なぜこんなに肩が重いのか、つらい肩こりの4つの原因とは

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肩がこっていると、集中力が途切れて、 仕事に集中しにくくなってしまいますよね。

デスクワークだったり、長時間運転をしたりする人は、 特に肩こりで悩んでいる人が多いようです。

どうして、デスクワークや長時間運転することが、 肩こりが起こりやすくなるのでしょうか。

今回は、肩こりが起こる原因、 肩こりの解消法について見ていきたいと思います。

 

 

 

1.肩がこる状態とは

いわゆる「肩がこった」というのは、簡単にいうと、筋肉が緊張している状態のことを指します。

つまり、緊張とは、縮んで固くなっている状態のことになります。

筋肉は、ゴムのように伸びたり縮んだりします。

ですから、「筋肉を使う」というのは、 「筋肉が縮む」ということです。

そして、肩がこった状態というのは、 筋肉がいつも縮んでいて固くなってしまっている、 つまり「緊張」している状態になるのです。

肩がこるときは、筋肉が緊張してしまうのですが、 そのときに主に緊張してしまうのが、 僧帽筋(そうぼうきん)と肩甲挙筋(けんこうきょきん)です。
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僧帽筋(そうぼうきん)は、 人間の背中の一番表層にある筋肉です。

肩と首の間をさわりながら、正面で片手や両手でおもりを持つと、 僧帽筋が動くことを体感することができます。

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肩甲挙筋(けんこうきょきん)は、 肩甲骨と頸椎にある筋肉です。

頸椎、首の上部から、肩甲骨のあたりになります。

この僧帽筋(そうぼうきん)、 肩甲挙筋(けんこうきょきん)に負担がかかると、 緊張してしまい肩がこってしまいます。

人の頭は、ボーリングの球くらいの重さがあります。

それなりの重さのある頭を支えるのは大変です。

頭の重みを身体の中心で支えていると、肩はこりません。

しかし、人の背骨は、 首で前カーブ、 背中で後ろカーブ、 腰でまた前カーブがあります。

頭の位置は、 身体の中心より前に位置するようになっています。

そのときには、中心点から前に重さがずれるため、 頭の重みは前にかかることになります。

また、頭の重さを支えているのは、 首肩の筋肉が縮んで、つまり緊張することによって、 支えていることになります。

このようにバランスを保っている状態が、 長時間続くことによって、筋肉が縮み続けて固くなってしまい、 肩がこってしまうのです。

デスクワークやパソコン作業の多い人は、 頭の位置が、身体の中心からずれてしまった姿勢で、 長時間仕事をしていると、肩がこってしまう理由はここにあります。

長い人だと、 1日8時間以上もこのような姿勢をとっているので、 肩こりもつらくなったり、岩のような硬さにもなってしまうのです。

また、筋肉の伸び縮みが減るため、 血流も悪くなり、ひどいと肩こりから頭痛や眼精疲労と、 痛さや辛さが広がることになります。

 

 

 

 2.肩こりの原因

人間は二足歩行をするために、 もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。

首から肩にかけての筋肉が、姿勢を保つために緊張し、 血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。

肩がこる原因は、 「筋肉疲労」、「血行不良」、「末梢神経の傷」の3つがあげられます。

これらの要因が1つ、または、 いくつか関係しながら肩こりを引き起こしています。

あなたの肩こりの原因はどれでしょうか。

順番に見ていきましょう。

2-1.筋肉疲労

デスクワークや長時間運転をする人、 同じ姿勢を続けていますよね。

そうすると筋肉が疲労して硬くなり、 張りやこりを感じる原因となるのです。

 

 

2-2.血行不良

筋肉が疲れて硬くなると、 血管が圧迫され、血液が上手く流れなくなります。

これが血行不良、栄養成分が筋肉に行き渡らなくなります。

そして痛みを感じる物質が、発生する原因ともなるのです。

 

 

2-3.末梢神経の傷

筋肉が硬くなると、末梢神経を傷つける原因ともなります。

末梢神経を傷、痛みを感じる物質が発生してしまいます。

この痛みを脳が感知すると、 痛みを感じる部分の筋肉を、収縮させてしまうのです。

 

 

2-4.普段の生活習慣

今までのなかで、肩こりの起こる原因サイクルとして、「筋肉が疲れて硬くなる → 硬くなった筋肉が、血行不良を起こしたり、末梢神経を傷つける → こり・しびれ・痛みが出る」 を見てきました。

このような肩こりにつながる生活習慣には、 次のようなものがあります。

・デスクワークを長時間行う

・長時間運転をしている

・足を組むなど、偏った姿勢を続ける

・かばんをいつも同じ肩にかける

・長時間冷房の効いた部屋にいる

・寝転んで本を読む

・猫背である

・テレビを長時間みる

・足に合わない靴を履く

・ハイヒールを長時間履く

 

 

 

3.解消法

つらい肩こりを解消どうしたらよいでしょうか。

解消法を紹介していきます。

3-1.頭の位置を意識する、改善する

頭の位置を正しい位置に保持できるように、 普段から意識しましょう。

胸を張って、頭の位置を体の中心にもってくることを、イメージしましょう。

お腹の奥に力をいれて、腰を支える感じです。

インナーマッスルという筋肉を使います。

このインナーマッスルは、体の軸を支えてくれている筋肉です。

ふだんは、ほとんど使われない筋肉のため、 はじめはキツイかもしれませんが、 意識することにより、インナーマッスルが鍛えられて、
インナーマッスルも少しずつついてきます。

インナーマッスルを鍛えるためには、腹式呼吸やロングブレス、 体幹トレーニングやピラティスなどが有効的です。

腹式呼吸(ふくしきこきゅう)・・・
一般的には、胸郭(肋骨などからなる籠状の骨格)を なるべく動かさずに行う呼吸のことです。

ロングブレス・・・
強く長い呼吸をすることによって、効果的に筋肉量を増やし、 基礎代謝をアップさせることで内臓脂肪を減らして、 リバウンドしにくい美しい身体をつくるメソッドのことです。

体幹トレーニング・・・
広義の骨格筋、体幹に属する筋肉を総称して体幹筋と呼び、 後体幹筋と前体幹筋とに分かれます。
つまり背筋群と腹筋群ということです。
そのため体幹トレーニングでは、 腹筋、背筋を鍛えることになります。

ピラティス・・・
筋力トレーニングとストレッチを組み合わせた運動法のことです。
ヨガに似た、ゆったりとした動きと呼吸法で全身を鍛えます。
このインナーマッスルが弱ってしまうと、 頭の重みを支、前に前に荷重がかかり、 ついには背骨が変形してしまいます。

特に、女性は基礎筋力が低く、 出産でインナーマッスルが緩みがちになるので、 とくに気をつけましょう。

 

 

3-2.肩甲骨を適度に動かす

適度に肩甲骨を動かしましょう。

肩を回したりとか開いたりして、 縮みっぱなしの筋肉を、伸び縮みしてみてください。

肩甲骨を動かすことは、ストレッチ効果があり、血流が促されます。

テニスプレーヤー、水泳選手は、 ふだんから肩甲骨を動かしているので、 肩周りが柔らかく、肩こりにもなりにくいと言われています。

 

 

 

4.まとめ

つらい肩こりの起こる原因、肩こりの解消法について説明してきました。

身体の痛みには原因があります。

肩こりが起こる循環は、次のようなものでした。

長時間の同じ作業で、筋肉が疲労し硬くなる

硬くなった筋肉が血行不良を起こしたり、末梢神経を傷つける

こり・しびれ・痛みが出る

筋肉を収縮させる

筋肉が硬くなる

(筋肉が疲れて硬くなる → 硬くなった筋肉が血行不良と起こしたり、末梢神経を傷つける ・・・と、悪循環が繰り返されます。)

これらの悪循環を解決しないで、とりあえずの対処を行ったとしても、 原因が残ったままなので、 また肩こりが起こってしまうことになってしまうのです。

 

 

 

 


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