しびれの原因は坐骨神経痛?3分で見分けるセルフチェックをご紹介

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あなたのしびれは次のうちどれでしょうか。

・正座をした時のようなしびれ

・つっぱるような感じ

・チクチクと刺されるような痛み

・腫れているような違和感

・皮膚が一枚分厚くなったような違和感

・触っても熱くないのに熱く感じる

・水が皮膚を伝うような気持ち悪さ

・麻痺したように動きが悪い

もしかしたら、 あなたのしびれは、これに当てはまらないかもしれません。

実は一言でしびれと言っても、 人それぞれ表現の仕方や感じ方が違っています。

人に説明しようとしてもうまく言葉にできない、 説明してもなかなか理解してもらえない事もあります。

しかし、脚がしびれると相談すると、 それは坐骨神経痛が原因だ、という人はたくさんいます。

なぜなら、最近はテレビやメディアの影響もあり、 坐骨神経痛という言葉を、よく耳にするようになったからです。

一般的に坐骨神経痛とは、 脚のしびれや痛みが出ると認識されています。

そのため、脚のしびれと言えば、坐骨神経痛だと思われているのです。

でも、本当にそうなのでしょうか。

実際に、いざ自分の身に起こると、このしびれは、一体なんなのか不安になると思います。

そして、そのしびれを治すためには、 一体どうしたらいいんだろうと焦りも出てきます。

では、そのしびれや不安を解消するためには、 どうしたらいいのでしょうか。

それは、まず原因を見分ける事です。

原因がわかれば、しびれを治す方法が見えてきます。

脚のしびれは、坐骨神経痛だと思われがちですが、 他の原因でしびれることもあります。

例えば、脳梗塞や糖尿病でも脚がしびれます。

つまり、正しく原因を判断しないと、 しびれが治るのまでに、時間がかかるだけではなく、 他の病気を見落としてしまうこともあるのです。

あなたのそのしびれは、 本当に坐骨神経痛なのでしょうか。

そこで今回は、 しびれの原因が坐骨神経痛なのか、 自分で簡単に見分ける方法をご紹介します。

3分でできるセルフチェクなので、ぜひ確認して下さい。

 

 

 

 

 

1.坐骨神経痛のしびれの原因

一般的に坐骨神経痛の原因は、 椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)だと言われます。

では、なぜこれらが原因となり、 しびれが出るのでしょうか。

例えば、肘の内側を何かにぶつけた時の事を想像してみて下さい。

肘から指先までジーンとしびれて、 麻痺したようになると思います。

これは、肘の神経が一時的に圧迫された事が原因です。

神経が圧迫されると、しびれが出るのです。

坐骨神経痛もこれと同じで、 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因となり、 坐骨神経が圧迫されしびれが出ます。

しかし、肘をぶつけた場合には、 その症状は、一時的なものですぐに回復しますが、 坐骨神経痛は違います。

あなたも、坐骨神経痛はなかなか治らないと、 聞いた事があるかもしれません。

実際に整形外科医は、 最低でも3ヶ月の治療期間が必要だと考えています。

その理由は、先ほどの椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が、 慢性的に坐骨神経を圧迫してしまうからです。

 

 

2.坐骨神経痛のしびれをセルフチェック!

あなたの脚のしびれは、一時的なものなのか、それとも慢性的に続いてしまうものなのでしょうか。

どちらの場合でも、しびれを少しでも早く治すためには、 その原因を見分ける事が大切です。

そこで、あなたのしびれの原因が、 坐骨神経痛なのかをセルフチェックしてみましょう。

 

 

2-1.しびれが出る場所を確認

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因の場合には、 坐骨神経痛のしびれが出る場所は決まっています。

肘をぶつけてしびれた時のことを思い出すと、 肘から指先はしびれますが、 肘から上の肩や首がしびれることはありません。

その理由は、それぞれの神経には、 担当する範囲が決められているからです。

坐骨神経痛の場合には、 坐骨神経が担当している範囲にしか、 しびれは出ないということです。

その部位とは下の図のように、 お尻や太もも、スネやふくらはぎから足先です。

この範囲の一部にでもしびれがあれば、 それは坐骨神経痛の可能性があります。

あなたのしびれる場所と一致するでしょうか。

1

(出典   久野木順一(2015)坐骨神経痛.主婦の友社 )

 

 

2-2.しびれが出る動作を確認

しびれの出ている場所だけでは、それが坐骨神経痛だと言うには不十分です。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因の場合には、 姿勢を変えたり運動をすると、 症状が出たり強くなる事があります。

その確認方法は簡単です。

ステップ1:楽な姿勢で立つ

ステップ2:床に手を伸ばすように前かがみになる

ステップ3:ゆっくり体を起こす

ステップ4:腰を反るように体を後ろに倒す

前かがみになった時に、しびれが出たり強くなる場合には、 椎間板ヘルニアが原因となる、坐骨神経痛の可能性があります。

腰を反った時に、しびれが出たり強くなった場合には、 脊柱管狭窄症が原因となる、坐骨神経痛の可能性があります。

もしくは、どちらも症状が出る場合には、 2つが混在している事があります。

 

 

2-3.しびれチェックシート

坐骨神経痛のように神経が圧迫されたり、 傷つくことで生じるしびれや痛みを、 神経障害性疼痛(とうつう)と言います。

以下の問診票にチェックしながら、 あなたのしびれが、坐骨神経によるものなのかみていきましょう。

ステップ1:次の質問に5段階で答える

1.針で刺されたような痛みがある
□非常に強い □強い □ある □少しある □全くない

2.電気が走るような痛みがある
□非常に強い □強い □ある □少しある □全くない

3.焼けるようなひりひりする痛みがある
□非常に強い □強い □ある □少しある □全くない

4.しびれの強い痛みがある
□非常に強い □強い □ある □少しある □全くない

5.衣服が擦れたり、冷風に当たったりするだけで痛みが走る
□非常に強い □強い □ある □少しある □全くない

6.痛みの部位の感覚が低下していたり、逆に過敏になっている
□非常に強い □強い □ある □少しある □全くない

7.痛みの部位の皮膚がむくんだり、赤や赤紫に変色している
□非常に強い □強い □ある □少しある □全くない
(引用元:神経障害性疼痛スクリーニング問診票.神経障害性疼痛スクリーニング研究会)

 

ステップ2:点数化する

以下を参考に、 それぞれの質問の答えを点数化して、合計点を出します。

非常に強い…4点
強い   …3点
ある   …2点
少しある …1点
ない   …0点

 

ステップ3:7点以上は神経のしびれ

合計点が7点以上の場合には、 70%の確率で、神経が原因のしびれと考えられます。

つまり、坐骨神経痛のしびれだという事です。

 

 

2-4.こんな症状はすぐに整形外科へ

すぐに整形外科へ行くべき、注意したい症状があります。

また、脚のしびれと言えば坐骨神経痛だと先入観を持ってしまうと、 別の病気に気づかないこともあります。

もし次のような症状のみられる場合には、 すぐに整形外科を受診して下さい。

・安静にしていても、激しいしびれや痛みがある

・肛門や股の間が、激しくしびれたり痛みがある

・尿がもれる、我慢できない、尿が出ない、便をもらす

・歩いていると動けなくなる程のしびれや痛みが出るが、 しゃがんだり腰を曲げると回復する

また、坐骨神経痛の症状は下半身にしか出ません。

もし上半身や腕にもしびれがある場合には、 別の病気の可能性があります。

特に以下の症状も見られる場合には、 脳梗塞や脳出血などの可能性があります。

・突然、半身の手足の動きが悪くなった

・歩行困難

・ろれつが回らない

・視野に異常が出ている

もし、これらの症状が一時的に起きただけで、 今は回復しているという場合でも、必ず病院を受診して下さい。

その場合は、かかりつけの内科や、 神経内科、脳神経外科のある病院を受診して下さい。

 

 

 

3.整形外科へ行く前に自宅で試したい事

セルフチェックの結果、あなたのしびれが、坐骨神経痛である可能性が出てくると、 すぐにでも整形外科へ行かなくてはいけない、 と思われるかもしれません。

でもその前に、もう一つチェックしていただきたいことがあります。

ここまでお伝えしてきたように、 一般的に言われる坐骨神経痛の原因は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による、 坐骨神経の圧迫だとされています。

しかし、他の原因でしびれが出ることもあります。

その一つが筋肉です。

整形外科を受診すると、 まずレントゲンを撮り骨を確認しますが、 筋肉は見逃されてしまう事があります。

そうなると、しびれが長引くことにもなりかねません。

でも安心して下さい。

筋肉のチェックは、自宅で簡単にご自分でも可能です。

さらに、このチェック方法は、そのまましびれを改善する方法にもなるので、 ぜひ確認して下さい。

具体的な方法は、別記事で詳しくご紹介しています。

今回の記事の最後に、合わせて読みたい記事として、 「短期間で改善!寝るだけで坐骨神経痛を改善する方法」 をご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

 

 

 

4.まとめ

あなたの脚のしびれを治すためには、 まず何が原因なのかを見分ける事が大切です。

脚のしびれと言えば、坐骨神経痛だと言われますが、 実際には別の原因もあります。

それは筋肉の場合もありますし、 もしかしたら脳梗塞や糖尿病が、隠れていたということもあります。

やはり、そのしびれを早く治すためには、 その原因を見分ける事が大切です。

そこで今回は、 あなたのしびれが、坐骨神経痛によるものなのか、 セルフチェックをしていただきました。

あなたの症状には、当てはまったでしょうか。

もしかしたら、「坐骨神経痛だった…どうしよう、治るのかな」と、 心配になってしまったかもしれません。

でも安心して下さい。

原因がはっきりする事は、そのしびれを早く治すための第1歩です。

そして、自宅で簡単にしびれを改善できる方法もあります。

この下にある「あわせて読みたい記事」の中で、 その具体的な方法をご紹介しています。

ぜひこちらも御覧ください。

今回の記事が、 あなたの悩みを少しでも解消できていれば、幸いです。

 


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