むくみが続く原因を病気かチェックする4つのポイント

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むくみは多くの人が経験していることなので、 通常の生活で起きる体の症状と考えがちです。

特に、立ち仕事をしている人や、冷え性の人は、 足のむくみを感じることが多いかもしれません。

むくみは体の代謝が悪くなり、 血流・リンパの流れが悪くなっている状態で、 一般的なものですが、 病気が隠れていることがあります。

病気によるむくみは、心臓・腎臓・肝臓などの病気が関係していることがあり、 病気のサインと言えます。

ですから、むくみが重い場合や、 体のだるさを伴うような場合は、 病気によるものがあるので、注意が必要なことがあります。

病気のむくみは、 急なむくみ、顔・手・全身のむくみ、 片足・片手のむくみ、 体重増加、だるさなどがあります。

このような病気のむくみのサインがでたときには、 早めに病院に行き、診断・検査をすることが大切です。

病気のむくみを見分けるために、 病気のむくみの症状や、 チェック方法について紹介していきます。

 

 

 

1.むくみの原因

むくみは、体の中にある血液や水分、 リンパの流れが悪くなることにより起きます。

人間の体は約60%の水分によって構成されており、 その多くは血液と細胞に蓄えられています。

心臓から送り出される血液、 酸素や栄養成分が含まれており、 体中の細胞に酸素や栄養を体の末端まで届けて、 細胞が活動した後の老廃物や、 炭酸ガスを回収して心臓に戻ります。

リンパも血液と同じように、 細胞の老廃物などを 回収していく働きをしています。

このとき、血液やリンパの流れが良くないと、 老廃物の回収がうまくできず、 水分が細胞に溜まったままになり、 血管の周りの細胞が大きくなっていきます。

この膨らんだ細胞が、 むくみとしてあらわれることになります。

心臓は血液を送り出しているところですから、心臓に近いところは血液が届きやすいのですが、 心臓から遠い所は、血液が届きにくく、
特に足は、心臓から遠く、 足の先に溜まった血液を心臓まで戻すのには、 かなりの力が必要になります。

そのため、足がむくみやすくなってしまいます。

夜になると足がむくむのは、 だんだん重力によって体の水分、 足の方へ溜まっていくからです。

足のむくみ・だるさには、 血流が関係している場合がほとんどです。

健康であれば、睡眠をとることで、 足にたまった水分が回収しやすくなり、 一晩寝れば、朝はむくみが取れています。

朝にむくみが取れていない場合は、注意が必要です。

また、症状が酷くて夜眠れないという方は、 病気が原因になっている場合もあるので、 一度、病院で診てもらうことも重要です。

 

 

 

2.むくみの原因が病気かどうかチェックする

多くのむくみは病気でなく、 血流の流れが悪いことによる原因で起こりますが、 隠れた病気が原因で、むくみになっていることもあります。

むくみの原因が病気かどうかをチェックするには、 むくみの症状や、むくみが出ている場所などで判断します。

2-1.どこにむくみがあるか

むくみは、全身にできるものと、 体の部分的にできるものがあります。

全身のむくみは、 心臓・腎臓・肝臓・内分泌系の病気が、 関係していることが多いようです。

特に注意したいのは、全身のむくみがあり、足でなく顔・手などのむくみがある場合です。

立っていると血液は下半身にたまりやすいため、 足のむくみが起こりやすくなります。

血液が下に溜まりやすいのに、顔や手がむくむときは、何かしらの病気が、 隠れている場合があると考えられるからです。

急に顔・手のむくみが出た場合は、 病院で検査・診察したほうがよいでしょう。

部分的なむくみは、局所性浮腫といわれ、静脈やリンパ管の病気、 血管神経性浮腫、炎症、内分泌系の病気などの 病的浮腫の可能性があります。

体位性浮腫という、 長時間ずっと同じ体勢でいることによる むくみでも含まれます。

病気の場合、全体の約8割が全身のむくみ、 約2割が部分的なむくみと言われています。

 

 

2-2.どんな時にむくむか

むくみは、1日の中でひどくなったり、それほど気にならなくなったりと変動します。

いつむくみが起きるのか、 起きやすいのかを把握しておくことは 病気のむくみかどうかを判断する上で、 大事なポイントとなります。

起床した朝にむくみがある場合は、 病気のむくみが関係している可能性が高くなります。

健康な場合、一晩寝て起きたら、 前日のむくみはなくなっていて、 朝はむくみがありません。

起きて仕事などをしていると、 下半身の血液を上手く戻せず、血流が悪くなり、 下半身にむくみが起きやすくなります。

同じ姿勢でずっといたり、ずっと立っているときは、 むくみの出方が現れやすくなります。

 

 

2-3.むくみが左右対称か非対称か

左右対称にむくみが見られる場合は、 全身性浮腫全般と、 局所性浮腫における体位性浮腫の 可能性が高くなります。

左右非対称にむくみが見られる場合は、 局所性浮腫である静脈やリンパ管の病気、 炎症性などの病気が疑われます。

片側だけに見られる浮腫の場合は、 浮腫が起きている側に、 何らかの病気が存在することが疑われます。

特に、左右対称でなく 1センチ以上の差があるむくみ、見て分かるほどの違いは、 下肢静脈瘤・深部静脈血栓症・リンパ浮腫などの
病気が疑われます。

 

 

2-4.むくんだ時の症状

むくんだ時に、 息切れ・動悸・だるさが伴う時は、 病気の可能性があります。

むくみは一時的な症状であることが多いため、 病気の自覚症状をチェックすることは、 病気の早期発見に繋がります。

心臓が弱いと血液を送るポンプの力が弱くなっており、 下半身の方にむくみが起きやすくなります。

心不全などの心疾患が疑われます。

また、腎臓が弱、 尿を上手く排出、水分が溜まりやすく、 全身のむくみが起きやすくなります。

腎不全、ネフローゼ症候群などの、 腎臓疾患が疑われます。

心臓・腎臓の病気が原因のむくみは、 病気でおきるむくみの約50%を占めています。

むくみは健康な状態で起きるものが多いですが、 いつもと違うむくみを感じたり、 急にむくみが激しくなったりした場合は、念のため病院での検査をすることが、 重大な病気を早期発見するポイントです。

 

 

 

3.むくみをともなう病気

病気になっている臓器や種類によって、 むくみや他の症状が出ます。

むくみの種類と特徴をまとめてみました。

むくみの種類

特徴

心性浮腫

心不全などの心臓の病気が原因で全身のむくみが起きます。寝ていても腰や背中にむくみが出るのが特徴です。呼吸が苦しくなる・動悸などの症状がでることがあります。

腎性浮腫

腎不全などの腎臓の病気が原因で全身のむくみが起きます。だるさや食欲不振・蛋白尿が出ることがあります。

肝性浮腫

肝硬変などの肝臓の病気が原因で全身の浮腫が起きます。腹水の症状が出ます。

甲状腺の病気

甲状腺低下症では顔のむくみ、肌荒れ、貧血などの症状がでます。甲状腺機能亢進・バセドウ病などでもまぶたが腫れるといったむくみ症状がでます。

下肢静脈瘤

足の静脈の弁が機能せず血液が逆流しようとして静脈瘤になります。妊娠後に静脈瘤が出来る女性が多い。無症状の方もいますが、足のだるさ・かゆみなどが出ます。

深部静脈血栓症

足の深い部分の静脈に血栓が出来る病気でエコノミークラス症候群で発生することがあります。出来た血栓が脳や心臓に詰まると危険な状態になるので注意が必要です。

リンパ性浮腫

夕方の足・かかと・手の甲のむくみ、皮膚の硬化などの症状が見られます。

むくみが生じる病気は様々あります。

問題ないケースも多いかもしれませんが、 むくみが出る病気は、 重い病気が隠れていることが多くみられます。

普段と違うむくみを感じたら、 早めに病院に行きましょう。

 

 

 

4.まとめ

むくみは体の代謝が悪、 血流・リンパの流れが悪くなっている状態で、 一般的なものですが、 病気が隠れていることがあります。

病気のむくみを見分けるために、 病気のむくみの症状や、 チェック方法について紹介してきました。

むくみのチェックするには、 場所・いつ起きるか・左右対称・体重増加などを 確認してください。

病気のむくみは、 急なむくみ、顔・手・全身のむくみ、 片足・片手のむくみ、体重増加、 だるさなどがあります。

このような病気のむくみのサインがでたときには、 早めに病院に行き、 診断・検査をすることが大切です。

 

 

 

 


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