みを引き起こしている可能性が高いと考えられます。

眼精疲労は、眼だけでなく頭痛を引き起こすと言われます。

つまり、あなたが感じている後頭部の痛みは、 「眼」から引き起こされているかもしれません。

頭痛は、様々な原因によって引き起こされると言われているので、 眼精疲労が原因かもしれないとわかれば、 眼をいたわる療法を取り入れると、 改善する可能性が高いと考えられます。

市販の頭痛薬を飲むと、症状は楽になるが、 薬に頼り続けるのは嫌だと言う方もおられるでしょう。

そこで、今回は眼精疲労で後頭部が痛む理由と、 薬に頼らない3つの療法をわかりやすく紹介します。

 

 

 

 

 

1 後頭部の痛みの原因を知ろう

後頭部に痛みがあると、 「何か重い病気かも」と不安になってしまいますよね。

頭痛は、頭全体やこめかみ付近など、様々な場所で起こりますが、 中でも後頭部は、痛みがツラい上に、危険度が高いとも言われています。

安全で適切な対策を取るためには、 まず、何が原因で後頭部の痛みが起こっているのかを、 詳しく知っておく必要があると考えられます。

ここでは、ツラい後頭部の痛みを引き起こす原因を紹介します。

 

1-1 眼精疲労で後頭部が痛くなるのはなぜか

眼精疲労と聞くと、 眼が疲れているとイメージされるのではないでしょうか?

目が疲れている、つまり「疲れ目」と、 「眼精疲労」は似ているようで実は違うものなのです。

わかりやすく説明しますと、
■疲れ目 … 一時的な眼の疲れ、体の各部位に悪影響なし、休息によって解消する
■眼精疲労 … 肩こり、首こり、頭痛など体の各部位に悪影響がある、
休息しても改善しない
このように、眼精疲労は体のあちらこちらに悪影響を与える状態です。

ただの眼の疲れだと思っていたら、それが原因で肩や首がこったり、 頭痛を引き起こしているかもしれないということですね。

眼精疲労になる原因は大きく分けて4つに分類されます。

原因の具体的な内容は、別記事で詳しく紹介しています。

この記事の最後に「合わせて読みたい」として紹介している 「眼精疲労と首の痛みの意外な関係とは?今すぐできる5つの対策を紹介」
をご覧になってみてくださいね。

 

 

1-2 後頭部の痛みの原因は「眼精疲労」からくる「緊張型頭痛」

眼精疲労が起こす頭痛は、 「緊張型頭痛」と「偏頭痛」の2種類と言われています。

一般的に、後頭部の痛みは「緊張型頭痛」によるものと言われています。

緊張型頭痛は、頭痛の中で最も多いタイプであり、 後頭部から首筋にかけて頭の両側に起こりやすく、 肩こりや首こりを伴うことが多いのが特徴です。

緊張型頭痛の原因は、 眼精疲労によって肩や首の筋肉がこわばり、 血流が悪くなって脳に血流が届かない状態になり、 そのせいで脳の血管が収縮するためだと言われています。

では、眼精疲労を改善すれば、後頭部の痛みを抑えることができるのでしょうか?

次の項目で詳しく解説していきます。

 

 

1-3 眼精疲労を改善すれば後頭部の痛みは抑えられる?

眼精疲労がおこる原因の1つに、 「眼に疲労が溜まる」ことが挙げられます。

これは、近視や乱視、老眼などの眼の病気や、 長時間のパソコン作業などによって眼を酷使することで、 眼球内部にある「毛様体筋」が、緊張し続けることで起こると言われています。

体の筋肉が緊張し続けると疲労が溜まるように、 毛様体筋も筋肉なので、 緊張が続くと疲労が溜まるのもうなずけますね。

毛様体筋の緊張をときほぐし、 溜まった疲労物質を取り除いてやれば、 眼精疲労が改善する可能性が高くなると考えられるので、 そのためには「血流を改善すること」が必要です。

眼精疲労も緊張型頭痛も、 血流が悪く、疲労物質が溜まることで起こっていると考えられるので、 まずは血流を改善してみることから始めてみましょう。

 

 

1-4 他にも後頭部に痛みを起こす原因は?

ここで、眼精疲労以外にも後頭部に痛みを起こす原因をご存知でしょうか?

眼精疲労は、後頭部に痛みを起こす原因と考えられますが、もし眼に異常がない、違和感がないのであれば、 別の病気である可能性は否定できません。

後頭部の痛みを起こす可能性があるのは、
・緊張型頭痛
・後頭神経痛
・くも膜下出血
この3つと言われています。

「後頭神経痛」とは、 頭皮の後頭部から頭頂部にかけて、 ズキズキ、キリキリと痛むという症状があります。

原因は、「ストレス」や「姿勢の悪さ」によって、 後頭神経を刺激することが挙げられています。

緊張型頭痛との見分け方は、 後頭神経痛は痛みがある場所を押すと、 酷く痛みを感じるという特徴がありますので、 見分ける際の参考にしてみて下さい。

緊張型頭痛や後頭神経痛は、 命に関わる頭痛ではありませんが、 「くも膜下出血」は非常に重篤な病気ですので、 見極めが必要です。

くも膜下出血は、 死亡率が30%~50%と非常に高いともいわれている恐ろしい病気で、 後頭部や頭全体に、突然バットで殴られたような
強い痛みが起こるという特徴があります。

もし、今までに経験したことがないような強い痛みを後頭部に感じたら、 ただちに医療機関を受診するようにして下さい。

 

 

 

2 後頭部の痛みを根本から改善するために知っておきたいこと

一般的に、頭痛を抑えるには「頭痛薬」に頼るかたが多いと言われています。

頭痛への不安から、頭痛薬を飲用するようになると言われていますが、 頭痛薬の使用し過ぎは逆に頭痛の原因になりかねないのです。

以下のような症状が当てはまる方は、 薬物乱用頭痛(薬剤の使用しすぎによる頭痛)の可能性がありますので、 チェックしてみて下さい。

・月に15日以上頭痛がある。・頭痛薬を月に10日以上飲んでいる。

・朝起きたときから頭痛がする。

・以前はよく効いていた頭痛薬が効かなくなってきた。

・薬をいくら飲んでも頭痛が、以前よりひどくなってきた。

・頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある。

・以前は月に数回、片頭痛が起こっていた。

引用元 ファイザー株式会社(http://www.sukkirin.com/therapy/overuse.html

頭痛への不安が大きくなると、 予防する目的で頭痛薬を服用するようになり、 薬を飲む回数や量が増えていくと考えられています。

これにより、逆に痛みに敏感になり、 頭痛の回数が増え、薬を更に多く飲用するという 悪循環になりかねません。

そして、薬物乱用頭痛が起こってしまうのであれば、 なんのために薬を飲むのかわからなくなってしまいますよね。

頭痛薬、痛みに悩んだ時に役立つと言われていますが、 使用しすぎると逆に頭痛を引き起こす可能性もあるので、 頭痛薬を使用する際は、
・かかりつけの医者に相談する
・用法、用量は正しく守って使用する
・頭痛の予防として市販の頭痛薬を頻繁に使用するのを避ける
以上のことを心がけるようにしてくださいね。

 

 

 

3 後頭部の痛みを改善する薬に頼らない3つの療法

ここでは、薬に頼らずに後頭部の痛みの原因である、 「緊張型頭痛」を改善する3つの療法を紹介します。

この3つの療法は、「血流を改善すること」を目的に選んでみました。

血流を改善することにより、 緊張型頭痛や、原因となる眼精疲労を改善する効果が期待できるので、 ぜひ一度試してみてくださいね。

 

3-1 自宅のお風呂でできる血流を良くする方法

入浴は1日の疲れやストレスを解消するには、 非常に役立つと言われています。

その入浴方法を少し工夫するだけで、 血流改善の効果を高める方法がありますので紹介します。

それが「温冷交代浴」です。

温冷交代浴とは、 「温かいお湯」と「冷たい水」を交互に浴びる入浴法です。

温かいお湯は「血管拡張効果」があり、 冷たい水には「血管収縮効果」があります。

これを交互に浴びることで、 血管の伸縮作用を利用でき、血行促進効果が期待できるというわけです。

ご自宅では湯船とシャワーを利用することで行うことが可能なので、 手軽に実践できるのではないでしょうか。

詳しいやり方を見てみましょう。

交代浴の効果的な入浴方法入浴する前に:必ずコップ1杯の水分補給をしましょう。

手順1:40℃〜42℃のお湯に1〜2分ほどつかる

手順2:10℃〜15℃の冷たい水に1〜2分ほどつかる
(水シャワーの場合は10秒〜30秒ほど浴びる)

手順3:手順1〜2を6〜12分間ほど繰り返す

入浴後は:身体に負担がかかる入浴法のため、 リラックスしてしばらく安静にしましょう

最初は、水風呂がかなり冷たく感じるかもしれませんが、 その場合は無理をせず、温かい湯船に移りましょう。

回数を重ねるうちに、血行もよくなり冷たさが心地よく感じるようになります。

交代浴に慣れないうちは、 手や足だけ冷たい水を浴びる「部分浴」でも効果が感じられます。

引用元 ミナカラ(https://minacolor.com/articles/show/2409

上記の温度は理想の温度ではありますが、 冷たすぎたり、熱すぎたりする場合は、 あなたが心地よく感じる温度ではじめると良いでしょう。

温冷交代浴を行った後は、発汗で体から水分が失われているので、 水分補給をするようにしてください。

温冷交代浴には、
・自律神経を整え「冷え」や「不眠」を防ぐ
・筋肉痛の緩和、疲労回復
・代謝が上がりダイエット効果が期待出来る
このように血流改善以外にもメリットが有ります。

自宅で気軽に行える上に、体の様々な不調に効果が大きいので、 ぜひ一度ためしてみてはいかがでしょうか?

ただし、温冷交代浴は効果が大きい反面、 体への負担も大きくなるので、 無理をしない範囲で行うことがポイントです。

以下に当てはまる方は、温冷交代浴は控えた方が良いと言われています。
・心臓に持病がある
・高血圧である
・熱がある、体調不良である
・薬を継続して服用している
その他、もしも入浴中に頭痛が酷くなるような場合は、 すぐに中断することをオススメします。

くれぐれも無理をしないように、 あなたの体調に合わせて行うようにしてくださいね。

 

 

3-2 簡単エクササイズで眼の筋肉をほぐそう

眼の筋肉や、肩と首の筋肉が緊張を続けると、やがて眼精疲労になり、緊張型頭痛を引き起こしてしまいます。

そこで、筋肉の緊張を簡単にほぐすエクササイズを2つ紹介します。

・毛様体筋のエクササイズ

眼にはピントを調節する「毛様体筋」という筋肉があり、 ここが長時間のパソコン作業などで緊張し続けると、 血流が悪くなり、眼精疲労の原因になりかねません。

毛様体筋をリラックスさせる方法はとても簡単で、 「遠くの目標物を見ること」です。

あなたがパソコン作業やスマホを見ていて 「眼が疲れた」と感じた時に、 今いる場所から、遠くの文字が ギリギリ見える所にあるものを「目標物」として、 1時間に1~2回、数秒間見るようにしてみて下さい。

毛様体筋はピントを調節するために、 近くを見る時は「緊張」して、 遠くを見る時に「緩む」という動きを繰り返します。

パソコンやスマホを見る時間が長いほど、 毛様体筋の緊張が続くので、疲れてしまうというわけですね。

そこで、遠くの目標物を見ることで、 毛様体筋の緊張を緩めるのが、このエクササイズの狙いです。

筋肉は緊張と弛緩を繰り返すと、ポンプのように動き、血流を良くしてくれると言われているので、 毛様体筋を緩めることを意識してやってみて下さい。

・強くまばたきをすることで血流改善

次に、眼の血流を改善する方法は、 「強くまばたきをすること」です。

方法は以下のとおりです。

ステップ1 顔全体をギュッと収縮させるとともに眼をギュッとつむる
ステップ2 顔の緊張を解くようにパッと眼を開く
ステップ3 これをリズミカルに10回繰り返す

眼の周囲には「眼輪筋」という眼を開閉させるための筋肉があります。

眼をギュッとつぶり、パッと開くと、 この眼輪筋が動き、血流が促進されると言われています。

また、まぶたの付近には涙を出す器官もあり、 まばたきを繰り返すことで水分と脂分を補ってくれるので、 ドライアイの予防にも繋がります。

ほんの1分もかからないエクササイズですし、 手が離せない状態でも行うことが可能です。

「毛様体筋のエクササイズ」と「強くまばたきをすること」、 どちらも仕事の合間にパッと行えるので、眼が疲れたと感じた時にやってみてくださいね。

 

 

3-3 ウォーキングで血流を改善しよう

ウォーキングと眼には関係は無いように思われるかもしれません。

ウォーキングは体に良いという話を聞いた事があると思いますが、 その要因は「運動不足」を解消してくれることです。

実は、「運動不足」と「眼精疲労」は、 とても深い関係があると言われているのです。

運動不足と眼精疲労にどのような関係があるのか見てみましょう。

眼精疲労も、実は運動不足に関連して発生する不調の一つです。目に疲れがたまる眼精疲労は、 眼球を動かしている筋肉に疲労物質が溜まってしまう事で発生します。疲労物質は、血液の流れに乗って拡散し、 代謝活動によって再利用される性質があるのですが、 血行不良で血液の流れが滞りやすくなっていると 筋肉に残ったままになってしまうのです。その為、運動不足に陥りがちなデスクワーカーは、 眼精疲労になりやすいのです。引用元 眼精疲労box (http://ganseihiro-box.com/lack-exercise.html

つまり、ウォーキングなどの運動をすることで、運動不足が解消され、血流も良くなり、 筋肉に溜まった疲労物質が拡散するというわけですね。

眼だけでなく、 肩や首に溜まった疲労物質も流すことが出来るので、 緊張型頭痛による後頭部の痛みにも、 効果が期待できると言われています。

ウォーキングをする際のポイントは、 「足だけでなく全身で歩くこと」です。

歩くと、自然と足は動かすことができますが、 上半身は少し意識しないときちんと動かすことができません。

せっかくウォーキングをするのであれば、 全身をしっかり動かして、血流を体の隅々まで行き渡らせたいですよね。

そのためにすることは「腕を振って歩くこと」ですが、 もっと具体的に話すと「肘を後ろに引くこと」です。

肘を後ろに引くと、 全身の中でも筋肉の多い「肩甲骨」がしっかり動きます。

上半身の筋肉を動かしながらウォーキングをすると、 しっかり全身で歩くことが可能になりますね。

早起きしてウォーキングするのも良いですし、 一駅分歩いてみるのも良いでしょう。

毎日の運動は、血流改善効果だけでなく、 体脂肪の減少にも繋がるので、ダイエット効果も期待できます。

あなたの生活に運動することを取り入れてみてくださいね。

 

 

 

4 まとめ

いかがだったでしょうか。

ここまで、 眼精疲労から来る後頭部の痛みについてや、 その症状を薬に頼らずに改善する3つの療法を紹介しました。

後頭部の痛みは、 「眼精疲労」から起こる「緊張型頭痛」が原因である可能性があります。

眼精疲労と緊張型頭痛は、筋肉が過度の負担によって緊張し続け、 血流が悪くなって起こると言われていますので、 「血流を改善すること」を意識してみてはいかがでしょうか。

頭痛薬は痛みを和らげてくれますが、 間違った使用方法では逆に頭痛を起こす原因になりかねません。

そこで、今回紹介した3つの療法、
・ 温冷交代浴
・ 「毛様体エクササイズ」と「強くまばたきをする」
・ 肘を後ろに引いてウォーキング
これらを一度実践してみて下さい。

眼精疲労は眼と体に様々な不調を起こし、緊張型頭痛や偏頭痛の原因としても挙げられています。

眼精疲労になる原因や、 眼精疲労が原因の頭痛については、他にも様々な対策があります。

この下にある「合わせて読みたい記事」の中で、 具体的に対策を紹介していますので、ぜひ御覧ください。

今回の記事であなたの不安が少しでも解消できれば幸いです。

 

 


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